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俺だけシステムがある件  作者: 浅井 蒼
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優 対 大翔

優は大翔が作り出した氷のフィールドに転移されていた

大翔は手と足からありえないほど強い炎をだして高速移動してきた


「優さん殺す気で来てくださいよ!そうしないとサクリファイスのこと教えませんよ?」


大翔は攻撃しながら言ってきたので優は油断して大丈夫か?と言った


「大翔 お前は俺のことを弱く思っているみたいだが確実にお前よりかは強いぞ」


優は微笑しながら言うと大翔は


「なら証明してくださいよ! 優さん」


大翔は一瞬で優の後ろに回り 優さん と囁いてきた


大翔は様子を伺っているのか後ろに回り込むだけで攻撃はしてこない


優は短剣を持って攻撃したが当たらなかった

大翔は煽ってきた


「優さん当たってませんよ!僕より強いんですよね?」


と煽る時によく見る笑いを見せながら攻撃してきた


優は攻撃を防ぐのに精一杯で攻撃できなかった


「クソ こんなんじゃ攻撃できない どうすれば...」


優は心の中でそう思った優は一旦スキルにある殺気を発動させ大翔の動きをしばらく止めた


大翔はその殺気を受けると、とても驚いた顔で優を見ていた


「優さんあ な た こ ん な こ と も で き る ん で す ね」


大翔は殺気で腰が落ち言葉をうまく話せなかったのにも関わらず笑顔が逆に多くなった


その瞬間殺気の効果が何故かきれ大翔は動き始めた炎の塊を飛ばして氷を溶かした

大翔は言った


「大丈夫ですよ!攻撃してくださいよ〜これでも強いので」


とても殺気に満ち溢れた笑みを浮かべて言った


優はそろそろ攻撃しようと思い短剣をしまい転移をずっとさせ大翔には見えないようにした


「優さん剣しまったら死にますよ? あ もしかして剣で攻撃するタイプじゃないのに剣使ってたんですか?自分で自分の首絞めてたんですか?さっきまでいやー随分舐められてたんですね! けどようやく本気になってくれましたね」


大翔は言った。優はいくぞと言いスキルを同時発動させた


「<崩壊>そして纏術(インクル)


優は崩壊の白い気を纏った!大翔が回転しながらキックをすると崩壊を纏った拳で炎を壊し(消し)足を破壊させた

はずだった


「回復!?」


優は驚いて言った優は続けて言った


「お前はあれほどの攻撃力そして機動性があるのに超回復なんか持ってると言うことはマジックキャスターか?」


優は大翔から出る言葉がマジックキャスターだと言うのだと思ったが予想外の言葉が出た


「僕ですか?僕はまずハンターではありませんよ」


大翔はそう言った!

優は聞いた


「どうしてその力を持ってる?」


大翔が言った


「僕は入団試験に合格しました!Sランクで!あ 勘違いしないでください!勿論本気で入団試験になんか受けてませんよ ただ僕は強い人を探してただけなんですけどね!悲しいことにみなさん弱すぎてつまらなかったですね!あと正直に言いますと僕はハッカーですよ!悪いことをするクラッカーではないので安心してください」


優は驚いた!優は全員本気で入団試験を受けているのに大翔は本気ではなく弱気でSランクを叩き出したとてつもなく強い子だと言うことを知った


普通ならそれでハンターになるが大翔は強い奴が居ないからという理由だけでハンターにならなかった!大翔はハッカーという道に進み強いやつを探していたということだ


しかも核兵器のパスワードさえ知っている

優は敵に回してはいけない奴と戦っているのだと確信した


優は殺す覚悟を決めた


「そうかハンターじゃなくてハッカーか」


ハッハッハッと俺は余裕そうに見えるように笑った

だが大翔にはお見通しだった


「余裕そうに見せてますけど結構余裕ないですよね?」


大翔は残念そうに言った

そして大翔は続けて言った


「あなたも弱いのかー 期待ハズレだったかもしれないなー こんなんで余裕なくされたら困るんだけどね」


と言った

だが優は満面の笑みで


「俺がいつ実力を見せたと言った?」


と言った


優と大翔は同時に攻撃するため氷の地面を跳ねた

優は浮遊(ユーク)で飛び大翔は足からでるフィールドを埋め尽くす程の炎で浮いていた


優はインクルで纏った崩壊の白い気を右手にまとめて威力をあげた


優は真正面から言った

大翔は言った


「そんなんで攻撃当てられるとでも思ってるのかな?」


そう言い攻撃したがそれはうっすらと消えた


優は言った


「今殴ったのは俺の残像だよ 大翔くん」


と後ろから回り込み言いながら拳を思いっきり当てた


大翔は氷の下にある氷水まで沈んだ

優は死んだかといった


「勝手に死んだことにしないでくださいよ!!」


と大翔は言い炎を出した!炎は水や氷自分が作ったフィールドを全て蒸発、燃やしてもとのタワーの最上階の場所に戻った


「負けるんだったら本気を出してからにしますよ!もう自分が作ったフィールドも無いので自分が焼け死ぬかあなたが死ぬかのどちらかです!けど僕が死んだら死傷石で生き返らせてください!これだけは頼みます!」


大翔はそう言い最後に小声でこう言った


「そうしないと優さんの仲間にはなれないので」


と言った優は大翔が小声で発したのでその言葉をはっきり受け取ることはできなかったが、優さんの仲間に とは聞こえた


優はわかったと大翔に伝えた


大翔は言った


「優さん強いのでもっと怖い人かと思いましたけど優しくて良かったです」


と大翔は今まで見せた笑顔のどれよりも清々しい笑みで言った

優は何も言わずに防御体制に入った


「では行きますよ」


大翔は言うと大翔はハリケーンのように早く回転しながら円をかいたとても綺麗な炎で勢いをつけながら放った


「僕の本気です」


<メテオリックハリケーンバーストッ>


とても高火力でタワーの最上階から25階までが爆発と高温度で溶けてしまった


<崩壊>


しかし優は崩壊であっさり爆発の炎そして風までも消滅させた


大翔は言った


「これでも優さんの本気は出せてませんね」


と死ぬ寸前の笑いを見せながら言った


「優さんこれでも仲間になれますか?一緒に こ れ か ら」


優は優しく言った


「あー俺にはお前が必要だ」


大翔は最後に言った


「良 か っ た...こ れ か ら よ ろ し く お 願 い し ま す...最後に後ろにある短剣でトドメを刺してください...どっちにしろ焼け死ぬんですから優さんの攻撃で死んだ方がましですよ」


と大翔は笑い、優は後ろの短剣も気づいていたのかお前は強いなと言い短剣でトドメを刺した


優は大翔のカバンを持ってタワーを出て自分の家に戻ってきた


タワーを半壊させた大翔は死傷石で蘇った!死傷石は登録した人にしか使えないが大翔は俺にも死傷石を登録してくれていた


優は大翔ほどの優しい人は多分この世にはいないだろうと思った


タワーが半壊した出来事はテレビに報道された


「僕たち有名人ですね!」


と言い大翔は言った


優は


「バカか!こんなこと知られたら絶対面倒ごとに巻き込まれる」


と言った

大翔は


「まぁ僕も面倒ごとは嫌ですからね」


といった

優は話をサクリファイスにうつし色々聞いた


「大翔 サクリファイスについて教えてくれるか?」


と優は言うと大翔は優の家に来た時に何故か一緒に住むことになってたので勝手にパソコンを設置していた


そのパソコンでその情報をまとめたのを見せてくれた


「まず始めからですけどサクリファイスは世界中にいることはご存知ですか?」


優は それは知ってるといった


「次にですね、サクリファイスには階級があるのはご存知ですかね?」


優は何だそれ?と言いたそうな顔で大翔を見ると

大翔は察してくれて優しく教えてくれた


「本当に何も知らないんですね これで探すって言ってたんですか? それはやばいですよ」


と言ってきた大翔に対して優は仕方ないだろと顔を真っ赤にしていった


「分かりました!全て話しますね」


と大翔はため息をついた


「まず階級ですが主にサクリファイスの次にサクリファイスハーバル次がサクリファイスロッド次がサクリファイスロードそして最後にサクリファイスキングといったような5種類います!」


と大翔が説明した

優は言った


「そんなに多いのか!てことは俺があったのはサクリファイスで一番弱いやつってことか?」


というと大翔が


「そうですね!」


「あれで一番弱いのか...信じられない 俺も もっと強くならなきゃ」


優がいうと大翔はそうですねと答えた


「優さんが会ったのはサクリファイスですね!そしてサクリファイス達の正体は全員人口的に作り出されたものです」


優は驚いた


「人工的にだって!?」


優は言った


「じゃあなんでサクリファイスは人間を殺した?」


大翔は険しい表情で言った


「そうなんですよ!そこが問題なんです サクリファイス達は人工知能です 人工知能は自分で学ぶことができますということはサクリファイス達は学んだ結果 人間が害悪だとみなしたんだと思います」


大翔は続けて言った


「元々はサクリファイス達は人間と共闘する為に作られた とあるモンスターを改造したものです!そしてサクリファイス達は共闘をやめ害悪な人間を殺しています!多分今こうやって説明してるときでも殺してるかもしれません」


大翔が言うと優は早口で言った


「こうしてられない!今すぐ助けに行かなきゃ!大翔 サクリファイスの場所を教えてくれ」


大翔はすみませんと言った


「サクリファイスは不確定なところに現れるのでどこにいるのかわかりません!しかし僕は直径10キロ以内にいるサクリファイスなら探知できます」


優はサクリファイスを作ったところを聞いた


大翔は言った


「あの半田学園で作られたという噂はあります!ただ噂なので調べないと分からないです しかもあそこの入学試験は難しいですよ!生き残り制のデスマッチの入学試験ですからね」


どうします?と大翔は聞いた

優は勿論


「その入学試験を受けてやる」


と優は意気込んだ


大翔は冷静に言ってきた


「その為にはまず実力はあげないとですね!頑張りましょう」


とやる気満々で言った

優もやる気満々でおう!と答えた


これから優達はサクリファイスを作った人を探す為に入学試験を受ける

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