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ストーカーのお仕置き 序章


「うん……」


タイトルでさっしてしまった。

今回はヤバい回だと……


まぁ、今さらこの作品のヤバさを伝えたとしても、誰も助けてくれない訳だしあきらめよう。


「さて、」


果たして、どうしたもんか……


椅子に縛られた手は動かすことは出来ないだろうし、実際に動かしてみても、やはりダメだった。


ならば口! 大声を出せば……

……当たり前の様に口には、テープが貼ってあった。


くそっ! ならば足だ。

足でどうにかするしかない!

無論、足にはテープとくつを脱がされた裸足の足が……あれ? 靴下くつしたは……?


(とにかく、脱出は無理だ)


俺は諦めた。

主人公が諦めると言うとすごく情けない事が分かった。


ところで今さらだけど、俺って主人公だよね?

ひどい目にばかり合ってるけど俺って主役だよね(涙)


ちなみに夏海さんは既に学校へ向かった。

ストーカーが待ち伏せしているため、瞬間移動しゅんかんいどう……と、間違われる様な運動神経で学校へ出発した。


どういう間違いなんだと、思うかもしれないが……いや、えて説明は止めよう。

だって、この話が始まってから、無茶苦茶むちゃくちゃな展開ばかり続いているもの……


とにかく、俺は脱出を諦め夏海さんがけっぱなしにしていたテレビを見ていた。


いやー、面白いなー

あ、終わった。


時計(夏海さんが置いていったもの)を見ると時刻は既に2時を回っていた。


マジで誰か、助けてくれないかなぁ……

俺のヒーロー……


「ぶわくしょん!」

鬼はくしゃみをした。

……あんたが、俺のヒーロー!?


そんな、現実逃避げんじつを、していると、


(ガチャガチャ)


窓の方から鍵を開ける音がする。

まさか、助けが……


俺が目に思わず涙を浮かべると、


「俺、夏海さんの……友達……え?」


ただのストーカーだった。

果たして、ストーカーが放った言葉の意味とは……


つづく


☆おまけ☆


ストーカーの特徴

統一性がある他は不明

今後の研究に期待される


以上

次回、さとし君に試練が……!?

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