2、凛
「あ、ほんと?じゃあ私の恋人になってよ」
ん?え?は?恋人ってあの恋人?キスしたり身体の関係もったりするあの?
「あー...いや、流石にそれは...」
いや、流石に無理でしょ!?いきなり何言ってんのこの人!?
「じゃあ友達みんなに言うわ。それでいいってことでしょ?」
「いいわけないでしょ!そもそも名前だって聞いてないし!なんでいきなり恋人なの!」
「たしかにー。じゃあ自己紹介するね。私の名前は山本 凛、二年、一目惚れってやつだよー。はい、じゃあ次は君の番」
「あ、はい。私の名前は神楽坂 春華です。えと、一年です」
流れで自己紹介しちゃったけど、これってもしかして...
「おーけー春華ね。これで名前と学年知れたし晴れて恋人ってわけだ」
ですよねぇぇぇぇぇぇ!!!!こんなテンプレ本でしか見たことないってぇぇ!
「じゃなくて!無理です!」
「でも、春華がなんでもするって言ったんだよ?それとも言いふらして欲しいの?」
うぐ...た、確かに私は言ってしまった。仕方ない、腹を括ろう。
「わ、わかりました。あなたのこ、恋人になります」
く、言ってしまった。
「おー、やったー。じゃあまた明日、屋上で待ってるねー」
そう言うと彼女、凛さんは行ってしまった。
「あー疲れたー」
私は家に着くなりベッドにダイブした。
あの後、私はしばらくぽけっと立ち尽くしていて、ちょっと、ほんとにちょっと整理されて余裕が出来た時、
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」
と叫んで下の人達に思ってる以上に聞こえることを思いだし、いそいそと帰って来たのだ。
それでもちゃんとやるべきことはやるのだから私は偉い。ご飯を食べている時にお母さんになんかあった?とは聞かれたが。
ベッドに潜りながらスマホをいじる。時間はまだ夜の10時だ。ちなみに私は基本的に夜の12時位に寝る。勉強でもしようかと思ったけど手につかない。全部あの人のせいだ。明日は何が起こるんだろうか。女性同士の恋人って何すんだろ。とか、考えてる内に眠くなってきた。あんな事があったんだ、疲れていて当たり前だ。
「おやすみなさい」
誰に言うでもなくそう言って私は眠った。
一言でもいいので感想を書いていただけると泣いて喜びます。処女作です。いたらぬところや意味不なところが多いと思います。それも含めて楽しんで貰えたら幸いです。




