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第伍話:転生先で貴族令嬢として美男子に絡らまれる(二度目)前篇

――


「ふんふんふ~ん♪」



 漫画とラノベのラインナップも大分充実してきた。毎日何らかの雑誌やら漫画やらが届くので娯楽には事欠かないし、部屋も滅茶苦茶広いので置き場所にも困らない、まさに夢のヲタクライフよ。


 そんなわけで、私のこの趣味もそろそろ次の段階へと移そうと思い、ある人物を部屋に招待してある。


「はーー、すごいですね、ニホン文明でしたっけ」


 と珍しそうに目を輝かせてみるのはリズエルだ。


「そうよ、知ってる? 私が研究しているニホン文明はね、巨大な空飛ぶ乗り物や馬の何十倍も速く走る乗り物、遠く離れた場所と時間差なしで会話できたりする機械があるのよ」


「す、すごいですね、ほ、ほんとうに、そんな文明があったんですか?」


「まあほとんどの人がその存在を信じていないけどね。そのニホン文明は娯楽にも独自の発達を遂げていて、かつ私が一番興味があるのが娯楽部門。だからこうやって遺物、まあこれは複製品だけど収集しているの」


「はー、お嬢様は博識ですねー」


 と素直に感心するリズエルにちょっぴり良心が痛む。まあいい、次の段階に進むためだ、その為に最初に招待するのはリズエルと決めていたのだ。


「触ってもいいですか?」


「もちろんよ、その為に今日は呼んだのだもの、私の好きなものを知ってほしい、欲を言えば少しでも興味を持ってくれてるのなら嬉しいもの」


「お嬢様……」


 と素直に感動するリズエルに再び良心が痛む、そんな私の思惑をよそに興味深そうに、何冊か手に取りパラパラとめくる。


「どう?」


「えーっと、ニホン言語は読めないので娯楽小説は正直分かりません、けど漫画は戦ったり恋愛したりという展開が分かります」


「そうね、先に読むのなら漫画の方がいいと思うわ。それに漫画の台詞はね、子供でも読めるような文章で設計されているから古代言語入門にもうってつけ、絵も色々個性があって面白いでしょ?」


「確かに、あ、この子可愛い、この人はかっこいいですね」


「…………」


 さて、そろそろか……。


「私のお勧めの漫画もあるんだけど読む?」


「あ、読みたいです! 是非!」


 と私はある漫画を手渡す。


「わあ、カッコいい男の人が一杯出てきて…………」


「…………」


「!!!!」←リズエル


「ニヤリ」


「うちゃおしゅたよう!!!(訳:お嬢様これ!!)」←リズエル


「おうおこうろあしちゃう!!(訳:男の人同士で!!)」←リズエル


 よし、良い具合に言語機能が破壊された。


 そう、リズエルを招いた理由……。


(同類は匂いでわかるのよ! そして好みの傾向もね!!)


 もうお分かりだろう、彼女に手渡したのはBLなのだ。


 かつて「JUNE」や「やおい」なんて呼ばれた時期もあったが、この言葉ですっかりと定着した感があるこの「女性向け男性同性愛作品」という今や一大ブランドとなったジャンル、誰と誰を組み合わせるかはもちろんのこと、一言では語りつくせない程の幅広く楽しまれているジャンルだ。


 んで私の見立ててはリズエルの場合は余りひねらずにオーソドックスに美男子同士の絡みが好物と睨んだが当たったようで何より。


 ちなみに私は枯れ専とは何回も述べているし、趣味が合うに越したことはない。んで自分の好きなジャンル以外は認めない人もいるし、それを否定する気はないが、勿体ないと思うことも事実。つまり私は他カプにも許容よ、布教するためならその程度の魂は売り渡す、安い物よ。


 そう、次の段階、ヲタク趣味は1人で十分に楽しめるけど、やっぱり仲間が欲しいのだ。


 そんな中、無我夢中であっという間に読んだリズエル。


「はあぁ~」


 と少しばかり放心状態のリズエルだったがチラッと物欲しそうな顔で自分を見る。


 ほーん、ほれほれ、何が欲しいのかお姉さんに言ってごらんなさいな。


 と私は、準備しておいたBL同人誌を20冊ほど持つとドサっと机の上に置く。


「やもちょでそははんなめだよ!!(訳:不能、どうやら興奮しているようだ)」


 と言語機能が機能しないまま、全部両手で掴み上げると別に貸すとか言っていないのに、挨拶すらも忘れて部屋を後にしたのであった。


「計画通り……」



――後日・自室



「お嬢様、その、あの……」


「ふっ、所従に頼んで取り寄せてあげる、どのジャンルがいいの?」


「え! その、あの! 全部よかったんですけど一番はジョジョのディオ様と承太郎が良かったです!」


「ほーう、まさに王道ね、私も大好物よ、んでどんな感じの内容がお好み?」


「具体的には! ディオ様とピーーーー(以下女性向け18禁内容の自主規制)」


「分かったわ、それとこの趣味について一つだけ注意をして欲しいことがあるの、それはそういう趣味があることは殿方に知られないようにすること、大っぴらに話をしないようにすることね」


「や、やっぱりそうなんですか? 駄目なんですか?」


「ええ、生理的に無理みたいで拒絶反応を起こす方が多いわ、ただ人によっては会話位は問題なくできるみたいだから、その点はちゃんと距離感を図るように」


「彼氏には……」


「うーーーん、まだ言わない方がいいと思う」


「分かりました、ならお嬢様、その、今日この後、確か予定はないですよね、ですから、その、ごにょごにょ」


「もちろんよ! さあ! 語り合いましょう!」


「はい!!」


 という訳でBL仲間が増えたのでした、よきよき。


 次はラニかなぁ、あの子、胸は薄いけど細くて引き締まっているからコスプレとか凄い映えそう。問題なのはトオシアよね、現実的な子だから少女趣味は余り持っていなさそう、んで理系脳だから戦術と戦略の娯楽なんかいいかも。


 と考えているときだった。


 コンコンとノックがあったかと思うとまさに今どうするかと考えていたトオシアとラニが入ってきた。


「あらどうしたの?」


「お楽しみのところ申し訳ありません、キョウコお嬢様、当主様がお呼びです、私たち侍女全員で来るようにと」


「……ひょっとして、例の勇者の件?」


「はい、勇者ナオドがルカンティナ公国に向かっているという情報は得ていたのですが、本日、入国管理部門から正式に勇者から入国要請があり、これを受理、国賓待遇で迎えるとの通達がありました」


「わかった、細かいことはお父様に聞く、リズエル、趣味の話はまた今度、みんな行くわよ」


「「「はい!」」」


 と侍女たちを連れて当主の部屋に向かった。


(勇者か……)



 自然と表情が厳しくなる。


 勇者。


 意味は世界を救う英雄。


 これが私が転生する前の定義でもそうだったし、この世界でも意味は変わらない。



 だがそれはファンタジーと現実という意味で異なる。



 よく思い出して欲しい、一番最初あの駄天使は私を「誰と間違えて転生させたのか」についてだ、彼はこういったのだ。



 世界を救う勇者と間違えて私を転生させたと。



それは即ち「救う必要のある世界」ということだ。





 私が元いた世界でも毎日どこかで争いはあったし死者も多数出ていた。治安がいいと言われる日本だって他人事じゃない、近代に限っても何回も大きな戦争を経験し、何十万人という死者が出ている。現在だって日本が戦争と無縁と考えるのは平和ボケが過ぎる。


 だが私がいた世界に、世界を救う勇者なんて存在しない、その理由は……。


「おい所従、起きなさい」


 庭で昼寝をしていたロルカムを起こす。


「ふわっ、は、はい、橘さんですか、なんですか?」


「勇者がルカンティナ公国に入国することになったけど、これはアンタの意思?」


「私は少なくとも関与していませんよ」


「じゃあリストさんとかは?」


「それはわかりません」


「転生者に対して天使が指示をすることはあるの?」


「普通にあると思いますよ、担当と転生者と一口に言っても色々な関係がありますから、私と橘さんだってそうじゃないですか」


「なるほど、じゃあ私以外の転生した人物についてどれぐらい知っている?」


「私は知らされていないので分かりません」


「知ることはできる?」


「ある程度は分かりますが、担当者が違うからわかりません」


「…………」


 ロルカムは説明下手やハッタリ下手だから、自然に出たこの口調を考えれば嘘はない。


 だがそれは真実であると同義ではない。


 何故なら情報を統制し、誰にどこまで知らせるかは上司の大事な仕事だからだ。出来ればリストさんあたりに直接確認したいが、やり手な人だから上手くはぐらかされてしまうだろう。


 まあ理由については予想はついているが、その検証のためにはロルカムが仕入れられる情報から繋ぎ合わせていくしかないか。


「どの程度情報を仕入れられる?」


「わかりません」


「わかった、ならアンタが手に入れられるだけの勇者の情報を仕入れて欲しい、その進捗状況は3日ごとにチェックするからね、ちゃんと覚えておきなさい」


「分かりました」


「それと最後の質問、知っている限りでいいから、教えて」


「はい、なんですか?」




「勇者が「異世界から派遣される理由」と「派遣されない理由」についてよ」




 ここでロルカムは初めて目を見開いた。


「(やはりそれは知っているか……)答えられないのなら、リストさんに確認しなさい、いいわね? 貴方がした質問事項を一言一句、リストさんが答えた内容も一言一句ちゃんと正確に報告しなさい」


「はい、その、橘さん」


「なに?」


「勇者のことで、一つだけ私の範囲内で知っていることがあり答えられることがあります」


「へえ、珍しく気が利くじゃない、項目だけを述べて」


「勇者ナオドの現状です」


「よろしい、教えて」


 ロルカムを息を切り、真剣な表情で告げた。



「元の世界では引きこもりだったボクが、異世界転生して無敵の戦闘能力で敵を無双しまくり! しかも女にモテまくってそっちで無双しまくりのハーレムでもう大変! ボクこれからどうなっちゃうの~♪」



「……そうか、その男と私を間違えたことは本当に覚えておけよ、貴重なイケメン枠をお前で一つ潰していることにまず謝れ」




――




 勇者を招いての社交は公国を挙げての社交となった。


 主催者は4大貴族、その当主が勢ぞろいしているのはそれだけで壮観だ。


 今回の社交は招かれている人物は国内の有力者に限定されており、教皇猊下や枢機卿も姿を見せている。


 今ばかりはあの性格ブスも大人しい、私も控えている。ここであの性格ブスともめごとを起こしてしまうと個人間の揉め事ではすまなくなるからだ。


 それはさておき、ここで教皇猊下が壇上に立ち、主役の紹介が始まる。


「この世界に伝わる勇者の伝承、世界に危機に瀕したとき、現れし者。その勇者がナオド・カイ殿です!」


 次の瞬間に沸き起こる万雷の拍手に笑顔で応える勇者。


「勇者が携えしこの聖剣と聖鎧、この世界では精製不可能な技法と材料で作られたものであることが確認されています、そして何より人の理を超えた戦闘能力、救国の英雄です! さあ皆さん、勇者の来国を皆で歓迎しようではありませんか!」


 とその言葉で4大貴族が先陣を切って勇者に話しかけている。


 この後は、席順に勇者への挨拶が始まる。


 ふむ、彼が勇者で、私と一緒の転生者か。


(へぇ、美男子なのね)


 レザがいわゆるチャラホスト系とするのならば、ナオドは気だるげ系の美男子といったところだ。


――「ロルカム、あの勇者が身に着けている剣と鎧はなんなの?」


【本人が希望したと伺っています、本来必要のないものですが、雰囲気は大事とのことですよ。今の教皇の説明のとおりこの世界では精製不可能な素材と技法で作られています】


――「なるほどね、それで神の加護なんて言葉をつければよりありがたみも増す、それともう一つの謎も解けたわ」


【へ? 謎?】


――「ほら、ハーレムはスキルとかいったじゃない」


【言いましたね】


――「つまりこういう事だったんでしょ?」


「平凡な俺が個性的な美少女に囲まれてもう大変♪」BYイケメン


――「つまりハーレムのスキルとか言っていたけど、なるほど、顔にも補正がかかるという事なのね! これで冴えない男に美少女達が夢中という謎が解けたわ!」


【それ凄い失礼! しかも謎がすげー安っぽい!】


――「まあアンタが転生させる能力を持っている時点でさほど高尚なものでもないけど」


【なんか橘さん私に厳しくないですか?】


――「お前私にしたこと忘れてるだろう」


 まあいい、それにしても……。


「ちょっと! 近づかないでよ! 勇者様は私のものなのよ!」

「いつからアンタのものになったのよ! 勇者様は私のものよ!」


 ふむ、成程、何処かで見たようなハーレムラブコメのようにモテているわ。


 だが真面目な話、スキルとなるとちょっと困ったことになったかもしれない。


 私も持っている無敵の戦闘能力、そして勇者が持っているハーレムもまた「チート」ってことを考えると、厄介な問題が出てくる。


 それは侍女達に被害が及びかねないという点だ、その証拠に……。


「ふん! 勇者様は気品のある女性が好きに決まっているじゃない! つまり私よ!」


と性格ブスは早速篭絡され、いや、あの女の場合は天然なのかチートに侵されているのか分かりづらいな。


 まあアレはどうでもいい、まず自分の身の回りを心配しないといけない、一番心配なのはイケメン大好きでとりあえず粉をかけるトオシアなんだけど。


 チラッ。


(゜-゜) ←トオシア


 渇いている! 目が乾いている! これは興味が無いことの証左! いや、まさかこれは! 女子なら誰でも持っている! トオシアの目の付近に見える、見えるぞ!


「男子力スカウターが!!」


※男子力スカウター


 説明しよう! 男子力スカウターとは男を「ルックス、将来性、身長、学歴、収入」でAからEまでランク付けして総合評価で男を診断するスカウターなのだ!


<使用例>


――「総合評価E、男子力5か、ゴミめ」



「あ、あのさ、トオシア、その、いいの?」


「え? あ、はい、それが自分でも不思議なんです、顔は文句なし、それだけじゃなくて凄い魅力を感じるのに、何故か全然心が揺れなくて、こんなことは初めてです」


 すげーなサークルクラッシャー、まあいいか、それならそれでよかった。


 となると心配なのは好みのタイプが分からないラニだ。男嫌いって訳じゃないだろうし、強さはチートとはいえこの世界では本物、しかも美男子。狩猟民族出身とか言っていたから、強い美男子とかがツボかもしれない。


 チラッ。


(゜-゜) ←ラニ


 渇いている! 目が乾いている! これは興味が無いことの証左! いや、まさかこれは! 女子なら誰でも持っている! ラニの目の付近に見える、見えるぞ!


「あ、あのさ、ラニは何も感じないの?」


「え? そうですね、美男子だけではなく魅力も凄い感じるんですけど、そのオーラ以上に「冴えない」オーラがビンビンと、ただ戦闘能力は間違いなく私より上だと思います」


 すげーな狩猟民族、なるほど、本当に冷静で頼りになる。


 となれば一番普通のリズエルなんかが影響を受けやすいだろう、彼氏とうまくいっているみたいだから、スキルに惑わされるのは駄目だ、なんとかしてあげないと。


 チラッ。


(゜-゜) ←リズエル


 渇いている! 目が乾いている! これは興味が無いことの証左! いや、まさかこれは! 女子なら誰でも持っている! リズエルの目の付近に見える、見えるぞ! ってもうええわ!


「あの、リズエルは大丈夫なの?」


「え? ああ、もう、お嬢様は何を言っているんですか、私彼氏がいますから」←穢れの無い笑み


「ぐああぁぁ!!」←ロクな虫が寄ってこない@中身は干物女の30代女子


 すげーな普通女子、本当に我が侍女たちは頼りになるわ。


 その時だった、取り巻きの女たちを「ごめんね、ちょっと話があるから」いなして、私の前に降り立つ。


「もう、どうしてあの女ばっかり!」

「ずるいわ!!」


 とハーレムラブコメのように嫉妬される私。


「キョウコお嬢様、でよろしいですか?」


「はい、初めまして勇者ナオド、お噂はかねがね」


「光栄です、突然すみません、キョウコお嬢様は、ニホン文明にお詳しいと聞きました」


「はい、そのとおりですわ」


「これは偶然ですね、私もニホン文明には興味があり、特に娯楽部門に興味があるのです。同好の士に出会う機会がなかなかなくて、語り合いたいと思っていたんです、出来れば2人きりで如何でしょうか?」


「うーーん、突然2人きりと言われても困りますわ、どうしましょうか、そうだ、お父様、お母様」


 ここで私は自分の両親を呼ぶ。


「どうした愛する娘よ、おお、勇者殿も一緒とは」


「はい、実は勇者ナオド様が、ニホン文明の同好の士であることが分かりましたの」


「おお! これは凄い偶然だな!!」


「私も初めて出会いました、2人で色々と語り合いたいのですが、ナオド殿は、その殿方で」


 とここで言葉を切ってモジモジして父親は心得たりと頷く。


「ふむ、確かに要らぬことを言う輩はいるか、わかった、これも娘と公国のためだ、私がちゃんと話をしておこう」


「はい、私室に入る際も全てリズエル達に同行させますわ」


「うむ、頼んだぞ侍女たち、必ずお前達が傍にいて、我が娘の名誉を守るように、それと」


 ススッ ←侍女達に近づく


「いいな、娘が見込んだお前達なら、私の「守る」の含めた意味もが分かるな? 勇者殿は少しばかり顔がいい、そして強い、故に女性にモテる、まあそれはしょうがないのね。んでルイネも年頃だ、そういったものに惑わされてしまうのはしょうがないことだ、無論否定する気はない、むしろ当然の事だと思う。そこは侍女達も同じ女だからわかるだろうけどな、だけどね、単純にお父さんは納得いかないの! いずれは他の男の物になるにしてもね、我が娘はね、そういう顔とか強さとかで選ぶような女で欲しくないというか、誠意で選んで欲しいというか、わかった! もうぶっちゃけるわ!! あのさ、公爵令嬢の名誉なんかどうでもいいから貞操を守って欲しいのよね!! あ! そうだ! いいことを思いついたぞ! 侍女ではなく我が妻を同行させれば、その怖さに勇者も恐れをなして!」


「貴方」


「ビクッ! もちろん冗談だ、年が近い同士楽しんできなさい(優)」


 と社交場を後にしたのだった。



次回は1週間以内に投稿します。

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