あるある041 「すぐに調子に乗りがち」
3日間、馬車を走らせてゴルドランド王都までやって来た。
噂通りゴルドランド王都は近代的な造りになっており陸の要塞の名に相応しい。
王都を取り囲むように築かれている防壁は高く堅牢で他を寄せつけない。
たとえ王都を襲撃する者が現れても完全に防ぐことが出来るだろう。
俺達は正門を通り抜けて王都の中へ入って行く。
「これがゴルドランド王都ですわ。大きいでしょう」
「ああ。それにしても見たこともない建物が多いな」
「この街はドワーフの技術によって造られていますから」
俺は呆気にとられながら呆然とただ街の様子を見ている。
建物ひとつをとっても近未来的な造りで無駄な要素がない。
と言うか全てフラットで大きな箱を並べたような造りだ。
シンプルと言う言葉が相応しい表現だろうか。
「ドワーフってすごいんだな」
「ドワーフの技術はこれだけではありませんわ。武器から防具、兵器に至るまでドワーフの技術が使われています。見てください、あそこの塔を」
セリーヌが指を指した方を見やるとシンプルな造りの高い塔があった。
「あの塔の中腹に窪みがあるでしょう。そこに設置されているのが電磁砲です」
「電磁砲?」
「簡単に言うと雷のような電気の球を飛ばす大砲ですわ」
「それもドワーフが造ったのか?」
「そうです。ドワーフの技術はゴルドランド王都を大きく進歩させました。今やゴルドランド王国にたてつく国はないでしょう」
ドワーフの技術によって最強の軍事国家になったと言うことか。
それなのにラビトリスとサイセルスの関係に口を出すなんて何を恐れているだろう。
「ゴルドランド王国は最強の軍事力を手に入れましたが人材には恵まれていないのですわ」
「どう言うことだ?」
「技術が進歩し過ぎていて扱える者が少ないのです。どんなに優れた兵器でも扱える者がいなければ意味がありませんわ」
それが原因か。
確かにゴルドランド王国の進歩に比べればラビトリスもサイセルスも劣っている。
しかし、兵士ひとりひとりの力を見ればどちらの国も負けてはいない。
たとえゴルドランド王国と戦闘になっても引けはとらないだろう。
その両国が親密な関係になったのだ。
ゴルドランドも大手を振って喜べないはず。
ランゲルト地方のパワーバランスが崩れてしまったのだ。
もしかしたら戦争が起こるかもしれない。
しかし、今はその時ではない。
「ゴルドランド王国はどう出ると思う?」
「まずは人材の育成を優先させるでしょう。兵器を使える者がいなければ意味がありませんから」
「なら、戦争はしばらくは起こらないと言うことだな」
少し安心した。
これで戦争でもはじまったら冒険どころではないからな。
戦争なんてくだらないことはやらないほうがいいに決まっている。
戦争なんてしても誰も喜ぶ者はいないのだから。
「おい、市場が見えて来たぞ」
「デカいな」
市場はゴルドランド王都の中央にあり市場を挟むように商店が広がっている。
市場で運ばれてきた商品をすぐに流通できるように街の構成から整備されているのだ。
市場はたくさんの行商人達と市場関係者で埋めつくされている。
活気に満ち溢れていて売買の掛け声が絶え間なく飛び交っていた。
俺達は市場の入口で運行証明書を見せる。
すると、すぐに市場の関係者のところへ案内された。
「リーガルの街のヨゼフの依頼か。荷物を降ろせ」
運行証明書を確認しながら市場の管理者が部下達に指示を出す。
市場の管理者は降ろされた荷物を数えながら確認する。
「おい、積荷は全部で10箱なはずだ。他の箱はどうした?」
「盗賊に奪われたんだよ」
そう言ってエレンが生首の入った袋を投げつける。
市場の管理者はおそるおそる袋を持ち上げると中身を確認する。
そして生首を見て悲鳴を上げた。
「な、何だ、これは!人間の生首じゃないか!」
「ひぇー!」
転げ落ちた生首を見て市場関係者が悲鳴を上げる。
「そいつが盗賊団のリーダーだ」
「こいつはサンドグリップ盗賊団のトレードマークの赤い鉢巻じゃないか。本当に倒したのか?」
「もちろんだとも。だが、積荷の半分は奪われてしまったけどな」
生首は腐っていて顔はわからなくなっていたが赤い鉢巻だけははっきりと見てとれた。
市場の管理者の説明では盗賊団はサンドグリップと言う名らしく、ヘルフォース砂漠地帯を根城にしているらしい。
ちょど交易ルートにあたるので多くの行商人達が被害にあっていたのだと言う。
ゴルドランド王都でも問題になっていてギルドへ依頼を出したくらいなのだ。
「これが本当にサンドグリップ盗賊団のリーダーならば脅威はなくなったと言うことだ」
「これで俺達も襲われずにすむのか」
「やってくれるじゃねぇか、あんたら」
「まあ、私達にかかればこんなものさ」
エレンは胸を張って得意気に振る舞う。
「こうしちゃいられないな。今夜は宴会だ」
「俺達を救ってくれた英雄のために乾杯だ」
市場関係者は喜びの声を上げながら盛り上がる。
そして俺達は市場関係者達の歓迎を受けることになった。
酒場に集まったのは市場関係者から行商人達合わせて100名ほど。
他の人達も参加したいと言っていたのだが定員オーバーのため断ったそうだ。
参加者はそれぞれグラスを手にとり乾杯を待っている。
すると、市場の管理者が話をはじめる。
「今夜はサンドグリップ盗賊団のリーダーを討ち取った彼らに乾杯だ。みんな遠慮なく楽しんでくれ」
「それはいい。俺達にも紹介してくれよ」
「ああ、そうだったな」
市場の管理者に促されて俺は簡単に自己紹介をする。
「俺はリーダーをやっているカイトだ。隣にいるのが剣士のエレン。その隣がプリ―ストのセリーヌだ。俺達はコロセウムに出場するためラビトリス王国からやって来た」
「コロセウムにかい。やっぱ違うな本物は」
「お前、見る目があるじゃないか。そっちでやろう」
関心する市場関係者の言葉にすっかりご機嫌になる、エレン。
市場関係者達を集めて宴会をはじめる。
「エレンさん、楽しそうですわね」
「久しぶりに羽を伸ばせるんだ。それは楽しくもなるだろう」
まあ、エレンの場合はただで酒が飲めるからかもしれないが。
「私達も今夜は楽しみましょう」
「そうだな」
俺とセリーヌもテーブルについて酒を楽しむ。
そこへ市場の管理者がボトルを持ってやって来た。
「やってますか?」
「ああ、適度にな」
「今夜は私のおごりだ。じゃんじゃんやっちゃってくれ」
市場の管理者は俺のグラスへ酒を並々と注ぐ。
俺は零れそうな酒を啜ってグラスの酒を減らす。
すると、また市場の管理者が酒を注いできた。
「そんなに注ぐなよ。グラスが空になってからにしてくれ」
「これはすまない。あまりに楽しいからついな」
市場の関係者は気まずそうな顔を浮かべながら頭を下げる。
「いつもこんな風なのか?」
「今夜は特別だよ。何せにっくきサンドグリップ盗賊団のリーダーがいなくなったんだからな。リーダーがいなくなればサンドグリップ盗賊団も解散するはずだ」
「で、おたくはなんて言うんだ?」
市場の管理者は改めて向き直ると名刺を差し出す。
「俺はゴルドランド王都の市場をまとめている管理者のグスタフだ」
「随分とお若いのですね」
「ゴルドランド王国では実力があれば若者でも管理者になれるんだ。俺なんかは遅い方だけどな」
グスタフは顎鬚を生やしていて見た目は40代ぐらいに見えるが、まだ34歳だと言う。
結婚はしていないので絶賛恋人募集中だとのことだ。
グスタフの話では16歳からゴルドランド王都の市場で働き出したらしい。
最初の方はぺエぺエで親方の下で働いていたのだが、ズンズンと頭角を表して行ったようだ。
何でも特殊能力が”統治”の能力だったから。
統治の能力は人を統べることが得意な能力。
故にすぐさま人をまとめ組織を組み上げて統括して行ったのだと言う。
成り上がれる者には何かしら理由があるのだと改めて思った。
「後は嫁さえ見つかれば文句はないんだけどな」
「グスタフならすぐに見つかるんじゃないのか?」
「こう言う仕事をしていると人とは出会うのだが結婚に繋がる相手には巡り合わない」
まあ、市場に出入りしているのはほとんど男性ばかりだ。
行商人達も男性ばかりで女性はほとんどいない。
危険が伴う仕事なので女性からは嫌煙されている職業なのだろう。
「まあ、結婚は縁とも言われますからね」
「俺なんかどうだい?これもひとつの出会いだろ?」
グスタフはセリーヌに向き直り口説きはじめる。
「わ、私ですか?。私はまだそんなことを考えたことはありませんわ」
「なら、今からはじめると言うことにしよう。いいだろう」
「ダメですわ。私にはやらなければならないことがあるんです」
「俺が手伝ってやるよ。二人でやった方が早いだろう」
「そう言う問題じゃありません」
撃沈だな、グスタフ。
セリーヌに迫るのはまだ100年早い。
セリーヌは清潔な人が好きだから髭面のグスタフでは叶わないと言うもの。
まずは髭を剃ってキレイになってから出直した方がいい。
「いい出会いだと思ったんだけどな」
「同情するよ、グスタフ」
「若いカイトに同情されてもな……」
今夜の酒は苦くなりそうだ。
と、酒場の奥から歓声が上がる。
何かと思って見やるとエレンがテーブルの上に立ち酒をがぶ飲みしていた。
どうやら酔っ払いと飲み比べをしているようだ。
「あの姉ちゃん、すごいな。デルモンドといい勝負じゃないか」
「行儀が悪くて困っているよ。まったく」
俺の嘆きを無視するようにエレンは浴びるように酒を飲んでいる。
デルモンドは筋肉隆々の色黒の大男。
細身のエレンとは対照的な姿だ。
どこからどう見てもエレンに不利なように見えるが、エレンも負けじと食い下がっている。
エレンが酒を飲み干すとデルモンドも酒を飲み干す。
その度に周りにいる酔っ払い達から歓声が湧き起る。
「デルモンドとやり合うなんて只者じゃないな、あの姉ちゃん」
「王都で一番の大酒のみのデルモンドに食らいつくとは」
「やっぱり英雄は違うな」
周りにいる酔っ払い達が関心したようにエレンを褒める。
それを聞いて気をよくしたのかエレンが調子に乗って酒を煽る。
今度は両手に酒を持って2つとも口に入れてラッパ飲みをしはじめた。
「はしたないですわ、エレンさん」
「行儀が悪いにもほどがあるな。ちょっと言って来る」
俺は調子に乗っているエレンを咎めに行く。
「おい、エレン。いい加減にしろ!周りの人が迷惑だろう」
「なぁに、いってるんらぁお。こいつぅらぁ、よろこんでぃるじゃないかぁ。かいとぉも、のめぇ」
出来上がってやがる。
この後で介抱するのは俺達なんだぞ。
俺はテーブルの上からエレンを引きずり下ろす。
「もう、お開きだ」
「これからが楽しいんじゃないか」
「そうだ。勝負を続けさせろ」
周りにいた酔っ払い達が俺に絡んで来る。
すると、見かねたグスタフが制止に入る。
「おい、お前達。今夜はここまでだ」
「もう、終わりかよ。これからだってのに」
「まだ飲みたい奴は好きなだけ飲んで行け。その代り明日はいつも通り早いからな」
その言葉を聞いて酔っ払い達ははけて行く。
デルモンドもすっかり出来上がっていて仲間の手を借りながら酒場を後にする。
「さて、俺達も帰るぞ、エレン」
「なんらぁって。まだ、のめるぅぞぉ」
「セリーヌ、手を貸してくれ」
俺とセリーヌは酔っ払っているエレンを左右から抱きかかえる。
「カイトも大変だな」
「いつものことさ。今日はありがとうな、グスタフ。楽しかったよ」
「いつでも歓迎するから、また寄ってくれよな」
俺達はグスタフと別れて酒場を後にする。
残っていた連中もお開きにしたようで酒場はガラガラになっていた。
さて、後は宿屋を探すだけ。
市場から直通で酒場に来たため宿の手配はしていなかった。
今から探すとなると手を焼きそうだ。
ほとんどの宿屋は夕方から入室できるようになっている。
そのため宿泊客はその時間に合わせて宿屋にやって来る。
俺達のように夜遅くになってから宿屋に来る者もいるが、その場合は満室になっていることが多い。
予め予約をしていればその心配もないのだが、俺達ははじめて来たのだ。
予約などしていない。
ゴルドランド王都に来てまで馬小屋なんて避けたいな。
「カイトさん、あそこに宿泊街がありますわ」
ゴルドランド王都の街並みは区画整理されている。
中央に市場があり、それを取り囲むように商店が並んでいる。
西側には宿泊街、東側はコロセウムやギルとなどの施設が並ぶ。
ゴルドランド城は王都の北側にあり、周りを深い堀で覆われている。
敵の襲撃に備えて整備されたものだ。
「空いている宿屋ありそうか?」
「どこも満室のようですわ」
「また、馬小屋なんて嫌だぞ」
そんな心配をしていると空室の宿屋が目に止まった。
「おい、セリーヌ。あそこに空きがあるぞ」
「これで馬小屋に泊まらなくてすみそうですね」
さっそく俺達は空きのあった宿屋へ入って行く。
建物は2階建てで全部で10室ほどしかない小さな宿屋。
天上に蜘蛛の巣が張っていてお世辞にもキレイとは言えない。
それでも寝泊まりするには十分だ。
「すみません。誰かいませんか?」
受付には誰もいなくてランプがぼんやりと灯っている。
「すみませーん。誰かいませんか!」
俺がありったけの声で叫ぶと奥からのっそりとした老婆がやって来た。
「そんなに大声を出さんでも聞こえといるわい。で、何の用じゃ?」
「1部屋を頼みたいんですけど」
のっそりとした老婆は俺達を舐め回すように見やり尋ねて来る。
「で、何泊するのじゃ?」
「そうだな。コロセウムに出場するから1ヶ月ぐらいかな」
「1ヶ月じゃと!」
俺の言葉にのっそりとした老婆は目を丸くさせる。
そしてカウンターから算盤を持ち出すとさっそく宿代を計算をはじめる。
「1泊が銀貨1枚だから1ヶ月ならば30日。となると……フムフム。全部で金貨3枚じゃな。これに食事代と風呂代も換算すると全部で金貨5枚じゃ」
「食事つきじゃないのかよ。しかも、風呂代までせしめるなんて」
「これも商売じゃ」
老婆はさも当然のような態度で言いのける。
まあ、商売と言われてしまえば何も言い返せない。
普通に宿泊代だけ客からとっていてもたかが知れている。
だから、付随するサービスを提供して粗利を稼ぐのだ。
それも全うな商売人の手法でもある。
「カイトさん。どうしましょう。持ち合わせがありませんわ」
「リーガルの街で馬車代と食料と水で全部使ってしまったか。どうするか……」
「何じゃ。金を持っておらんのか?なら、帰ってくれ」
金がなければ宿には泊まれない。
だからと言って馬小屋に泊まるのも気が引ける。
エレンはともかくとして俺やセリーヌにはキツイ。
なら、出世払いにしてもらうのも手だ。
どうせエレンは優勝する気でいるし。
あながちあり得ない話でもない。
俺の見る限りエレンはかなりの手練れだ。
コロセウムにどんな強敵が出場するのかはわからないがエレンもそれなりに食い下がれるだろう。
優勝できなかったとしても準優勝や3位ぐらいにはなれるはずだ。
「金は後で用意する。だから、泊めてくれ」
「うちは前払い制なのじゃ。金がないなら帰ってくれ」
「宿代を倍払うから泊めてくれ」
「そんな口車に乗るものか。冷やかしなら他でやってくれ」
俺の必死の訴えかけにも眉ひとつ動かさず老婆は俺達を追い払おうとする。
まあ、無理もないか。
宿代を倍払うなんて普通はしないことだから。
だけど、ここに泊めてもらわないと後がない。
1ヶ月も馬小屋になんか宿泊出来ないからな。
「頼むよ婆さん。金は後でちゃんと払うから俺達を泊めてくれ」
恥を忍んで俺は老婆の前に土下座をして頼み込む。
「私からもお願いします。他に泊まるところがないんです」
セリーヌも深く頭を下げて老婆に頼み込む。
すると、老婆はいぶかし気な顔を浮かべて。
「金のあては何じゃ?」
と、問いかけて来た。
俺は正直に老婆に教える。
「コロセウムの優勝賞金だ」
「クァハハハ。コロセウムの優勝賞金じゃと?お主のような小僧に手に出来るものではないぞ」
「俺じゃない。こいつがやるんだ」
俺はひとりだらしない顔でいびきを掻いているエレンを指さす。
老婆はエレンを舐め回すように見てから呆れ顔で呟く。
「誰がやっても優勝など夢のまた夢じゃ。コロセウムはお主達が考えている以上にレベルが高い。世界の名だたる戦士達が集まるのだからな。お主達も怪我をしたくなかったら国に帰った方がいい」
「そんなのやってみないとわからないじゃないか!」
やるのは俺じゃないけど。
「青二才が。本当に強い者は戦わずして結果を予測できるものじゃ。無用な争いを避けて通ることも必要なのじゃ。そやつがどれほどの者か知らないがやるだけ無駄じゃ」
そうまでこっ酷く言われると逆にムッとする。
宿屋の老婆は俺達に勝ち目がないと言い切っているが、今は見返してやりたい気持ちでいっぱいだ。
戦うのは俺じゃないけど。
エレンもそう言われれば真っ向から反対するはずだ。
「そうまで言うなら賭けようじゃないか。エレンが優勝したら宿代はタダ。エレンが優勝しなかったら宿代は倍払うってことでどうだ?」
「面白いことを言うのじゃな。いいだろう、賭けようじゃないか」
俺と老婆の賭けはすみやかに締結した。
「言っておくが優勝以外は賞金も何もないぞ」
「それはどう言うことだ?」
「コロセウムは絶対優勝制をとっているのじゃ。要は優勝以外はみんな負けと言うことじゃ。準優勝でも3位でも負けじゃ」
そんなシビアな制度をとっているのか。
まあ、エレンが優勝すればいいだけの話。
エレンなら間違いなくやってくれるはずだ。
俺は信じている。
と言うよりもエレンには絶対に勝ってもらう。
でなければ倍の宿代を払わなければならないのだ。
優勝しなかったら今後一切酒を飲ませないルールを決めよう。
そうすればエレンの尻に火がつくはずだ。
「エレンは必ず優勝する!」
俺は老婆に向けて啖呵を切ったのだった。
何も確信も持たずに。




