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インターホンとローブの人

 インターホンが鳴る。それと同時に一瞬途轍もない違和感を自分の体に抱いた。

 僕は誰が来たのか確認するためにインターホンの画面を見に行った。すると誰もいない玄関先が映し出されていた。

 いたずらされたのだろうかと考えた僕は玄関に行って靴を履いてからドアを開けてみる。

 

 すると玄関の外に一歩足を踏み出した途端に押していたドアは消えて、目の前の風景は何時もの玄関先ではなく生い茂る木々に変わっていた。

 振り返ってもそこは家の玄関ではなく生い茂る木々の景色が広がるの森の中だった。

 

 僕は森をさ迷い歩いていると、フードを深く被って顔を隠したローブ姿の人が木々の合間から歩いているのが見えた。

 とても怪しい感じがする人だ、何処なのかも分からないこの森の中を行く当てがない僕は木の幹を移動しながら隠れてローブの人を尾行した……。

 

 空はまだ明るい、尾行し初めてから少しの時間が経ったときローブの人は止まった。そして握り拳を水平に上げてパッと開いた。

「ビシプションインビルノーツ……」

 ローブの人が何かをした。それと同時に此方に向かって歩いてくる、僕は怖くなって逃げようとした。

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