表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少年時代  作者: 上元弘章
2/10

1-2

遊び場といえば生まれたときから

ものごころついたときからその妙見堂の寺の中

小さなお寺だ。

いまでもあるだろう。

ただそのオレが少年時代に過ごした家はもうないみたい。

Google mapで見たら更地になってる。

4年ぐらいまえに見たときはまだあったんだけどね。

里帰りする場所がないのだからしない。


幼なじみはあけみちゃんとかいとこの容子よしこ

よく遊んだ。

とくによし子はおれは男ばかりの3人兄弟の真ん中。

だからよしこを妹のように可愛がってどこにいくのもいっしょで

よく遊んだ♪

けんかした記憶がない。

最後に会ったのがおれが19才。

あいつは17才



おまえが17俺19♪

忘れもしないこの川に

ふたりの星のひとかけら

流して泣いた夜もある・・・



あのときあいつはもうむかしみたいにおれに無邪気に話しかけてはこなかった。

直感で悟った。


あいつはもうやっちまったのか?

つまり

女になったと・・・・・




あれ以来会ってもいないし

会いたいとも思わない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ