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僕が消えた世界-紅き悪魔の少年  作者: シュークリーム爆弾
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僕の物語

1話

その少年は16歳になった。歳があがったからって何も変わらないし、彼の今の人生も変わらない。ぼさぼさの頭も元気のない目も。この少年は普通の人とは違う。共に笑い合える友達もいないし、当たり前のように学校から帰ると両親がいる家がある訳でもない。そして神様がいることも信じたこともない。唯一真っ暗な心を照らしてくれるのは今孤児として住んでいる教会のシスターの ふみ子さんだ。彼女だけはその子供のことを変な目で見ないし、普通に接してくれる。そんなにいつもの日常で16歳になった日の夜、少年の1階の部屋でシスターからもらった一切れのケーキを食べ終わって寝ようとしたとき、2階から叫び声がした。部屋をでると教会の中が燃えており、火が自分の部屋のところまで入って来ようとしていた。慌ててふみ子と神父が降りてきて、神父はすぐさま教会から出ようとしたが、ふみ子は少年の部屋の前の所に来て、外へではなく2階に連れていった。火はもう全体まで広がっていたが、それでも2階へ。「僕達は逃げなくていいの?」不意に思ったことを言った。「今はあなたを連れていかないといけない場所があるの。」この時、少年には恐怖心というものがなく、恐らく死んでも何もないと思っていたのだろう。そしてまだ火が来てなかった屋根裏部屋の前まで来た。「あなたはこの中に入って。大丈夫よ」シスターは悲しそな声で言った、そして「ほんとにごめんね、私はこんなことしか出来なくて」ととうとう泣き出して言った。「ふみ子さんも一緒に行こうよ!火が来ちゃうよ!」ふみ子は少年に1本の短剣を渡して無理やり屋根裏部屋に入れさせた。中はとても静かで火事なんかないような静けさだった。少し時間がたって部屋をでてみた。まだ家は燃えていてが何かがおかしかった。教会は2階建てだったはずなのに今は1階いる。急いで家からでるとそこには知らない街だった。しかもこの街全体が燃えていて、そこには人ではない何か。少し黄色い肌に角、首筋あたりには赤い鱗のような模様があり、尖った耳をして、昔の鎌倉や、江戸時代ら辺に着ていそうな袴を着た人達が逃げてた。それをおかける盗賊のような姿をした同じような人。逃げる子供やそれを担ぐ母親、盗賊に対抗して斬られている男。少年は状況を掴めず周りの人が切られるのをただ呆然と見ていた。すると後ろから「お前もこの街の住民か」と質問して来たにも関わらずすぐに切りつけてきた。僕は慌てて逃げたが体制を崩して倒れしまった。僕が後ろを見た瞬間その盗賊は少年の腹部にその刃を刺した。腹部からも口からも血が出始め、激痛が走り絶叫した。その後少年は気を失おうとしてたのか目の前が赤くなった。少年は笑った。


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