キャラクター名鑑(2)
【ハーキュリーズ】
27歳、只人の男性。身長185cm、剣闘士めいた革と板金の鎧。
クイントピア東区で活動するフリーランスの殺し屋。魔物素材の剣とバックラーを使う剣士であり、軽快な動きと堅い防御を両立している。
かつて彼らのようなフリーランスは、小規模ギャング・クラン間の抗争の切り札として雇われ、武器を振るっていた。しかしヒュドラ・クランの東区統一により、その役割は内部抗争の尖兵や汚れ仕事へと移りつつある。
【ローバスト】
65歳、ドワーフの男性(ドワーフはエルフ同様の長命種であり、老化が遅い)。身長155cm、伸びた顎鬚、角付きの重兜と総金属鎧。
クイントピア東区で活動するフリーランスの殺し屋。身体を鋼鉄のごとく硬化する〈不抜〉のスキルで防御を固めながら突撃し、ヘヴィメイスで敵を叩き潰す豪快なバトルスタイルを好む。クイントピアにおいても銃弾を生身で耐えられる魔法使いは貴重であり、『不沈艦』と恐れられていた。
【ナイトフライ】
24歳、只人の女性。身長174cm、結った茶髪。各所に投擲用クナイを仕込んだ黒ずくめの布服。
クイントピア東区で活動するフリーランスの殺し屋。毒による暗殺を生業としていた一族の生まれであり、仕事を探しにクイントピアに流れ着いた。複数種類の毒について調合・解毒の知識を持つ。
【デーモンナイフ】
35歳、只人の男性。身長183cm、黒髪の総髪、サムライ鎧めいた意匠の入った防弾服。螺鈿細工の鞘に収まった刀と脇差の二本差し。
クイントピア東区で活動するフリーランスの殺し屋。気流魔法を使った飛ぶ斬撃『太刀風』を得意とする魔法剣士。かつて妻を辱め自害に追い込んだ主君を斬り殺し、一子とともにクイントピアに流れ着いた。
【ホワイトリリィ】
28歳、只人の女性。身長160cm、純白の長髪にゴシックドレス(ボディのパーツ換装により、容姿や背格好は自由に変えられる)。
クイントピア東区で活動するフリーランスの殺し屋。類稀なマギバネ適性を持ち、身体の9割近くを魔導機械に換装したマギボーグ。サクシーダーの暗黒シンジケートを得意先としており、しばしば新型マギバネ兵装のテストベッドを務めていた。
本作中で使用していたガトリング・ユニットは外部動力で複数の砲身を回転させ、単砲身では実現不可能な弾幕を張る兵器であり、その名は世界で最初に銃を発明したドワーフ『ブローニング・ガトリング・カラシニコフ』に由来する。
【ダズリングハンド】
28歳、只人の男性。身長178cm、逆立てた金髪。
クイントピア南区のB級冒険者。熟練の賞金稼ぎであり、両手のナックルダスターに電撃魔法をまとわせたエレキ・パンチで無数の犯罪者を捕縛、もしくは殺害してきた。自らの位階を追い越したパノプティコンをライバル視していたが、関係自体は悪くなく、しばしば共に仕事をしていた。
【スパニエル】
17歳、獣人の男性。身長170cm、黒髪に白メッシュ、耳をドーベルマンめいて尖った形状に断耳しており、右耳は銃創で欠けている。
クイントピア東区を牛耳るギャング「ヒュドラ・クラン」のヒットマン。冷静な判断力と躊躇なく死地に飛び込む度胸を評価され、若手ながら幹部候補に取り立てられていた。若頭チャールズから直々に銃僧兵闘法の薫陶を受けており、戦闘能力は非常に高い。
【イグニッション】
18歳、只人の男性。身長175cm、フルフェイスヘルメットにライダースーツ。
クイントピア東区を牛耳るギャング「ヒュドラ・クラン」のヒットマン。胸椎部にマギバネ端子を移植しており、専用にカスタムした魔導バイクを脳直結操作する。スパニエルとは舎弟と兄貴分の関係だが、ほとんど友人同士のように接していた。
【デザートライダー】
25歳、只人の男性。身長182cm、浅黒い肌、布服に革の胸当て。
クイントピア南区のB級冒険者。遊牧民族の出身であり、砂漠原産の陸生飛竜「ジンニーヤ」に騎乗して戦う。本人も馬上槍の扱いの他、使役する魔物を強化する補助魔法を身につけている。
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