ストーカーのお仕置き
今回は読みにくいかも、しれません。
ごめんなさい!
「で、何がどうして、こうなった?」
俺は不満たっぷりの顔で、目の前の美少女、夏海さんに問う。
「あら。ずいぶんと距離が近くなったね♡」
「遠くなって、いるんだよ」
曲がっているとも、言えない事はなかった。
ひとまず状況整理
俺は夏海さんの家でテレビを見ている。
……うん、普通だ。
椅子に座って、
……うん、普通だ。
体を椅子に縄で縛られて、
……うん、普通……ではないが最近、いろいろありすぎて驚かない自分がいた。
ていうか、話が始まってから3日も経って、いないんだが……
……続けよう
椅子の後ろに手を縛られていて、
……あえて、スルー
バラエティー番組が終わって、
……うん、普通だ。
ニュース番組が始まって、
……うん、普通……って、いやいやいや、ちょっと待て!
「どうしたの? 「洗濯挟みの冒険」の番組のほうが、良かった?」
「いや、そうじゃなくて!」
夏海さんの勘違いにも、一応、ツッコミを入れておいて(但し、「洗濯挟みの冒険」はツッコミを無理して押さえ込んだ。今年になってから、一番辛かったかもしれない)現在の状況を、夏海さんに確認させる。
「なんで、俺は縛られてるの?」
「気持ちいい?」
「ふざけるな」
学園のアイドル(候補)に荒っぽい言葉でツッコミを入れる。
取り敢えず、1人で状況を整理しよう。
落ち着くんだ……俺……
まず、男達を帰らせた後、俺は椅子に縛られた。
25文字以内で終わってしまった。
それほど、俺も混乱しているのだろうか……
えーと、縛られた後は……
バラエティー番組を見て、ニュース番組が始まり……
「ほとんど、どうでもいい話じゃねーか!」
「うん。そうだね☆」
夏海さんがフォローしてくれない。
いや、俺が彼女に求めているのは、フォローよりも、大事な事だが。
まあ、取り敢えず……
「夏海さん。縄をほどけ」
「あ、「洗濯挟みの冒険」始まったよー」
ふっ、仕方ない……
今日は俺の負けだ……
その後、俺は夏海さんと一緒に「洗濯挟みの冒険」を楽しんだ。
俺、イカれちゃったのかも……
果たして取り返しがつくのだろうか……
話が始まって2日弱。
一向に話が進んでいなかった。
つづく
前回のストーカー2人のプロフィールはまた、今度。
次回! 「洗濯挟みの冒険 嘘 」……あ、
()をつけ忘れました。