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9.廃坑CO

 ここは森です。アンとカレンが歩いています。ですが、アンはもうヘトヘトです。


「カレン、まだつかないの。」

「ホントに体力ないのね。ほれ、おぶってやろうか。」

「いい!」

「やせ我慢している場合か!ほら乗れ。」

「おっ、見通しがよくなった。」

「そうか・・」


 濃い緑木々が続きます。ここは人の住まない森です。本来は、獣道があるかないかと言ったところですが、かつて、鉱山へ通じる道として作られたものが残っていました。


「あっちこっちに、良い道が残っているな。」

「ゴブリン達にも恰好の住み家だよね。」

「カレン、あれかな。」


緑が急になくなり、あれた岩肌が露出した場所にでました。ここが廃坑のようです。ゴブリンはいませんでした。点々と続く血の跡や異臭が何者かが住んでいることを伺わせます。


「カレン、下ろしてくれ。」

「どう?」

「まちがいないな。」

「よし、これで依頼達成ね。戻ろう。」

「入り口と排気口を調べよう。」

「どうして?」

「今回は洞窟なんでガス中毒でやろうと思うんだ。」

「ちょっとまって、私達の仕事は偵察でしょ。コブリンの巣を見つけるだけじゃないの。」

「その仕事は必要ない。村までたどり着けばすぐわかる。廃坑のことは村の誰でも知っているらしいからな。その後は、どうするんだ。」

「冒険者のみんなで、取り囲んで、攻め込むんじゃないの。」

「だから、数を減らしておいた方がいいと思うんだ。せめて、巣の中にいるやつは仕留めておきたい。そうすると、外で活動しているヤツだけになる。」

「それもそうね。でも、安全にできるの。」

「直接やり合う訳じゃない。あくまで、気がつかれないうちにこっそりだ。それには、空気の出入り口を押さえないといけない。」

「なるほど、排気口を閉めて、入り口から毒ガスを送るのね。」

「逆だよ。入り口を塞いで排気口から入れるのさ。」


山を注意深く探ると枯れ枝で覆われた穴が見つかりました。


「ここが入り口らしいな。」

「何で塞ぐの。山を切り崩して大岩で塞ぐのはどう?土魔法で形を変えちゃうとか。」

「そんな大規模な土魔法できるか!生活魔法のエキスパートと【魔素生成】だぞ。」

「そうすると、あのガラス板ね。」

「一番慣れているからな。今回は鉛をプラスして重たくするか。柔らかいんで叩いても割れにくくなる。」

「純鉄を使えば?あれは粘土みたいにやわらかったわよ。」

「ぐ・・古傷を・・」


 アンが手をかざすと、銀色の板が現れます。


「おお、綺麗な銀色ね。これって、鉛なの。」

「鉛、ガラス、鉛の三層だ。放っておくと酸化して鉛色に変わるんだ。どうだ?重たいだろう。」

「うーん。そうだね。」

カレンが力を入れると少し持ち上がりました。

「え・・こいつを持ち上げるのか。ちょっとまて、鉛の層を厚くしておこう。」

もう一度挑戦しますが、今度は持ち上がりません。

「まったく、馬鹿力なんだから。あ、痛ぁ!」

「うるさい!」

さらに、鉛の厚みを増します。

「今度は、端っこを持ち上げて見て・・」

今度は動かすこともできません。

「これで大丈夫なの。ならば中からか押したら開くんじゃないの。」

 そう言いながら板の端を持ち上げて見せます。

「うぁ、やばい。それができるなら体当たりで開いちゃうな。もう少し・・・これでどうだ!」

 今度はカレンでも端を持ち上げることすらできません。

「魔物には化け物みたいな怪力がいるからアテにはできないけど。カレン、そこの岩で押さえてくれ。」

 カレンが岩を運んできます。

「うんしょ! コンクリートとかではだめなの?」

「固まるのに一晩以上かかるんだよ。とても間に合わない。」

「それもそうね。」

「いや、できれば、排水溝みたいのがないか確認したい。」

「OK」


 山を下っていくと、汚水がわき出している穴をみつけました。アンはそれを【魔素生成】で塞ぎます。


「これでよし、まあ、少しは水がたまるが気がつくまい。」


「次はどうするの?」

「排気口を探そう。どこにあるかわからないからな。」

「グルグルと回りながら登りましょうか。」

「ああ。」


 山をさらに登るといくつか異臭の漂う穴が見えました。


「臭い!すぐにわかるわね。お、いるいる!」


 コブリン達は火を使う知恵はあるようです。松明やたき火を囲む様子が見えました。生肉を食べたり、女性のコブリンを相手にナニをしたりしいているのが見えました。それを見て赤くなるカレンでした。


「うぁ、とんでもないものをみたわ。ひゃー。」

「ああ、すげぇな。よし、次を探そうぜ。」


「またあった。【魔素生成】!」

「まるで、ガラス窓ね。」

「ああ、こうすると光が通るだろう。閉じていることがわからないはずだ。」

「なるほどね。」


 次々と排気口を見つけて、注意深くそれらをつぶしていきます。そして、山頂には、大穴が開いていました。


「あちぁ。でかいな。」

「大丈夫?」

「がんばってみるよ。【魔素生成】!」


 アンが念じると淡い光が発生し、そこにやや湾曲したガラス板が現れました。


「ああ、疲れた・・」

「おっ、すごいわね。蓋をしてしまった。」

「厚みがないから触るなよ。問題は容積だ。ここをガスで埋め尽くすのにどれだけ発生させればよいのやら・・」

「毒ガス作戦は無理じゃないの。」

「そこにたまる重いガスを使うんだよ。」

「ふーん。」


アンはガラスドームの一部に穴を開けて、手を差し出しました。そこから白い煙が沸きだし、静かに穴の奥底に沈んでゆきます。


「それは何?」

「二酸化炭素と一酸化炭素だよ。ほれ、さぼってないで火をおこして。」

「わかったわ。ちょっとまってよ。火魔法はそんなにうまくないのに・・」


 カレンは集めた薪に火魔法で火を付けています。そして、風魔法でそれをあおっています。出来上がった焚き火はかなりの大きさになりました。焚き火の中にはアンが作り出した黒いこぶし大の石がありました。


「熱い!もう、いいんじゃないの。」

「じゃあ、穴にほうりこんでくれ。」


 カレンは火の着いた薪を穴に入れてゆきます。燃えているものもありますが、すぐにきえるものもあります。


「次はその赤く燃えてるヤツをざあーと入れくれるか。」

「これは何?」

「豆炭だよ。」

「マメタン?」

「昔、鞍下に入れて、布団の中で暖をとっていたろう。」

「アンカ?また、わからない言葉がでた。」

「・・・今は、電気毛布だっけ、なんでもいいから、早く入れろ。」

「どうせ、いつものつまらぬトレビアでしょ・・・わかった。」


 カレンは薪で赤く燃えていたこぶし大の豆炭と言うものを穴に投じます。それは、ころころと転がりながら暗闇に消えていきました。もちろん、その場で止まって赤く光ってるものをあります。暗闇の中で瞬く星のようでした。


「ギャー」という声が底からしました。


「やっぱり、魔物だな。あれを掴むか!」

「燃えている炭でしょ!火傷するわね。」

「当然だろう。コブリン中には好奇心旺盛なヤツもいるからな。」

「もともと、薄暗い洞窟でしょ。その中で赤く光っていたらさわるわよ。」

「少し冷たいガスを送り込んでいるから寒いかもしれん。暖をとろうしたのかもしれんな。」

「毒ガスの効果あるの?まだまだ、元気じゃない。」

「シアンガスのほうがよかったかな。あれは軽いからな。・・・もう一踏ん張りするか。」


アンは白いガスを穴の底に注ぎ込みます。その頃にはなにやら山麓から人声が聞こえ始めました。


「おっ、冒険者の軍団が来たみたいだな。」


 ここは、廃鉱山の麓です。様々な冒険者が集まっています。もちろん、レスリー・ニッシュも来ていました。


「見えたぞ。ここが廃坑だな。」

「あの、ウサギコンビは大丈夫か?」

「ジェィクとマシューも早く行け!」

「ボス、俺たちも来てもいいですか。」

「うるさい!カレンとアンの一大事だ。見届人だから問題無い。」

「ほんとですかぁ。」


 ジェィクとマシューは、領主の配下です。領主軍を派遣せずに冒険者に依頼した以上その配下いるのは不味いはずです。でも、地獄の門番がいるということは心強いものです。


こちらは山頂です。アンとカレンがのんびりと山頂で休んでいます。


「おお、ガスが効き始めたな。」

「ホントだ。体が熱い。」

「どおれ・・レベルが上がっているぞ。」

「ふふ、これはすごい。楽で良いわ。さすがはアンね。」


今回はクラン合同のゴブリン退治です。高ランクの冒険者もおり、安全な狩りはずでした。しかも、クラン『暁の風』はやや遅れています。先頭はゴブリンに遭遇する可能性が高く危険です。低レベルのコブリンとは限らないのです。安全を取ってやや後方から廃坑を目指していました。クラン『暁の風』のリーダー、アラン・ダックワースとのクランメンバーのイーサン・クラークはのんきに追従していました。


「今回はおいし話だな。」

「ケガをしても安全だ。しかも、討伐隊参加とコブリンの討伐報奨金がでるぞ。」

「こうして、後ろから行けば食いっぱぐれはない。」

「ウシシ・・・うぁ!」


 その時でした。突然、リーダーのアラン・ダックワースの肩に矢が突き刺さります。驚いて振り返るイーサン・クラークに次々と矢が突き刺さったのでした。


「え?この矢はどこから来たんだ。」

「後ろだ!アーチャーゴブリンだ。」

「それだけじゃねぇぞ。いろいろ、いるじゃねぇか。」

「あれは、ゴブリン軍団だ!」


見るとズラリと並ぶ剣を持つ緑色のゴブリン数十匹に、弓を持つ青いゴブリンが2匹その後ろに、剣をもつ赤いコブリンが数匹います。さらに紫のコブリンまでいます。


「あの赤いのはソルジャーゴブリンじゃねぇか。」

「紫?・・まさか、ゴブリンメイジか?!」

「ひぇー、た、助けてくれ!」


 冒険者は強者の集団であることは確かです。CクラスやBクラスの冒険者にとって、コブリンなんてザコです。剣のさびにしかなりません。冒険者ギルドや大きなクランリーダーものEやFクラスの初心者の練習台にちょうど良いと考えていました。手に負えなくなれば、自分ちが前に出れば良いと考えていたのです。本日は、Aクラス相当の地獄の門番のレスリー・ニッシュがいるのです。問題無いはずでした。


しかし、問題がひとつあります。共同作業ができないです。それは、統率者のいるゴブリン軍団と対峙したときに顕著に表れます。クラン内では連携がとれるのですがこれだけの大集団になるとそれさえも壊れてしまうのです。


アランとイーサンは矢の攻撃を受け、隊列から離脱し逃げるように山を下りました。本来、彼らはよわい冒険者を守るためにいたのです。ゴブリン集団はそこへ突っ込んで来ます。DランクやFランクの冒険者が餌食になってゆきます。


「うぁ!」

「ぐぇーー」


 しっかりと対峙すると、DランクやFランクの冒険者ならばこれらの普通のコブリンに無傷で相手できるのです。ところが、奇襲を受け、先輩達が逃げ出したことでパニックに陥っていました。


「コブリン軍団だと!殿しんがりのやつは何をしているんだ!」

「逃げ出したみたいです。」

「くそ!あれは、タダのコブリンじゃねぇな。不味いぞ。おまえら付いてこい!」

「へい。うおーーー」

 レスリー・ニッシ達は、剣を抜いて駆け出しました。


新米の冒険者が次々餌食になっています。尻餅をついて動けなくなった冒険者へ緑のコブリンが剣を振り下ろします。


「ヒェー・た、助けてくれ。」

「グェ、ギヵ゛」


その時も、剣が一閃、緑のゴブリンの首が飛びます。レスリー・ニッシュでした。返す刀でもう一匹!


「てめら、下がれ!」

「あっ、レスリーさん。助かりました。」

傷を負った冒険者はレスリーの背後に隠れるように下がります。「ギャググァ!」と赤いいゴブリンが何かを叫ぶと緑のコブリン達はうしろに下がりました。


「そうだよ。ザコ相手は体力の無駄遣いだ。よし、来やがれ!」


 レスリーと対峙するのは、2匹の赤いソルジャーゴブリンです。身長はレスリーよりはやや小ぶりですが筋肉は半端じゃありません。


「キャグア!」

「うりゃ!」


 1匹が高くジャンプして上から振りかぶり、もう1匹は低く飛んで横なぎに剣ふります。上から剣を剣で受け、横からの剣は剣の腹を拳で叩いて、大柄な男とは思えないような素早さでそれを裁きます。同時に横から来たコブリンの顔面に肘をたたき込みました。「キキギャ!」と思わずうめく赤ゴブリンです。「グキャガガティ!」ともう1匹の赤ゴブリンが叫びます。すると紫のゴブリンがぶつぶつと小声で何か言いました。そして、手のひらに炎の玉を作ります。そして、それをレスリーに投げつけました。首を捻って躱すレスリーです。


「ひぇ、やべぇ。メイジまでいるのかよ。」


しかし、そこへ矢が飛んできて飛んできて肩に付き刺さります。


「ぐっ、しまった。アーチャーゴブリンを忘れていたか。うぉぉぉぉ」


コブリンメイジのファイヤーボールに注意のそらされたのです。そこはレスリーです。矢を自ら引っこ抜いてアーチャーゴブリンに斬りかかりますが、後ろに飛びのいて逃げられます。レスリーの剣はガシンという音を立てて、アーチャーゴブリンに受け止められます。そこに、一旦引いたアーチャーゴブリンがレスリーの頭を狙って弓を絞っています!レスリーはアーチャーゴブリンと剣を交えており動けません。レスリー危うし!


「ぎゃぁぁ」という声を上げて、そのアーチャーゴブリンが弓を投げ捨てました。見ればその腕に光るものが突き刺さっています。それは、アンの作ったクリスタルランスでした。


実は、アンとカレンは、山頂からこの交戦を見ていました。


「おい、あれはレスリーさんじゃないか?」というアンです。

「ほんとだあ。あの巨体はまちがいない。ははは」と言うカレンです。

「おーい。レスリーさーん。」と大声をかけるアンです。

「あれ?あれゴブリン?!変な色のコブリンがいるわ。」

「あれは、コブリンの変種か?おっ、弓矢をもっているぞ。」

「あはは、流石はレスリーさんねぇ。あの赤いヤツと2匹と互角戦っているわ。」

「あっ、青いヤツの矢が刺さった。わぉ!紫のヤツがファイヤーボールを出したぞ。魔法使いがいるんだ。」

「避けたわ。さすがレスリーさんね。」

「おい、弓矢が狙っているぞ。」

「アン、出して!」

「カレン、ほい。」


 アンが短いクリスタルレンスを【魔素生成】すると、それをカレンがそれを投げつけます。それはアーチャーゴブリンの弓を引き絞る腕に突き刺さりました。このあたりが【阿吽】の呼吸です。スゴイです。レスリーさんはちらりと山頂を眺めそこにアンとカレンの姿を見つけニヤリとしました。


「アン!」

「ほい。」

「次!」

「ほい、ほい、ほい。」


 山から雨のようにクリスタルランスが飛んできます。高所から投げ下ろす槍は威力があります。コブリンの手足を貫きました。これを見て、レスリーがゴブリンに反撃を開始します。さすがの赤のソルジャーゴブリンも手負いでは実力の半分も出せません。次々と討ち取られていきました。


 こうして、ゴブリンは退治されました。そして、今、レスリーとアン達は、廃坑の中を調査しています。アンがすべてのガラスの蓋を取り除き、風魔法で空気を入れ換えました。そして、最後に鉛のドアを消したのです。


「これがアンの魔法か。すごいな。」

「秘密ですよ。」

「さっきは、カレン、助かったぜ。」

「いえ、レスリーさんが強かっただけですよ。」


 死屍累々でした。しかし、みんな眠るように亡くなっていましたむ。赤いソルジャーゴブリン、青いアーチャーゴブリン、ゴブリンメイジ、その中でまだ幼い黒いゴブリンの変種の死体がありました。


「こ、これは・・ゴブリンキングだ。まだ、生まれて間もないがな。」

「ゴブリンキングって、なんですか?」

「ゴブリン王だよ。こいつが成長していたら、えらいことになっていたぜ。力は強い上に賢いんだ。こいつが現れると、烏合の衆のゴブリンが軍団となる。そうなるともう戦争だ。」

「危ないところでしたね。」

「ああ・・」

「さて・・と、村へ帰りましょうか。」というかれんです。

「しかし、これから帰ると日が暮れてしまいすね。」と言うアンです。

「うむ、ここで野営して、明日帰るか。大丈夫だ。まだ、暖かいからそこらで寝ればいい。」

「え?野営・・レスリーさん、ごはんはどうするんですか。」と言うカレンです。

「ごはん?ぼくがなんとかしましょう。」とアンが答えます。

「え?どうすんだ。」

「ここの食料庫を見つけたんですよ。そこには人間でも食える物が結構ありました。」

「どこだ。」

「こっちです。」


 確かに貯蔵庫はありました。しかし、衛生知識のないゴブリンです。

「おお、こりゃだめだ。腐りかけているぞ。」

「いやいや、まだ、大丈夫なものがあります。まあ、見ていてください。ほれ、これなんか酒じゃないですか。」というアンです。

「おお、酒があるぞ。これは上物だぞ。」

「ほれ、ここに大鍋があります。」

「調味料はどうするの?」

「酒と塩だけあればなんとかなるだろう。」

 こうして、その日の晩は大宴会となり、酔いつぶれて翌日の夕刻にやっとブロフの町まで帰りました。


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