星座になれたら
いつだって、私が迷わないように
道標になってくれたあなたは
あの空に輝く ひとつ星みたいに
いくらこの手を伸ばしても
届かないよ
あなたは確かに
私の隣に居るはずなのに
心は遥か 宵の空
私がどれだけ あなたを目指して
歩みを進め続けても
まあるい星を ひと回り
元の場所へと、帰るだけ
決して届かないこの恋が
いつか息を引き取ったなら
その亡骸くらいは
空に昇って、あなたの隣で
どこかで聞いた 神話みたいに
キラキラって輝く
星座になれたら いいのにな