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歌と宝石

作者: 秋葉竹



夢をみた起きたら泣いてる


桃色のあたたかい空気が澄んで


いつまでも寂しい花が一輪


枯れずに名前さえ知らない


なにが自由か知らずに飛ぶ鳥


七色の虹へ向かう訳も知らない


オモイ喉元におさえこむ星月夜



夢をみたあなたは泣いていた?


あたたかく微笑みながら震えている


寂しい花がひらひら花びらを落とす


白いあなたの小指の爪のような


自由にはなれないからみつくシガラミ


訳もなく泣いていたねあの夜


裸ですきとおるふたり星月夜



罪ばかり残る生きかたをしてきたか


爪を研いで猫になりたいな


さようならこれは予言だハズレて欲しい


あなたの生きざまと真逆に成り果て


てきとうにこぼれ落ちる言葉


てきとうに転がる小石蹴り上げて


さようなら『歌と宝石』のあなた



そんな美しい霞みがかった夢の中



夢をみた



起きたら泣いてた










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― 新着の感想 ―
[良い点] >自由にはなれないからみつくシガラミ >罪ばかり残る生きかたをしてきたか 思い当たるフシがありすぎる。 持たなくて良い罪ばかり、背負ってきたような気がします(^_^;) 秋さんもなのかな…
2022/01/08 08:45 退会済み
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