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母親へ愛を込めて


 夢を見ました。

 きっと夢であるに違いません。


 睡眠薬を飲んだ私は、虚ろな意識で横になっていました。微睡まどろみの中にいたのです。レム睡眠だったのでしょうか…。


 

 眠りについているのか…。

 それとも起きているのか…。

 夢の中なのか…。

 現実なのか…。

 脳が見せている錯覚なのか…。

 脳が望んでいる希望なのか…。


 遠くから聞き覚えのある声がしました。優しい声でした。娘の声だったとは思います。声が聞こえたと思うと、私の頭を撫でている様な、感覚がありました。ソレから何かを囁いていたと思います。



 「おやすみなさい。良い夢を。」


 かろうじて、ソレだけは理解出来ました。

 きっと娘は私の真似をしてくれたのでしょう。


 睡眠障害だった私が良い夢を見られる様に…。

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