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Ciel Aventure(シエル アボンチオ)  作者: 白井音
プロローグ
1/5

空を飛ぶ船

本日より新連載!!祝!!

読んで~読んで~


大空。

凍り付くような青。

それはいつも近くにあって遠い夢でもあった。

「手が届きそう…」

.

.

.

青く大きな海を飛ぶ船。

辺りはまだ()てつくように寒く、(とり)()一人いない。

船は白波(しらなみ)を立てて進んでいる。

一体、この船はどこに向かうのか。

それは彼女の気分次第だ。



朝露(あさつゆ)()れた虫の羽は黒くつやつやと輝き、花や葉も日が(のぼ)り喜んでいる。

空飛ぶ船の一部屋(ひとへや)浅葱色(あさぎいろ)の髪をぐしゃぐしゃにした少女が眠っている。



「今日は早く起きれたな~」

薄いタオルケットをたたむ。

腰まである髪にはグチャグチャに寝癖(ねぐせ)がついている。

洗面所に行き、歯を磨いて顔を洗う。

そして、浅葱色(あさぎいろ)の髪をとかす...かと思ったがめんどくさいので放置っと。


私はこの浅葱色(あさぎいろ)が大好き。

母の髪は翡翠色(ひすいいろ)

父の髪は水浅葱色(みずあさぎいろ)


隠語(いんご)ではない!断じてない!ないったらない!

父は仕事に情熱を持った真面目な人だ!

...あんまり強調すると逆に怪しいかな?

「どこが隠語(いんご)なんだ!?」って?

.....。

うん、まあ、調べてくれ!


説明するべきか?

...。

朝日見にいこ~。


...私は朝日を見に行くんだ!これ以上は言及しないでくれ!

そんな大した理由じゃないから!

.

.

.

甲板(かんぱん)

ちょうど日が昇り始めたところだ。

ここから見る朝日は世界一!

「これを独り占めできるなんて最高~」


んっん~、と伸びをする。    

 起きてすぐしろよ...。


「ねえ、僕もいるんだけど」

(。´・ω・)ん?



檸檬色(れもんいろ)の小さな龍。

この子の紹介もしないとね。

彼は私のペッ...「ん?」


凄い圧を感じる。

私はそんな、ペットなんて考えてませんとも。

...ええ。

本当に...。


まあ、見た目はペッだけどね~...。


キュート!



「ごめんなさい!ごめんなさい!落ち着いて〜!そのバチバチしたものしまって!お願いしまずぅ~」

「ペットって言わない?」

「...」

「い・わ・な・い?」

「もちろん!言いませんとも!」

笑顔!

怖い!

きっとこやつは人を殺している!

人殺しの目をしている!

「ん?(圧)」

「ひっ!」

彼は相棒です、(りゅう)です。以上!


「ねえ、それはそれで雑すぎない?」

「そんなことより朝ごはんだよ~」

にぃーげろー!!

「...はぁ~」

これから頑張っていきますので高評価とブックマークよろしく!

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