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リボンチャンネル

作者: チミー
掲載日:2023/03/26

ドキドキワクワクの恋愛小説です。ゲームが苦手な方でも楽しんで頂けますが、人狼ゲームを知っているともっと楽しめると思います。是非読んでみてください!

「ふわあ」

私…水野あきはパソコンの前であくびをした。パソコンにはスターゲームという人狼ゲームに似た人気のゲームのホーム画面が映っている。時計を見ると針が10時のところを指している。なぜ私がこんな夜遅くまでゲームをしているかというと…仕事だから‼︎って、ゲーム実況者だからだよ。どうして平凡な私がゲーム実況をしているかというと…


半年前の朝のこと。

「おはよっ」

散歩していると同じく隣の家から今出てきて散歩し始めた藤原渚君が声をかけてくれた。

「今日は、曇りでうれしいな。」

私が笑う。

「うん。僕たちが好きな天気だもんね。」

渚君も笑い返してくれる。ドキっとする。私は実は、渚君のことが好き。

渚君は4つ上の隣の男の子。優しくて、小さい頃からいっぱい一緒に遊んでもらっていたんだ。

「そうだ。あきちゃん、ゲーム実況って知っている?」

「ううん。」

私は首を横に振った。

「あのね、ゲーム実況っていうのは、自分がしたゲームを実況することだよ。」

渚君に今流行っている「スターゲーム」という人狼ゲームに近いゲームをしている動画を見せてもらった。

「わあ、すごい。」

私は思わず声を上げた。だって、人狼になってどんどん村人たちを騙していって勝ったんだもの。キャラクターたちがトリオでたまに説明したり、冗談を言っているのも面白い。

「これ、実は僕がネットにあげたんだ。」

「えっすごい。」

これ、渚君がやったんだ。すごいな。

「そこで、いつも面白くて、ゲームが得意なあきちゃんにやってもらおうと思っているんだ。」

えええ‼︎私がやるの?

「やり方は僕が教えてあげるよ。」


ということがあったの。

無理だよって、思ったんだけれど渚君に教えてもらったら、できるようになった。ちなみに私のキャラクターは…レオちゃん、ひまわりちゃん、リボンちゃん。リボンちゃんが主に説明をする、レオちゃんが冗談を言う、ひまわりちゃんがつっこむという感じ。

ちなみに、リボンチャンネルという名前で、主に「スターゲム」をしているよ。

きりが良くなったのでパソコンを閉じてベットの中に入った。

次の日。学校で、おしゃれグループの、りさちゃんとゆきちゃんが寄ってきた。

「ねえ、あきちゃんって絵得意でしょでしょ。リボンチャンネルのリボンちゃんを描いて。」

ぎくりとする。私がリボンチャンネルのリボンだってことは渚君以外のみんなには秘密なのだ。

「リボンチャンネルって何?」

こわばった笑みをりさちゃんとゆきちゃんに向ける。

「知らないの?」

知らないわけがない。私がリボンチャンネルのことを一番知っているはずだ。

「今、有名だよ。ゲーム実況者で、すっごく面白い動画をいっぱい作っているんだよ。」

「ありがとう。」

「え?」

「あ、何でもない。」

つい、嬉しくなって口走ってしまった。いけないと思っても、笑ってしまう。

「えっとねえ、リボンちゃんは三つ編みで、両サイドに大きなリボンをつけていて、目がキラキラしているんだよ。」

私は、いつも通りにささっとリボンちゃんを描く。

「ありがとう。すっごく可愛い。本物のリボンちゃんみたい。」

「ねえ、あきちゃんてもしかして、リボンだったりしない?」

「ないない。」

「あるわけないでしょ。」

りさちゃんとゆきちゃんは笑っていってしまった。

私は学校から帰ってきて自分の部屋へ向かった。

あれ?パソコンがないぞ。

「あきちゃん、ちょっといいかな?」

ぞぞっ。母がこういう言い方で私を呼ぶときは、絶対に真剣な話をするのだ。

「何?」

私は仕方なく母が待つリビングへと向かった。

「あのさあ、このパソコン、しばらく没収ね。」

ええええ‼︎

「ちょっと待ってよ。あの…」

「何よ。」

「えっとあのう…」

母にはゲーム実況のことは秘密にしているんだ。

「昨日夜遅くまでゲームしていたでしょ。バレているんだからね。」

「はーい…」

私は自分の部屋に戻るとスマホで渚君にメッセージを送った。

あき「どうしようパソコンを母に没収されちゃった。」

なぎさ「あきちゃん落ち着いて。とりあえず僕の部屋で作戦会議をしよう。」

あき「ありがとう。今から行くね。」

なぎさ「オッケー。」

渚君からはすぐに返信があった。

私はお気に入りの白いワンピースを着て薄い黄色のカーディガンを羽織った。そして愛用しているポシェットにスマホとメモ帳を入れた。そして時計をつけた。

「お母さん渚君のうちに行ってくるね。」

「5時までには帰ってきてね。渚君に迷惑かけないようにするのよ。行ってらっしゃい。」

「行ってきます。」

私は家を出て渚君のうちのインターフォンを押した。ピーンポーンと音がしてからすぐに渚君がドアを開けてくれた。

「お邪魔します。」

私と渚君は階段を駆け上がって渚君の部屋に入った。

そして話し合った結論、渚君が「僕が勉強とか教えますのでスマホを返してください」と、言ってくれることになった。

そして、私は時間を守るというルール付きでパソコンを取り戻すことができた。

「ありがとう。」

「どういたしまして。」

一週間後。

それから私は渚君の部屋によく行くようになった。うれしいな。

「ねえあきちゃんグループ結成しようよ。」

「いいよ。」

と、いうことでメンバーを集めた。

リボン村という名前で、私が村長。メンバーは全部で7人。

リボン、なっぎー(渚君)、ニコさん、ラベルさん、ラテさん、ココさん、ティナさん。

ちなみに、ラテさんは今めちゃくちゃ有名なゲーム実況者で運がとても良い。トレードマークはいつも浮かべている微笑。

リボン村のメッセージグループも、もちろん作った。主に「スターゲーム」を、しているよ。

ある日。スターゲームで私となっぎーとラテさんが残ったとき。

3人で距離をとりながら私は聞いたから。

「ラテさんはいつもどうやって勝っているんですか。」

「負ける人の原因はね、自分でルールを作るところだよ。」

ラテさんが答えてくれた。

「2人が大事にしていることやものって何ですか?」

私は2人ともからはファンだよという答えが返ってくるかと思ったけれど、違かった。

なっぎーは

「ファンだよ。」

と、言ったけれど、ラテさんは

「完全勝利。」

と、言った。ラテさんは続けてこう言った。

「僕が欲しいのは完全勝利だ。」

と。

「ファンがいなかったら僕たちはゲームをしている一般人だぞ。」

「ファンの代わりなんていくらでもいるんだ。でも、僕たちには才能があるからね、代わりはいない。」

「‼︎」

私はびっくりした。あのラテさんがファンのことをそう思っているんだ。

「ファンは僕たちの大切な人だ!」

「ファンなんて笛の音色に聞き惚れた虫と同じだ。」

「違います。ラテさん、あなたの考え方は間違っています。」

「考え方に 間違えなんて無いよ。」

「‼︎」

そして、私たちがびっくりしている間にラテさんはなっぎーをキルしてゲームを終わらせた。










読んでくれてありがとうございました。多分、続きを作ります。是非、感想を書いてください♪

チミーは何個か物語を作っていますのでまた読んでいただけると幸いです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] チミーさんの ファンなんて笛の音色に聞き惚れた虫と同じだ  という表現素晴らしいと思いました。 [気になる点] スターゲームの内容が良く理解できないのですが 今後の作品が少し気になり次はど…
[良い点] 登場人物の説明から、小説のなかにどんどん引き込まれていくテンポの良さ読み進んでいくと引き込まれる不思議な感覚は、なんなのだろう❓ [気になる点] 登場人物が多すぎてチミーと渚君しか頭に残ら…
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