あるある073 「災難に見舞われがち」
「うおっ!うおおおおっ!」
何かの揺れで目を覚ますと船が大きく傾いていた。
窓から外を見やると荒波が船腹にあたり激しい飛沫を上げる。
俺達が眠っている間に天気が一変して嵐に巻き込まれたようだ。
俺はもつれる足を前に進めながら操舵室へ急ぐ。
「おい、シーボルト。これはどう言うことだ?」
「どうもこうもない。嵐だ。海の天気は変わりやすいからな」
「なら早く逃げないと」
「そのつもりだ。碇を上げるからカイトも手伝ってくれ」
俺とシーボルトは船に捕まりながら甲板に出ると碇を上げる機械のスイッチを入れた。
機械はガクンと音を立てながら碇を巻き上げて行く。
俺達は殴りつけるような雨と風の中で碇が巻き上がるまで待った。
「彼女達は大丈夫か?」
「わからないが、たぶん大丈夫だろう」
起きてから操舵室へ直行したのでエレン達のことはわからない。
けれど、外に出た様子もないから今頃、船室で丸くなっているのだろう。
「碇はこれでいい。よし、カイト。出発するぞ」
「わかった!」
シーボルトは操舵室へ戻り、船のエンジンをかける。
そして舵を大きく回すと船を船を出発させた。
航路は北曲がりで大きく迂回するルートを辿る。
風の流れは東から来ているので北へ抜ける航路だと最短で切り抜けられるらしい。
俺は操舵をシーボルトに任せてエレン達のいる船室へ向かった。
「おい。お前ら大丈夫か?」
「ウエー。気持ち悪い……。カイト、何とかしてくれ」
エレンは激しく嗚咽しながらベッドの柱に捕まっている。
顔はすっかり青ざめて生気の抜けたような顔をしていた。
大酒飲みが船酔いになるなんて皮肉なものだ。
どうせ酔うなら酒だけにしてもらいたい。
「セリーヌは大丈夫か?」
「私は大丈夫です」
「トイプーは?」
「ワン!ワン!」
「お前も大丈夫か」
どうやら三半規管が弱いのはエレンだけのようだ。
今もエレンは頻りに嗚咽をしながら死にそうな顔をしている。
「船は出発した。後はシーボルトに任せよう。嵐から切り抜けるまでこのままの状態が続くからセリーヌはエレンの介抱をしてやってくれ」
「わかりましたわ。エレンさん、飲み薬があります。船酔いにも効くはずですわ」
セリーヌはバッグから飲み薬を取り出してエレンに飲ませた。
セリーヌの飲ませた飲み薬は頭痛に効く薬のひとつ。
何かあった時用のためセリーヌが用意しておいてものだ。
こう言うしっかりしたところがセリーヌの良い所。
気が利くと言うか用意周到と言うか。
仲間にするには十分ぐらい気が利く。
出来る女って奴だ。
それに対してエレンの奴と来たら気が利かないわ、自分勝手だわでセリーヌと対照的だ。
体だけは一人前なのに女性らしさがまるでない。
これでよく一児の母なのだから驚きだ。
「うぅ……気持ち悪い」
「薬はすぐには効きません。横になって安静にしていてください」
セリーヌは病気の子供をあやすかのように柔らかくエレンに接する。
エレンの背中を優しく撫でながらエレンの気分を落ち着かせようとしていた。
「セリーヌ、ここは任せたぞ。おい、トイプー。いっしょに来い!」
「ワン!」
トイプーを連れて行く。
何が変わる訳でもないが、ここに残しておくよりいいだろう。
俺はトイプーを抱きかかえてシーボルトのいる操舵室へ戻った。
その頃、シーボルトは嵐と葛藤していた。
舵か効かないばかりか、嵐の影響で船が西に流されていたからだ。
予定では北周りで進む航路が嵐の影響で北西になってしまっている。
このまま進めば来た道を引き返すような航路になってしまう。
「ちくしょう……動け、動け!」
シーボルトは固くなった舵に力を込めて回そうとする。
しかし、舵は全く動かずに固まったままだった。
シーボルトのこれまでの航海の経験の中でも最悪の事態だった。
嵐には何度か見舞われたこともあったが、これほど強いものははじめてだ。
雨風も去ることながら海がこんなに時化るのは想定外の出来事。
荒波の高さは10メートルに達するほど荒れている。
このままこの海域にいたら間違いなく沈没してしまうだろう。
「何とかしないと……」
シーボルトの顔に焦りの表情が浮かぶ。
一番は潮の目を読むことだが、こうも海が荒れているとそれも敵わない。
エンジンをフル回転させて強引に進もうものならエンジンが焼けてしまう。
舵は効かないし、帆もあげられない。
出来ることは何も残されていなかった。
シーボルトは海洋地図を開いて計算をはじめる。
今いる海域から北西に流されたらどこまで進むかを。
磁石とコンパスと定規を駆使ししながら計算をはじめる。
そして導き出した答えはヤナックの街から直線距離で100㎞の海域まで流されることだった。
北よりの海域は潮の流れが激しいポイントだ。
嵐を抜けられても今度は潮に流されて漂流してしまう恐れがある。
「ついていない……」
全くついていないと言っても過言でない。
これまでの航海でも何度もピンチに晒されたとこがあったが特殊能力と船乗りの経験で乗り越えて来た。
シーボルトの特殊能力は『海の潮の流れを読み取れる能力』だ。
危険を予測して危険に合わないような航路を選んで来た。
それはひとつだけでなく、こうなったらこうすると言った具合に何通りも立ててだ。
綿密な航海計画が功を奏して幾度のピンチからシーボルトを救って来たのだ。
だから、今度の航海でも綿密な航海計画を立てていた。
しかし、予想外のことが起こったのだ。
南の海域は潮の流れが弱いポイントなので嵐の進路になっていない。
仮に嵐が発生しても巨大化せずに小さいまま消えてしまうのだ。
シーボルトの計算は間違ってはいなかった。
南回りの航路で進めば問題なくセレスティア王国まで辿りつけるのだ。
それがなぜこんなピンチに立たされたのかもわからない。
あり得ない巨大な嵐に巻き込まれてしまったのだ。
次第に嵐は激しさを増して雷鳴が轟きはじめる。
空には暗黒の雲が太陽の光を遮るように覆い尽していた。
「マズい。このままでは時間の問題だ」
ここで迷っていても事態は悪くなるばかり。
ならば思い切った決断をして危機を回避する必要がある。
普通に考えれば嵐に身を委ねてそのままでいるものだが、シーボルトの決断は違う。
あえて嵐に逆らって進むことを選んだのだ。
嵐が東からやって来るのならば東に進めば短時間で嵐を抜けられるはず。
北よりのルートもいいのだが、それだと風を横から受けることになるので沈没の危険が増す。
ならば嵐に逆らって進めば危険も最小に抑えられると考えたのだ。
問題はエンジンが耐えられるかと言うこと。
力に逆らって進むのだから負荷は相当なものになる。
だけど、ここは頑張ってもらうしかない。
「可愛い子ちゃん。言うことを聞いてくれよ」
シーボルトは力いっぱい舵を大きく回すと船首を東に向け固定する。
後は嵐がやって来る先を目指して進むだけだ。
エンジンがブオンと音を立てながら直進をはじめる。
しかし、大波と暴風に巻き込まれて後ろに押し戻される。
それでもシーボルトは怯むことなくエンジンをフルに回転させた。
これはシーボルトと嵐の対抗戦だ。
シーボルトが勝つか嵐が勝つか予断は許さない。
「ほら、どうした。お前の力はそんなものなのか」
船はブオンと大きな音を立てながら嵐に突き進む。
それを遮るかのように大波が船首に激しくぶつかる。
甲板は海水でまみれて船べりから滑り落ちて行った。
「おい、シーボルト。大丈夫なのか?船から白い煙が上がっているぞ」
「大丈夫か大丈夫でないかは問題じゃない。やるかやらないかだけだ」
そう言ってシーボルトは船のエンジンをフルスロットルにした。
すると、ドカンと爆音がしてエンジンが停止してしまう。
「こりゃ、お手上げだ」
シーボルトは残念そうに両手を上げて諦めた。
「おい、シーボルト。船はどうしたんだ?」
「エンジンが焼き付いて停止した。もう、俺達にやることはないよ」
「何だって!なら、俺達はこの海の藻屑となるのか?」
「運が悪ければな」
何だよ、その投げやりな態度は。
こうなったのもシーボルトの判断ミスだろう。
なら、最後まで責任を持てよ。
シーボルトは床にどかりと腰を下ろして酒瓶を取った。
「カイト。後は嵐に任せるんだ。運が良ければ嵐を抜けられる」
「そんないい加減なことを言うな。そもそもこうなったのもシーボルトのせいだろう」
「何だよ、カイト。責任を丸投げか?」
「なっ!」
確かに責任の一端は俺にもある。
そもそもシーボルトに船を頼んだのは俺なのだからな。
だけど、それなりの報酬を払ってからのことだ。
ならばその後の責任はシーボルトにあるだろう。
どう言う航海計画を立てたのかはシーボルトなのだから。
そんなことも気にも留めずシーボルトは酒を煽る。
「カイトも一杯やれ。気分が落ち着くからよ」
「こんなピンチな時に呑気に酒なんか飲んでいられるかよ」
「ピンチな時だからこそ酒を飲むんだよ。無駄に慌てても何もならないからな」
シーボルトは達観したような眼差しで荒れた海を見やる。
その背中には諦めと後悔が滲み出ていた。
「シーボルト……」
「カイト。俺だってな諦めた訳じゃない。生き残るためには運を天に任せることも必要なんだ」
ここぞと言うピンチに立たされると人は自然と神に祈る。
普段は神を崇めていなくてもいざとなったら頼りにするのだ。
それは人間の傲慢さでしかないが、それがあたり前になっている。
今のシーボルトもそんな気持ちなのだろうか。
日頃から善い行いをしていたら神が手を差し伸べてくれる。
その逆ならば神から見捨てられる。
そんな風に運命を感じることで目の前の不安から逃れているのだ。
「海は魔物だ。穏やかな時には想像できないほど荒れることもある。それはまるで海の魔物が目覚めたかのような激しさを持つ。だから、俺達は海の魔物に出会わないようにしなければならないのだ」
「海の魔物に出会ったら?」
「その時は覚悟を決めるだけだ。無力な俺達に出来るのはそれぐらいだ」
自然の力は巨大だ。
人間がどんな技術を開発しても、どれだけ力を合わせても自然には対抗できない。
その力はまるで人間が描いて来た神の力のようなものだ。
神は個体として存在しているのではない。
目には見えない力となって、この世界を支配しているのだ。
まさに『自然の力=神』なのだ。
俺達の思いとは裏腹に船はどんどん西へ流されて行く。
俺は慌てて舵を握るが固くて全く歯が立たない。
エンジンのスイッチを入れてもムスンと言うだけで機動しなかった。
「それより、カイト。彼女たちは大丈夫だったのか?」
「セリーヌは大丈夫だったが、エレンが船酔いにかかった」
「まあ、それも仕方ないな。こんな揺れなら船酔いになってもおかしくない。これを持って行ってやれ」
そう言ってシーボルトはもう一つの酒瓶を差し出す。
「酒なんて飲ませたらもっと酔うだろう」
「酔わせるんだよ。酔わせて眠らせれば大人しくなる。空きっ腹に酒は染みるからな」
荒療治だな。
だけど、それもありだな。
一応薬は飲ませてあるが効果は限定的だろう。
何せ頭痛薬を飲ませたのだから。
俺はシーボルトから酒瓶を受け取ると操舵室を後にする。
「そうだ、カイト。エレンが眠ったらセリーヌを呼んでくれ。ひとり酒はつまらないからな」
「わかった」
最後の晩餐になるかもしれないし、それもありだろう。
既に俺達の運命は神に委ねられているのだから。
残りの時間は思いのままに過ごした方がいい。
だけど、俺もシーボルトも諦めてはいなかった。
船室に戻ると予想通りエレンはもがいていた。
セリーヌの渡した飲み薬は効かなかったようで嗚咽ばかりしていた。
「セリーヌ……気持ち悪い。何とかしてくれ……ウェッ」
「エレンさん、しっかりしてください。安静にしていれば良くなりますから」
「エレン。いい物を持って来たぞ」
俺はエレンの目の前に酒瓶を差し出す。
すると、エレンは虚ろな目で酒瓶を見つめた。
「カイトさん、お酒なんて飲ませたら余計に酔ってしまいますわよ」
「だからいいんだよ。酔わせて眠らせるんだ」
「そんな荒療治をしたらエレンさんが参ってしまいますわ」
「どうせやることもないんだし眠ってくれていた方がいい」
俺は酒瓶の蓋を開けてエレンの口にツッコむ。
「エレン、お前の好きな酒だ。たらふく飲んでいいぞ」
「酒?酒かっ!」
酒の匂いで正気を取り戻したエレンは俺から酒瓶をはぎ取る。
そして口の中にツッコむと煽るように酒を飲みはじめた。
「ぷはー。こいつは効くな。乾いた体に染み込むようだ」
「どんどん飲め」
「言われるまでもない」
エレンは水を飲むようにグビグビと酒を煽った。
そして半分ほど酒を飲むと顔を赤らめながらベッドに倒れ込んだ。
いつものエレンからは考えられないような僅かな酒で酔っ払ってしまった。
どうやらシーボルトが渡した酒はアルコール度数が非常に高かったようだ。
「ウィッ。もう、飲めない……」
エレンは幸せそうな顔をしながら静かに眠っている。
恐らく夢の中でも酒にまみれているのだろう。
「これでしばらくは大人しくしているだろう。セリーヌ、俺達は操舵室へ行くぞ」
「でも、エレンさんをこのままにしておくのは……」
「俺達がここにいてもやることはないよ。それに今後のことも考えないとならないからな」
「わかりましたわ。トイプーちゃん、行きましょう」
セリーヌはエレンに布団をかけて俺と一緒に船室を後にした。
操舵室ではシーボルトが海洋地図を睨みながら考え込んでいた。
窓から外を覗いても海が激しく荒れているだけで何も見えない。
だから、持ち合わせている道具を駆使して現在の海域から船の位置を割り出していたのだ。
「どうした、シーボルト。海洋地図なんて眺めて。諦めたんじゃなかったのか?」
「風向きが変わったんだよ南寄りの風が吹いて来て船は北へ流されはじめた」
「マズいのか?」
「北寄りの海域は潮の流れが強い。たとえ嵐を切り抜けたとしても今度は潮に流される」
今はエンジンもかからないし切り抜けようがない。
北寄りの海域へ出るまでにエンジンを直す必要があるのだ。
しかし、エンジンを直す部品は、この船にはないらしい。
替えの効かない特殊な部品なのでどこかの港で調達しなければならないそうだ。
「お手上げ状態だな」
「北寄りの海域まで抜けて潮に流されたとしたらどこまで行くのですか?」
「そうだな。ロコゴンドルの沖合500㎞辺りまで流されるだろう」
「ロコゴンドルですか……」
シーボルトの答えにセリーヌは顔を曇らせる。
「どうした、セリーヌ。何か問題でもあるのか?」
「ロコゴンドル王国は力で国民を従わせている独裁国家です。裏では海賊を斡旋しているとも噂されており、とても危険な国なんです」
「ロコゴンドル王国の海域に近づけば間違いなく海賊に襲われるだろう。だから、貿易船もロコゴンドル王国を避けているくらいだ」
そんな危険な場所まで流されたらお終いじゃないか。
こっちには海賊と渡り合えるほど兵士はいないのだ。
エレンがいくら強いと言っても今は船酔い中だ。
大勢の海賊を相手には歯が立たないだろう。
「何とか回避する方法はないのか?」
「残念だが何もない」
「そんな……」
海賊達に捕まったら真っ先に殺されるのは俺とシーボルトだろう。
女に飢えている海賊達だから邪魔な男共は必要でない。
エレンやセリーヌは奴隷として捕らえられるだろう。
恐らくだが自分達の性のはけ口に使った後は娼婦として働かせるはずだ。
まあ、エレンとセリーヌの美貌を持ってすれば一番の稼ぎどころになるのは間違いないが。
「カイトさん、私達で何とかしましょう。このままでは私達に未来はありません」
「何とかするってどうやるつもりだ?」
「それは……」
答えに詰まって口を閉じる、セリーヌ。
助かる方法があるのならば全力で俺も力を注ぐ。
しかし、エンジンは壊れたままだし、まだ嵐の中にいるのだ。
まずはこの状態から抜け出すことを優先しなければならない。
「わかった。俺がエンジンを診て来る。代用できるパーツがるかもしれないしな」
「俺達は何をしたらいい?」
「カイトはエンジン室に入った海水を外に捨ててくれ。でないとエンジンが故障してしまう」
「了解」
俺はバケツを持ってシーボルトとエンジン室へ向かう。
「カイトさん、私も手伝いますわ」
「いや、セリーヌはここでトイプーと外の様子を見ていてくれ。また、風向きが変わるかもしれないからな」
「わかりましたわ」
セリーヌは返事をすると心配そうな顔で俺達を見送った。
不安に感じているのはみんな一緒だ。
俺もシーボルトも必死の思いでそれぞれの仕事に励んだ。
この場にいる誰もが最悪の事態を避けたいと願っていた。
後は運を天に任せるしかない。
嵐がどう動くかで俺達の運命も決まる。
それまでは自分達に出来ることをするのだ。
「シーボルト、エンジンは治りそうか?」
「このバルブを交換できれば何とかなりそうだ。だが、替えのパーツがない」
「使えそうなものを探して来る」
「爆発に耐えられそうな強度の高いものを頼む」
エンジン室には使わなくなったガラクタが山積みになっていた。
古いエンジンなので部品をとっかえとっかえ使っていたからガラクタが増えたそうだ。
シーボルトに言われた通り丈夫そうな部品を探し回る。
しかし、どれも部品が欠けていて使い物になりそうにない。
「こいつもダメ。こいつもダメだ。ちくしょうないじゃないか」
そう諦めかけた時、セリーヌが慌ててエンジン室に入って来た。
「カイトさん、船です!大型船が見えます!」
「何だと!」
俺達は慌てて甲板に踊り出る。
すると1㎞先に大型船の姿が見えた。
シーボルトは望遠鏡で船の名前を調べる。
「ワントレッド号だ!どうやらツキは俺達に向いて来たようだな」
「でも、何でこんなところに停まっているんだ?」
「わからないが、これでエンジンを治せるぞ。それに食料や水も補給できる」
「よかったですわね、トイプーちゃん」
「ワンワン!」
とりあえずだが、これで危機を脱出することが出来そうだ。
やっぱり最後まで諦めなかったから好転したのだろう。
諦めが肝心だと言うけれど例外もあるのだと改めて思った。




