報道の影響
俺は朝起きるといつも通りミッションをすぐに終わらせた
#報酬を受け取りますか?#
はいorまだ
俺は はい を選択した
どんどん俺は強くなってく
サクリファイスに追いつこうとしている実感が湧いた
しかしサクリファイスの情報は全くない
ただ一つ分かることがある
サクリファイスはタワーにいるということだ
俺はそれだけを手掛かりに今日もサクリファイスの情報を探しつつタワーをクリアしていた
12月13日金曜日サイハテタワー3階
今俺はは新宿区のタワーをクリアしたところだ
今回のボスもサクリファイスではなかった
俺はは他の人が俺みたいな苦しい思いをしてほしくないという気持ちでサクリファイスを探している
だが一向に手掛かりは掴めない、それに全部でサクリファイスが何体いるのかというのもわからない
俺「今回もハズレか」
とりあえずタワーをこれからもクリアしてこう優はそう思いサイハテタワーを後にした
優がタワーから出るとそこには大量のサイハテタワーに居たモンスターそしてボスも居た
優は忘れていた
今日は1ヶ月に一回どこかの地域でモンスターが外に出てくる日だということを思い出した
そして今回はここが選ばれた
普通ならCランクのハンターが殺せる敵だが今回は逆に人が被害を受けていた
優はまずいと思いボス以外のモンスターは別のハンターに任せて俺はボスのところに直行した
優はランフォンリンクスを持ちボスの首を切った
そして周りのモンスターも全員殺した
優は実力がバレるとまずいのでスキルにある転移で自分の家に移動した
翌日それはニュースに報道された
それほど連日報道はされなかったが少々注目を浴びたニュースだった
ヘリコプターの上から撮られたその状況は俺が丁度タワーから出たところからモンスターを倒し終わるまでが報道されていた
放送上グロテスクな映像になるのでカットされていたと優は思った
優の正体はばれなかった
そう優は思っていたがネット上ではおかしいという声が多かった
倒される前と後の数秒間の間で俺はモンスターを倒した、だが倒せる前には誰もいなかったところに人がいるつまりは優がいるということでネット上ではこの男の子がやったのではないか?とまでばれていた
優はそんなことも知らずに翌日もタワーに行きバスを倒した
「やっぱりここにも居ないか...」
優はさすがに情報がないとサクリファイスの場所さえ分からないと思ったがどうすればいいのだろうと悩んでいた時、同年代ぐらいの背丈で高い声
の中学生が後ろから話しかけてきた
「木島 優さんですか?」
俺は淡々とそうですと答えた
「良かった!これで間違ってたら恥ずかしかったよ」
と男の子は言った
続けて男の子は言った
「僕の名前は 加里 大翔と言います
僕は貴方をテレビで見たときに強い人だなと思い今日は尋ねました」
加里 大翔はそう言ったので優は驚いた表情で聞いた
「なんで俺だと分かったんだ?」
と聞くと彼は
「僕パソコンを扱うのが得意でそれで貴方のことを少し調べさせていただきました」
「同年代なので優さんと呼んでもいいですか?」
と言ったので俺はいいよと答えた
すると彼はいきなり
「さっそくですが僕と殺し合いをしてください!」
と笑顔で言ってきたので優は は? といった
彼は危ないですよと言っていきなり攻撃してきた
しかも攻撃はとても高火力しかも機動性がとても優れていた
今の優よりも攻撃力が強かった
大翔の攻撃は手から炎だして浮きながらしかも足からも炎を出している
優は逃げようと思ったがその瞬間大翔がスキルを発動した
「フィールドチェンジ!氷河」
といった瞬間周りが氷のフィールドになりさっきまでの風景とは一変した
「僕の炎は威力が強すぎて自分の体が持たないのでこうして氷で冷やしてます」
と言ったが俺は何故戦わなければいけないのか聞いた
「俺がなんでお前と戦わないといけないんだ?」
そう聞くと大翔は
「一石二鳥だからですよ」
そう聞いた優はなぜだ?と聞いた
「僕はあなたと戦いたいあなたはサクリファイスだっけ?そのサクリファイスていうやつのことも知れる」
そう聞いた瞬間優はなんで知ってるんだ?という顔をした
「なんで知ってるんだ?て言いたそうですね」
大翔は言った
「僕はパソコンを扱うのが得意って言ったじゃないですか!いちよ核兵器の発射コードも知ってますよ」
といった大翔は笑いながら言っているがこれはかなりの犯罪ものだが警察には言えないなぜなら俺も隠したいことがあるからだ
優は戦うしかないと思った
「分かった!俺がお前に勝ったらサクリファイスのこと教えてくれるんだな?」
と聞くと大翔は笑顔ではい!と答えた
大翔は言った
「死傷石は何個でもあるので僕が殺されても優さんが殺されても大丈夫なので殺しにきてください!」
そう笑顔で言った
俺と大翔は戦闘態勢を取った