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おばさんクエスト~あるあるだらけの冒険記~  作者: ぱんちゅう
第三章 帰郷するおばさん編
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あるある082 「自己流で戦いがち」

ツインヘッドシャークが出没する海域は港から北へ100㎞のポイント。

ちょうどそこは航路が集まる海域で多くの目撃情報が上がっていた。

北へ向かう航路はマーネック王国行き、ロコゴンドル王国行き、ハーベイ王国行き、エジピア王国行きとがある。

セレスティア王国を含め北に広がるこれらの諸島はガナック地方と呼ばれている。


シーボルトは船首に立ち、望遠鏡を覗きながら特殊能力を発動させて潮の目を探す。


「どうだ、シーボルト。潮の目は見えたか?」

「ああ、見えている。だが、ここの潮の目は激しいな。強い海流が交差しているからすぐに潮の目が変わる。トローリングするにもポイントが定まらないんじゃ難しいな」

「そうか……」


俺はがっくりと肩を落とし項垂れる。


「そんなにしょ気るな。まあ、やれるだけやってみるさ。マシュー、釣りの用意をしてくれ」

「はい、船長!」


マシューは操舵室を出て船尾に向かう。

船尾に取り付けられてあるのは巨大なリール。

自動巻き取り式で1.5tまでの負荷に耐えられる。

モンスター用に改良した特注品だ。

エサになるマグロは生きたままの状態にしてある。

その方がツインヘッドシャークも寄って来るのだ。

後は疑似餌を撒きながらトローリングすればOKだ。


「船長、準備が整いました」

「よし、マシュー。投入だ」

「行きますよー!」


マシューはマグロを海に放り投げる。

すると、ぐんぐんと釣り糸が引っ張られて行った。

マグロの回遊ポイントも水深100メートルあたりなのでちょうど良い。

あとは疑似餌を撒いてツインヘッドシャークを誘い込めばOKだ。


「ここからは根比べだ」

「どのくらいかかりそうだ?」

「さあな。ツインヘッドシャークが腹を空かせていればすぐにでもかかるよ」

「なら、私達は作戦の最終確認をしておこう」


マリーナが主導権を握り、作戦を書いた紙を広げる。

紙には以下のように作戦が書かれていた。

まずはプランA。

ツインヘッドシャークが海面上に上がって来たら横に並んで泳ぎながら近づく。

そしてツインヘッドシャークの鰓を目掛けて剣を突き刺して仕留める。


これで仕留められなかったらプランBに移行する。

ツインヘッドシャークの腹側へ回り込んでから腹に剣を突き立て仕留める方法。

腹は背に比べて皮が柔らかいので剣でも十分に刺さるらしい。


これで仕留められなかったら最終プランCへ移行する。

ツインヘッドシャークの横鰭を削ぎ落して泳げなくする方法。

この場合はツインヘッドシャークにより近づくので危険が伴う。

だから、十分に疲れさせてからでないと出来ない方法だ。


以上がマリーナが立てた作戦だ。

聞くだけならなんとなく出来そうな気がするが実際は相当難しいだろう。

なにせ自由の効かない海中で一連の作業を行わなければならないのだから。


「作戦はわかったが本当にうまく行くのか?」

「これはあくまで机上で立てた作戦だ。実際は多少の修正も必要になるだろう」

「随分といい加減な作戦だな。そんな作戦でうまく行く訳ないだろう」

「なら、お前はどんな作戦を考えているんだ?」

「そもそも作戦なんてのは必要でないんだよ。敵が現れたら剣を向ける。それが私のやり方だ」


どんなやり方なんだよ。

それじゃあ馬鹿のひとつ覚えじゃないか。

頭の悪いエレには高度な作戦を理解できないのだろう。

この作戦はエレン外しで考えていた方がいいな。

邪魔だけはするなと言い聞かせておかなければ。


「エレン。俺達の邪魔だけはするなよ」

「邪魔とは何だ。私は私の戦い方で仕留めるだけだ」


それが邪魔なんだよ。

わかっているのかコイツは。

こういう神経の図太さもおばさんの特徴だ。

エレンは悪びれた素振りも見せずに開き直っている。

すると、マリーナが俺の肩に手を置いて呟いた。


「こう言うタイプには何を行っても無駄だ。私達は私達でツインヘッドシャークを仕留めればいい」

「そうだな。エレンには自由にやらせよう」


一度、痛い目を見ないと何を言っても無駄だろう。

失敗をしたところで反省するとも限らないけど。

なにせおばさんの学習能力は低いからな。

待てが出来ずにエサに食らいつく犬のようにおバカなのだ。

まだ、待てが出来るトイプーの方が頭がいい。

トイプーは希に見ぬ賢い犬だ。

エサを目の前にしてもちゃんと待っていられるし、粗相もしない。

他人を見ても無闇に吠えないけれど、ちゃんと番犬としても役立っている。

それもこれも躾けた俺の功績と言っても過言でない。

やっぱり犬は従順な方がいいからな。


すると、船が大きく横に揺れた。


「うわぁっ!」

「大丈夫か、カイト?」


勢いで俺は尻もちをついてしまう。


「運転が荒いな」

「急に潮の目が変わったんだ。しばらく続きそうだからしっかりと捕まっていてくれ」

「これで本当に釣りなんて出来るのかよ」

「文句を言ってもはじまらない。ここはシーボルトに任せよう」


俺とマリーナは船尾に向かい釣りの具合を確かめに行く。

釣り糸は後方100メートルあたりに沈んでいて、しきりにマシューが疑似餌を撒いている。

疑似餌はマグロをぶつ切りにした切り身と大量の血だ。

ツインヘッドシャークは匂いを嗅ぎ分けて獲物を探すため血が一番効果的。

一方で視力は低いのでほとんど見えていないらしい。

その代りイルカのように鼻先から超音波を出して獲物を捕捉している。


「マシュー。アタリはあったか?」

「今のところありませんね」

「そうか。長い戦いになりそうだな」

「ここは僕が見ていますんで、皆さんは船室で休んでいてください」

「そうさせてもらうよ。行こう、カイト」


後ろ髪引かれる思いもあったが俺とマリーナは船室に戻った。

体を休めておくことも作戦のうちだ。

いざ戦いになった時に疲れていたら勝てるものも勝てなくなる。

とりわけ海中戦は体力の消耗が激しいから体力を温存させておくことがセオリーなのだ。

そう言っている傍からエレンはひとり酒を煽っていた。


「おい、エレン。戦いを前に飲む奴があるか」

「これは景気づけの酒だ」


ただ飲みたいだけだろう。

このところエレンの酒への依存が高くなったような気がする。

借金もなくなったし、レオナルドのツケで何でも出来るから甘えているようだ。

このままこれが習慣にでもなってしまえば後が怖い。

アルコール中毒になって酒を離せないようになってしまうかもしれない。

そうなったら冒険どころではないな。

酒を断たせるため更生をしなければならなくなる。

また、法名寺でパク和尚の修行をさせる必要がありそうだ。


「自由な奴だな」

「一般常識がない大馬鹿者だよ」

「ハハハ。まあ、戦いを前にして臆していないところは買えるけどな」


エレンは大馬鹿者だが根性だけは座っている。

たとえ強敵を目の前にしても恐怖を覚えることはないだろう。

そんな部分は見習いたいところだがエレンのようになってしまったらと思うと怖い。

俺は俺のやり方で戦った方が俺に合っているんだ。

エレンをお手本にしても、その境地には辿り着けないだろう。

なにせ相手はおばさんなのだから。


俺達は談笑しながらアタリが来るまで待った。





それからどれくらい経っただろうか。

船室のベッドで横になっているとマシューの叫び声が聞こえて来た。


「船長!アタリが来ました!今、エサをつついているところです!」

「よし、マシュー。泳がせろ!」

「了解しました!」


マシューは疑似餌を撒きながらツインヘッドシャークが食いつくまで待つ。

それに合わせるようにシーボルトは船のスピードを緩めて航行しはじめた。


「おい、カイト!ツインヘッドシャークが来たぞ!」


シーボルトの呼び声ですっかりと目を覚ます、俺達。

慌ててベッドから飛び起きて船尾に向かった。


「あっ、カイトさん。アタリが来ました」

「食いついたのか?」

「まだ、様子を探っているところです」

「ここが肝心だな。私達も手伝おう」


マリーナはマシューを手助けしながら疑似餌を撒きはじめる。

ここで逃してしまえば次はいつになるのかわからない。

何としてでもツインヘッドシャークに食いついてもらわなければ。

俺もやることを探してみるが思いつくことが何もない。

釣りははじめてだから勝手がわからないのだ。

すると、シーボルトが俺達に指示を出した。


「マシュー。リールを少し撒いて様子を見ろ!」

「了解しました!カイトさん、変わってください」

「お、おう」


俺はマシューに変わって疑似餌を撒きはじめる。

指示通りにリールを巻いて様子を探る、マシュー。

その目は真剣そのものだ。

この調整具合でアタリかハズレか分かれるところだけに慎重なのだろう。

リールを少しづつ巻いて行くと急にガクンと止まった。


「来た!船長、ツインヘッドシャークが食らいついたようです!」

「よくやった!それじゃあリールを緩めて泳がせるんだ!」


マシューはリールのストッパーを外して釣り糸を緩める。

すると、釣り糸はぐんぐんと海中へと沈んで行った。

それに合わせるようにシーボルトは船を停止させる。


「ここからが本当の戦いだ。気を緩めるなよ」


ツインヘッドシャークが食いついたからと言っても、それで終わりではない。

やり方を間違えるとバラシてしまう恐れがあるため慎重な捌き方が必要だ。

シーボルトは船尾にやって来ると釣り糸の様子を確かめる。

釣り糸はぐんと張り詰めていて限界ギリギリまで引っ張られている状態だ。

これ以上、無暗に力をかけると切れてしまう恐れがある。

なのでリールは巻かずにそのままの状態を維持した。


それから20分ぐらい泳がせただろうか。

釣り糸の張り具合が少し弱まったところを見て、シーボルトがゆっくりリールを巻きはじめた。

ツインヘッドシャークも海中で抵抗しているようでリールの撒くスピードが遅くなる。

押し合い引き合いを繰り返しながらリールを少しずつ巻いて行った。


「あと少しだ」


船尾から海を覗き込むと銀色の魚影が遥か下にチラつく。

その大きさから見ても全長が5メートルほどあることが見てとれた。

その上、頭が並ぶように二つ着いている。

ツインヘッドシャークなのだからあたり前なのだが、恐怖は覚えた。

あれに食らいつかれたら間違いなく死ぬだろう。

ずたずたに食いちぎられて海の藻屑と化してしまうのがオチだ。


「本当に大丈夫なんだろうな」

「怖気づいたのか?」

「そう言う訳じゃないけれど、あの姿を見たらな……」

「カイトはビビりだな。あんな奴、私が一刀両断にしてやるよ」


エレンは俺の肩を叩きながら大口を叩いた。

その元気がどこまで通じるのか見物だ。

恐らくエレンは失敗するだろう。

それはこれまでの海中戦を見て来てもわかる。

お化けイソギンチャクの時もたまたま必殺技を編み出したから討伐出来たようなものだ。

今回もまた、同じようになる訳がない。

そんな都合のよいシナリオなどないのだ。


「よし、姿が見えたぞ!」


ツインヘッドシャークは大きく飛び跳ねて海面上に姿を現す。

すると、シーボルトがリールを固定して巻くのを止めた。


「準備は出来たぞ。さっさと仕留めてくれ」

「ようやく私の出番か。お前達、目をかっぽじって開いて私の雄姿を焼き付けろ」


エレンは船の縁に仁王立ちすると大剣を掲げる。

そして後ろを振り返ってニコリと笑うと海へ向かって高く飛び上がった。


「本当に一刀両断にするんじゃないだろうな」


眼下にいるのはツインヘッドシャーク。

それに向かって大剣を勢いよく振り下ろす。

エレンの大剣はツインヘッドシャークの背中に命中する。

しかし、分厚い皮に阻まれて弾き返された。

エレンはそのまま海の中に飛び込む。

そして海面上に顔を出すと悔しそうな表情を浮かべていた。


「やっぱりダメじゃないか」

「これはほんのお遊びだ。これからが本当の戦いだ」


そう言ってエレンは大剣を鞘に戻すと抜刀の構えをとる。

また、馬鹿の一つ覚えだ。

お化けイソギンチャクに使った『水風刃』を使うようだ。

お化けイソギンチャクに効いたからと言ってそれがツインヘッドシャークに効くとも限らない。

それにツインヘッドシャークは常に動いているのだ。

まともに当たるかもわからない。

そんな計算もすることなくエレンは『水風刃』を放った。


(これで終わりだ!)


エレンの大剣に水圧がかかると水の刃が姿を現す。

それは大剣を振り払う勢いと相まって海を裂きながらツインヘッドシャークに向かって行った。

しかし、ツインヘッドシャークは素早く身を翻して『水風刃』をかわす。

そしてエレンを目掛けて突進して来た。


(やらせるかよ!)


エレンは大剣を立ててツインヘッドシャークの攻撃を受け止める。

海の中じゃ思うように体を動かせないようだ。

今もツインヘッドシャークの攻撃をかわすことが精一杯のようでされるがままになっていた。


「選手交代だな」

「おい、エレン。海から上がれ。後は俺達がやる!」

「まだだ。まだ終わっていない!」

「強がるのはよせ。お前の負けだ」


ここでエレンに粘られても時間の無駄だ。

俺はエレンを強制退去させると準備に取りかかった。

エレンは酸素生成器を使うことなく海に飛び込んだのが間違いだ。

いくら海面上に近いからといって海中戦では酸素生成器は欠くことが出来ない。

呼吸をするためにいちいち海面上に上がっていたら作戦の続行に支障を来すだけだからな。

それにそもそも作戦もなく飛び込んだのがいけない。

マリーナの言う通り海中戦では作戦がモノを言うようだから。

俺とマリーナは船の縁に立ちお互いに目配せをして確認する。


「カイト、準備はいいな?」

「もちろんだ」

「まずはプランAから行くぞ」

「おう」


俺とマリーナは海に飛び込んでツインヘッドシャークを左右に位置どる。

しかし、ツインヘッドシャークは素早く泳いでいるので中々捕捉出来ない。

すると、マリーナが手でジェスチャーを交えてサインを送って来た。

マリーナの指示はツインヘッドシャークの背びれに捕まると言うもの。

背びれに捕まれば逃れられることもないし鰓を狙いやすい。

俺とマリーナはツインヘッドシャークの前方に位置取り待ち構える。


「ここが肝心どころだな」


シーボルトは船の上から戦況を見守りながら呟いた。

ツインヘッドシャークは俺達に向かって突進して来る。

それを寸のところでかわしてツインヘッドシャークの背鰭に捕まる。

ツインヘッドシャークは背中に違和感を感じながら振り落とすように泳ぎ回る。

しかし、俺達はしっかりと背鰭に捕まり離さなかった。


「やったぞ」

「後は仕留めるだけですね。うまく行くでしょうか?」

「失敗するのがオチだよ」


エレンは負け惜しみで悪態をつく。

まるで作戦が失敗すればいいと思っているような口ぶりだ。

そんなエレンの思いとは裏腹に俺達はプランAの実行に移る。

マリーナは俺に目配せをすると鰭の先に槍をあてる。

それに習うように俺も小剣を鰭にあてた。

そしてタイミングよく力を込めて鰭を一突きにする。

すると、ツインヘッドシャークは痛みを振り払うかのように暴れ回りはじめた。

傷口からは大量の血が溢れて来る。

ものの2、3分のうちに辺りの海水は真っ赤に濁っていた。


「これは効いたな。ツインヘッドシャークの動きが鈍くなったぞ」

「でも、まだ抵抗していますね」


次いで俺達はすみやかにプランBへ移行する。

武器を引き抜いてツインヘッドシャークの下へ潜り込む。

ツインヘッドシャークを下から見ると腹が白くなっていることがわかる。

マリーナ曰く、その部分の皮は薄くなっているので狙い目だと言う。

後はタイミングよく腹に剣を突き立てるだけだ。


先ほどと同じようにツインヘッドシャークの進行方向へ回り込む。

マリーナがおとりになりツインヘッドシャークの注意を惹きつける。

その隙に俺が小剣を突き立てて仕留めると言う手はずだ。

これは俺次第で勝ちか負けか分かれる。

それだけに集中して取り組まなければならない。


マリーナは俺にサインを送って来るとツインヘッドシャークの前に回り込む。

そして激しく海水を叩きながらツインヘッドシャークの注意を惹きつけた。

ツインヘッドシャークはマリーナに目がけて突進をして来る。

すぐさまマリーナは槍を縦にしてツインヘッドシャークの攻撃を受け止める。

ツインヘッドシャークの動きが止まったところで俺の出番だ。

急浮上しながら小剣を構えて勢いよく突きさす。

すると、小剣はツインヘッドシャークの腹の中へ吸い込まれて行った。


(手応えあった!)


傷口からは大量の血が溢れ出して来る。

ツインヘッドシャークは痛みを振り払うように暴れ回る。

追い打ちをかけるようにマリーナが槍を突き立てた。

マリーナの槍はツインヘッドシャークの心臓を貫く。

しかし、ツインヘッドシャークは魔石に変わることなくもがいていた。


(どう言うことだ?やったんじゃないのか?)


驚いている俺をなだめるようにマリーナが浮上の指示を出す。

俺は素直にしたがい海面上に浮上した。


「マリーナ。仕留めたんじゃないのか?」

「心臓は貫いた。後は時間の問題だ」


そうは言うがツインヘッドシャークは暴れ回っている。

このままプランCに移行した方がいいんじゃないのか。

そう判断する俺だったがマリーナは引き上げることにした。


海水はすっかりツインヘッドシャークの血で染まり赤くなっている。

それを掻き乱すかのようにツインヘッドシャークが暴れていた。

しかし、それもすぐに落ち着く。

力が尽きたようで急に大人しくなったのだ。


「よし、マシュー!引き上げるぞ!」

「了解しました!」


シーボルトはリールのスイッチを入れてリールを巻きあげる。

すると、今度は抵抗することもなくツインヘッドシャークが引き上げられて行く。

どのくらいの重さがあるのだろうか。

ツインヘッドシャークの重みで船が傾いていた。


「これは大物だな。高く売れるぞ」

「しかし、これだけ苦労して銅貨5枚だなんて割に合わないな」

「これはあくまで海中戦の経験を積むためのものなんだ。贅沢は言うな」


まあ、それはそうだな。

報酬目当てならばお化けイソギンチャクを狩っていた方が稼げる。

しかし、それだけしていてもレベルはアップ出来ないからな。

報酬をとるか、経験をとるかで選ぶモンスターも変わって来る。

おかげで貴重な海中戦を経験することが出来た。

これもそれもマリーナのおかげであることは他ならない。

後は経験を重ねてレベルアップを目指すのだ。


「よし、セレスティア王国へ戻ろう!」


俺達はツインヘッドシャークを引き上げてセレスティア王都へ戻った。


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