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Forgotten Fantasy -愛の女神の創世譚-

作者:植木 浄
(第1章)
 自身の記憶を取り戻すために旅をしている少女リーヴ・スラシル。彼女は、自身に神族だけが持つはずの「特別な力」が宿っていることを不思議に思っていた。
 
 何の手掛かりもないまま、ばらばらになった世界を旅するリーヴ。このまま何も分からないのかと悲観していたある日。ラグナロクの生き残り、フレイアと出会ったことで、リーヴの運命の歯車は加速してゆく。

 フレイアは何の理由も見返りもなく、リーヴが記憶を取り戻すのを手伝うと言うが――神々の黄昏を逃れた愛の女神は、終わりきった世界で何を探している?

(第2章)
 世界はひとつに戻ったが、これはまだ始まりに過ぎない。リーヴたちは、世界を統治する力を持つ主神オーディンを探すために旅立つ。

 オーディンの居場所には心当たりがある。常に荒れ続ける海、ダイヤモンドの雨が降る島を抜け、ついに一同はオーディンを見つける。が、オーディンは正気を失っており……

 そして、やっとの思いでオーディンの正気を取り戻すが、何かがおかしい。正気を取り戻したオーディンが放った一言に、一同は衝撃を受けるのであった。

※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。
第1章 黄昏よ、神の九界が夢の跡
黒き巨人の残影
2025/05/03 11:40
迫る絶命の足音
2025/06/04 11:20
忘れられた幻想
2025/06/06 07:10
第2章 人に光を、神に祈りを、世界に愛を
主たる神であるということ
2025/07/12 21:10
永遠の約束
2025/07/20 12:00
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