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２話
「終わんないー！！」
私は学校の宿題に追われている。
これ見てる君！助けてくれよ！！
※無理です。
「お前が少しずつでもやらないのが悪い」
てめぇ来夢。罪を擦り付けやがって。
※自分の責任です。
来夢はそのまま自分の部屋に戻った様子。
「うわーん！誰か助けてぇー！」
一人でぐすぐす泣きながら課題を進めている。
「あの、わ、私の宿題、写す・・・？」
この子は笹原 凜華。
ちょっと引っ込み思案だけど、頭が良くて優しい子！
「ありがとー！ほんとマジ天使！！いや女神と呼ぼう！！」
「いやいや、そんなことないよっ！」
少し顔を赤く染める凜華ちゃん。
宿題を終わらせる為に宿題を見せてくれてる凜華ちゃんのためにもはやく宿題を終わらせないと。
そして約２時間。
私は宿題を終わらせることができた。
「やったぜー！！」
喜びに浸る私。
「や、やったね、颯来ちゃん・・・！」
私に紅茶を入れてくれたみたい。
「お、ありがとう凜華ちゃん」
にこりと笑う凜華ちゃん。
可愛い。かっこ真顔で。
「可愛い」
つい声に出たわ
さて、天使殲滅作戦を立てるかな。
