反省回
我ながら、酷い回に成ったと思います。
「え~っと、何このヘンテコなタイトルは……?」
「静かに! これから大事な話が始まるんだから!」
開幕早々、夏海さんに怒られた。
だが、俺が気にするべきことは他にもある。
……あるのだが
何でかなー?
ツッコミをする気がおきない。
だって……
「今回はツッコミは控えめで」
という看板を抱えた「なまはげ」が部屋の隅っこに立っていたからだ。
(あんた自身にツッコミを入れたいよ俺は)
(……)
ツッコミたい衝動を必死にこらえる。
だって「なまはげ」だし
怖いし
格好いいし
「えー皆さん、今日はお忙しいなかお集まりいただき、ありがとうございます。司会を務めさせていただく「00」と申します」
なまはげに夢中(♡)になっていると、これまたヘンテコな事が始まりそうだ。
しかし……
皆、何でこんなに落ち着いているんだろう?
ダンジョンは?
あれは夢じゃないの?
まぁ、いいや。
今日はツッコミは禁止!
だって怖いんだもん、なまはげ
「えー、本日は何故こんなにも更新が遅れてしまったかを議論します。何か質問は?」
その言葉だけで十分だと思うよ俺は
今更、質問なんて無い
早く俺を解放してくれ
ワンちゃんに会いたいんだ
と、心の中でぼやく。
今日はツッコミは禁止、禁止である!
「えー、作者の分身の聡君! 何故こんなにも更新が遅れてしまったの?」
「腰痛だよ」
「ありがとうございましたー、それでは解散!」
……え、終わり!?
もっと何か無いの?
「……と、言われても皆帰っちゃったし」
本当だ! 皆居なくなってる!
因みに俺達がいたのは牢屋だった。
……まさか、またダンジョン攻略、最初から!?
心の中で必死にツッコミを入れる
声に出せないことがこんなにも辛いとは……
「あ、もう声に出して良いよ、聡君」
「あ、そうですか……」
顔色で察したのか、心を読んだのか、
うん。考えない様にしよう。
「で、何します? この回が終わるまで……」
「登場人物紹介!」
「賛成」
「賛成」
「■■■■■■■!!!!」
ふむ、登場人物紹介の意見で固まった様だ(最後、明らかにヤベー奴がいたが……因みに「なまはげ」ではない)。
えー、では登場人物紹介
まずは……
「聡様、大変です! もう尺がありません!」
「え?」
つづく
更新遅れて、すみませんでした。
次は早めに更新する……つもりです。