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おばさんクエスト~あるあるだらけの冒険記~  作者: ぱんちゅう
第一章 邪魔するおばさん編
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あるある003 「神経が図太くなりがち」

翌朝、俺はさっそくギルドへ向かった。

それはクエストを受けるためではなく、街の周辺に出没するモンスターの情報を集めるためだ。

敵の情報を知らなければ作戦の立てようもない。

それに俺はひとりだから余計に警戒は必要だ。


ギルドの扉を開けてそっと中の様子を確認する。


「トニーはいないな」


ほっと胸を撫で下ろしてギルドの中へと入る。

早朝と言うこともあり冒険者達はほとんどいない。

またトニーにでも捕まったらいい餌食になってしまう。

これ以上、特殊能力のことを暴露されたら、この街にいられなくなる。

不必要に辺りを警戒しながら掲示板の所へ向かった。

掲示板には辺りを埋め尽くすぐらいクエスト情報が貼り出されてある。

モンスター討伐はもちろんのこと、ダンジョン調査や行商人の護衛のクエストまである。

本来であれば仲間達とどのクエストにしようか相談しているところだったのに。

俺はひとり掲示板に張り出されてあるモンスター情報を収集した。


調べたところによるとこの辺りに出没するモンスターはゴブリンとデッドウルフ、暴れ猿。

ゴブリンは緑色の肌をした身長1メートルぐらいの小鬼。

群れで行動して武器や防具を身につけている。

弱小モンスターのレッテルを張られているモンスターのひとつだが武器を使う器用さを持っている。

生息場所は広くどの国でも見られるモンスターだ。

比較的、街の付近で目撃情報が上がっている。

集団で行商人達の馬車を襲うこともあると言う。


デッドウルフは全身黒色の毛皮で覆われた狼。

ゴブリンと同じように群れで行動するモンスター。

鋭い牙と爪を持ち噛みつき攻撃や引搔き攻撃をして来る。

デッドウルフは普段は数匹程度で行動しているが、すぐに仲間を呼ぶ習性がある。

なので鉢合わせになったらすぐに始末しないといけないのだ。

生息場所は山岳地帯に住んでいる。

ほとんど街へ降りて来ることはなく山の中で獲物を狩っているらしい。


暴れ猿は全長2メートルほどの大型の猿。

群れで行動する典型的なモンスターだ。

ほとんど木の上で生活をしており地上に降りて来ることはない。

普段はおとなしい性格をしているのだが、ひとたび暴れ出すと手をつけられないほどになる。

なので暴れ猿を倒す時は一撃で仕留めないといけない。

生息場所は森の中。

普段は木の実などを食しているのだが、時たま人を襲うこともある。


「どれも厄介なモンスターばかりだ」


こちらはひとりだからモンスターに出会っただけでもピンチに陥る。

ここはモンスターに遭遇することなく隣街のアインまで行かなければならない。

俺は掲示板の隣に貼ってあるラビトリス王国の地図を見やった。

アインの街まで行くには2つのルートがある。

一つは峠道を抜ける最短ルート。

このルートはセントルースからアインまで直線で進む道だ。

短時間でアインまで辿りつけるが、デッドウルフが出没する峠を越えなければならない。

もう一つは峠を迂回するルート。

時間はかかるが比較的安全なる道だ。

ゴブリンに出くわす危険はあるのだが。


「デッドウルフをとるか、ゴブリンをとるか」


どの道、どちらのモンスターと遭遇してもひとりで対応しなければならないのは変わりない。

ならば、短時間で辿りつける峠を越えるルートを選択するのが無難だ。

さっそく俺はギルドの受付嬢からラビトリス王国の地図を銅貨1枚で買う。

そしてクエストを受けることなくギルドを後にした。





次は食料と水の調達だ。

峠道を越えるのだから、それなりに体力を消耗する。

そのことを考慮して前もって準備をしておく必要があるのだ。

食料を調達と言っても食べられればどんな食料でもいいと言う訳ではない。

腐り難い保存に適した食料が好ましいのだ。

この街で入手できる食料はパンと干し肉、それとチーズぐらいだろう。

パンと干し肉だけでも大丈夫なのだが、パンを食べる時チーズがあると違う。

ひと味うまみが加わると言うか、おかずになると言うか。

とにかく俺はチーズを乗せたパンが好きなのだ。


「まずはパン屋でパンとチーズを手に入れよう」


俺はセントルースでも一二位を争う有名パン店へ足を向けた。

大通りに面したパン屋は2階建ての石造りのおしゃれな店。

1階はお店で2階はカフェになっている。

テラス席も用意されておりパン屋と言うよりもカフェ感が強い。

店に入るとこんがりと焼けたパンの匂いが鼻をくすぐる。

匂いだけでもお腹いっぱいになりそうなくらいだ。


「さて、どれにしようか」


棚に並べてあるパンは様々な種類のパン達。

惣菜パンにチョコパン、食パンにサンドイッチと。

どれもこれも目に見張るぐらいうまそうなパンばかりだ。

俺に食べられたいとうまそうな匂いを発して来る。

こうなると迷ってしまう。

どれを食べればいいのか、誰を食べればいいのか。

疲れた時に欲しくなる甘いチョコパンはどうか。

お腹いっぱいになれる総菜パンはどうか。

やっぱり王道の食パンにチーズを挟もうか。

お手軽なサンドイッチで済ませようか。

迷う。

って、違う!

俺はピクニックへ行くのではない。

冒険に旅立つのだ。

ならば当初通り保尊のきくライ麦パンにチーズで決まりだ。

俺は棚の上に置いてあったバスケットからライ麦パンをひとつ取る。


「あとはチーズだな」


チーズと言っても普通のナチュラルチーズばかりでない。

コクのあるチェダーもあればとろけるラクレット、青カビがクセになるブルーチーズもあるのだ。

どれにしようか。

フランスパンに合わせるのだからどのチーズでも合う。

チーズはもともと保存のきく食料であるし、どれでも問題はない。

後は好みの問題だ。

俺は散々迷ったあげく、クセのあるブルーチーズをチョイスした。

フランスパンひとつとブルーチーズひとつで銅貨1枚。

本当は銅貨2枚だったのだがお店のひとにおまけをしてもらった。


「次は肉屋だ」


肉屋はパン屋の向かいにあった。

肉専門店ならではの品揃え。

馬、牛、豚、羊、鳥はもちろんのこと猪、熊、馴鹿の肉まである。

さすがに馴鹿は食べたことないが他の肉は食したことがあった。


「どれにしようか」


これだけ種類が豊富にあるとどれにしようか迷ってしまう。

すると、コック帽子を被った店の店主が声をかけて来た。


「何か用入りで?」

「干し肉が欲しいんだけど」

「干し肉ならやっぱり牛じゃないかい」

「牛か……」


干し肉は噛めば噛むほど旨味が出て来る肉だ。

肉の中でも牛は上等な旨味を持っている。

なので干し肉の中では一番人気の商品。

干し肉の王道とも言えるべき肉なのだ。


「牛じゃ不満かい?」

「そう言う訳じゃないけど馬も試してみたいと思ってさ」

「馬かい。お客さん、通だね。最近は馬の干し肉も人気が出て来てていてね。冒険者の間では人気の肉だよ」

「馬にしようか、牛にしようか……」


値段的にはどちらも変わりない。

300グラムで銅貨1枚程度。

ならばやっぱりここは挑戦するべきか。


「なら馬の干し肉を頼むよ」

「毎度。サービスで燻製した牛の干し肉も1枚つけておくよ」

「ありがとう」


いい買い物が出来た。

干し肉300グラムもあれば一週間は過ごせる。

保存も効くししばらくは何も買わなくても十分だ。

後は水の調達だな。

水はあればあるだけ欲しいのだが、たくさん準備すれば荷物にもなる。

だから水筒に入るだけの水しか所持できない。

しかし、水は買わずに済むから便利でいい。

ラビトリス王国では上下水道の整備が進んでおり、どこでもタダで水が飲める。

公園の噴水も街を流れている小川も透き通るほど綺麗な水質。

なので夏の夜になると蛍が街を彩ってくれるのだ。

セントルースではちょっとした観光スポットになっている。


「ここはいつ来ても綺麗だから好きだな」


公園の噴水の縁に腰を下ろして一息つく。

空を見上げると雲一つない青い空が目に飛び込んで来る。

こんな天気のいい日はのんびり昼寝でもしていたい気分だ。

俺は空に届くように両腕を上げて体の筋を伸ばす。

そして大きい深呼吸をした。

体の中まで新鮮な空気で覆われて心まで洗われるようだ。

そこへ見知らぬ占い師のおばさんが声をかけて来た。


「不吉な相が出ておる。今日は出掛けるのはおよしなさい」


なんだよ、またおばさんか。

ローブを纏い黒いレースの冠までつけている怪しげな格好をしている。

また、適当なことを言って変な開運グッズを売りつけるつもりなんだろう。

その手には乗るかよ。

俺はそっぽを向いて他人の振りをする。


「信じないのかい?」


信じる訳ないだろう。

そもそも占いなんて当たるも八卦当たらぬも八卦なのだ。

誰にでも共通する、それらしいことを言って信じ込ませる詐欺のようなもの。

そんな子供だましの手に乗るかよ。


「哀れなことですね。しかし、この腕輪があれば大丈夫。ひとつ銅貨1枚で譲ってあげるわよ」


来た来た来た。

お決まりのセリフ。

そうやって今まで何人の人を騙して来たんだ。

嘘を言って心が痛まないのか?

おばさんだから鈍感なのか。

うん、そうだ。

きっとそうに違いない。

俺は勢いよく立つと占いのおばさんを振り切って公園を後にする。

しかし、占いのおばさんは俺に食いつくようにしつこく腕輪を売り込んで来る。


「腕輪が気に入らないのならネックレスも指輪もあるわよ。どれも効果が同じだから安心して」


俺は占いのおばさんを無視してそそくさと立ち去る。

それでも占いのおばさんは諦めるおことなく俺に縋りはじめた。


「これが売れないと私も困るのよ。人助けだと思って買ってちょうだい」


今度は泣き落とし作戦か。

売れれば何でもありだな。

こうやっておばさんは世の中の秩序を乱して行くのだろう。

占いのおばさんは俺にしがみついて行く手を阻む。

俺は振り向きざまに占いのおばさんを突き飛ばした。


「しつけーんだよ、おばさん!占いをしたいのなら占いを欲しがっている人の所にいけばいいだろう。俺は信心深くはないんだ!」


占いのおばさんは目に一杯涙を溜めて服を肌蹴ると大きな声で叫んだ。


「キャー!変態よ!この変態が私を襲おうとしているわ!誰か、助けてー!」

「お、おい。いきなりなんだよ。俺は何もしていないだろう」


占いのおばさんの悲鳴を聞きつけて周りの人達が足を止めてこちらの様子を伺っている。

俺はひとり動揺しながらジェスチャーで何もしていないことをアピールした。

その様子を見ていた占いのおばさんはおもむろに立ち上がると俺の耳元で悪魔の言葉を囁いた。


「開運グッズを全種類買ってくれたらなかったことにしてあげるわ」


確信犯だ。

人の足元を見て押し売りをして来やがった。

これは押し売りのレベルではない。

立派な犯罪だ。

この占い師のおばさんは詐欺師のようだった。


「どうするの?みんな見ているわよ」

「くぅ……わかったよ。買えばいいんだろ」


俺は銅貨を3枚握りしめると占いのおばさんへ突き出した。

占いのおばさんはしたり顔を浮かべると銅貨を3枚はぎ取って変わりに開運グッズを渡して来る。

腕輪とネックレスと指輪。

どれもチープなもので開運グッズとは呼べない物だった。

俺はまんまと占いおばさんの罠にハマり銅貨3枚を奪われてしまった。

俺の財布に残ったのは金貨3枚、銀貨1枚、銅貨1枚だった。





俺は開運グッズを握りしめながら逃げるようにセントルースの街を後にした。

「だからおばさんは嫌いなんだ!」と叫びながら。

冒険初日からおばさんの罠にハマるなんてツイていない。

金のためならば犯罪に手を染めるなんて、おばさんにしか出来ない芸当だ。

きっと俺から奪った金で酒でも飲んでいるのだろう。

思い浮かべただけでも腹立たしい。


「まったくおばさんって連中は、どこに神経が走っているんだ」


俺はプリプリ怒りながら街道を進んで行く。

しばらく進むと分かれ道に出くわした。

道標を見やると右にゴンドリア峠と左にサラス草原と記されていた。

最短ルートはこのゴンドリア峠を行く道になる。

俺は迷わずにゴンドリア峠を進んで行く。

その道標の下にあった冒険者用の荷物に気づくこともなく。


分かれ道から30分もすると道が急に険しくなって来た。

斜度で30度ぐらいはある山道をゆっくりと登って行く。

さすがに休憩もなしに登り道は疲れる。

俺は峠道の開けた場所まで来ると岩の上にどっかりと腰を下ろした。


「ちょっと休憩だ」


ここまでモンスターに出くわすことなく辿り着けたことは幸いだ。

この調子で進めれば日暮れまでにはアインの街へ辿り着けるだろう。

太陽は頭上を越えて西の空に傾きはじめた頃。

時間としてはお昼を過ぎたあたりだ。


「ちょうど小腹が空いて来たところだしお昼にでもしよう」


俺はバッグに詰め込んだパンとチーズと干し肉を取り出す。

パンは小型のナイフで切り分けて、その上にチーズを乗せる。

そしてパンで挟むと簡単なサンドイッチの出来上がり。

大口を空けてサンドイッチを口に放り込む。

すると、口いっぱいにクセのあるブルーチーズの香りが広がった。

ブルーチーズは匂いがダメと言う人もいるが味は抜群だ。

よくお酒のつまみとして食べている人が多い。

ここにお酒がないのが残念だが。

アインの街へいったらたらふく飲もう。

そんなことを考えながら干し肉をつまんでいると背後の森から物音がした。

振り返ってみると何も見えない。

だけどカサカサと木の葉が揺れていた。


「熊か?」


俺は勢いよく立ち上がり小剣を抜いて構える。

すると、森の茂みの中からデッドウルフが3匹姿を現した。

一番前にいるデッドウルフは全長2メートルほどあるだろうか。

親子らしく後ろにいるデッドウルフは一回り小さい。

デッドウルフはグルルと唸りながら間合いを詰めて来る。

こんな所でデッドウルフに出くわすなんてツイていない。

しかも3匹もいる。

2匹は子供なのだが、それでも脅威であることに変わりはない。

俺は大岩を背に小剣を翳しながら身構える。


「畜生。3対1なんて卑怯じゃないか。勝負するなら1対1にしろ!」


デッドウルフに文句を言ってもはじまらない。

向こうは本能で行動しているのに過ぎないのだ。

それにしても親子連れだと言うことが一番の最悪だ。

熊の親子にも見られるように親は子がいると酷く気性が荒くなる。

それは子供の守るためなのだが、こちらとしては子供を襲う気も全くない。

そんなことも露知らずデッドウルフの親は気性を荒げる。

これじゃあ殺られる。

どうにかこのピンチから逃れる方法があれば……。


「食い物が欲しいんだろ。そいつをくれてやる」


俺はお昼のパンとチーズと干し肉をデッドウルフの前に放り投げた。

すると、デッドウルフは匂いを嗅いで食べ物か確かめる。

しかし、それを足蹴に払うと俺に向かって威嚇して来た。


グルルル。


おい、何だよ。

腹が減っているんじゃないのか。

お前達には上等な食料なんだぞ。

それを足蹴に掘り投げるとは。

あくまで俺を食べようとしているのか。

マズイ。

このままだとデッドウルフのお腹を満たす食べ物に成り下がってしまう。

こうなったら殺るしかないのか。

でも、闇雲に攻撃してもさらりと交わされるだけだろう。

それに背後でも見せたのなら間違いなく、あの鋭い牙でガブリだ。

背後は決して見せてはイケない。

俺の直感が、そう反応していた。

俺はジリジリと後退しながら大岩に背を預ける。


「どうする……」


逃れることも退くことも出来ない。

不意に下げた右足に棒切れがぶつかる。

それを拾いながらひとつのアイデアが振り降りて来た。

狼と言えども犬と同じだよな。

ならばこれで注意を惹きつけられるはずだ。


「おい、お前。これをよく見ろ!」


俺は棒切れを横に振りながらデッドウルフの注意を惹きつける。

すると、デッドウルフの視線が棒切れに集中した。


「俺が、これを放り投げたら取って来るんだぞ。いいな。この棒きれを取って来るんだ!」


デッドウルフは棒切れを睨みつけながらグルルと唸っている。

これならばイケるかもしれない。

そんな予感が俺の中で弾けた。

すかさず俺は棒切れを森の中へ放り込む。


「さあ、取って来い!」


しかし、デッドウルフは身動きもせず俺を睨んでいる。


「おい、どうした。見えなかったのか?棒切れを取って来るんだよ!早く行け!」


俺が森の中を指さして指図するがデッドウルフはそのまま。

更に前よりも気性を荒げて威嚇して来る。

前足を頻りに蹴って今にも飛びかかって来そうな勢いだ。

マズイ。

俺の計算では棒切れを投げれば取って来るはずだったのに。

その間に逃げる作戦を立てていたのだが、これでは台無しだ。

終わった。

俺の人生はここまでだ。

まともにデッドウルフとやり合って勝てる見込みもない。

一応学校では戦闘訓練を積んで来たのだが、木刀による訓練だ。

切れもしなければ殺されもしない安心感があった。

だけど、今は実戦だ。

切れもするし殺されもする。

あの鋭い牙で一突きされたら間違いなく大怪我だろう。

狙い所が悪ければ死ぬことさえある。

戦いもせずこのピンチから逃れる方法があれば良いのだが。

俺は辺りを見回して何かないか確かめる。

しかし目に飛び込むのはむき出しになった地肌ばかりで何もない。

せめてここに仲間でもいてくれたら戦況は違っていただろう。

弓使いがいてくれればけん制攻撃を仕掛けられたはず。

魔法使いがいてくれれファイヤーボールで焼き払ってくれて。

プリ―ストがいてくれればダメージを受けても回復してもらえた。

モンスター討伐は決してひとりでするものではない。

仲間達と協力し合いながらモンスターを倒すのだ。

それが冒険の王道なのだ。

そんな時間の間にデッドウルフはますます気性を荒げる。


グルルル。


ちくしょー。

こうなったら殺るしかない。

たとえ大怪我がを負ったとしても。

殺されなければいいのだ。

ポーションもあるし大丈夫だ。

俺は心に決めるとデッドウルフに立ち向かって行った。


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