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存在
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「これが、みんなと一緒にいるのは最後だ。今までありがとう。」少年はそう言った。周りにいた仲間達が少年を見た。「おい、それどういうことだよ。」とある竜人が言ったが聞かずに少年は馬に乗って丘から走って降りた。「(この戦いが終わったら僕もこの世界から消えるだろう。)」┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
巨大な西洋の古城の城門の前で剣を右手に持ち紅い闘気を全身に纏った少年と紅い靄に包まれ右手に槍をもつ男と打ち合っていた。鉄とは違う何かの金属のぶつかり合う音が他の戦闘の中で響きわたる。「こんな戦いやめましょう!あなたと戦う理由はありませんっ」と言い、少年は速い剣撃を繰り出すが、全て槍で受け止められた。「ゔぁたしはあのおどこににどいただざねばならぬっ。」男はそう言って少年を薙ぎ払った。「バコンッ!」「アッ、グッ」少年は城門の壁に衝突し地に倒れた。「あの人の所に行くのは僕だ!僕があの人を止めなきゃいけないんだっ!」少年は叫んだ。すると少年の目の前に数枚の白い羽が降ってきた。それを見た瞬間に空から天使が舞い降りてきた。とても綺麗だった。くらい戦闘の中で今ひとつの光があるかのように。「あ、あなたは!?」少年は驚き、舞い降りた天使は微笑んだ。




