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8.迷子になりました

 んん〜〜、良い朝だな。それに良い天気になりそう。


 ゼクスさんはまだ就寝中……良い事考えた……『土檻』アースジェイル! 「おぉ〜〜、成功した」起きた時が楽しみ。


 川で顔でも洗ってこよう? ガザザッ! 「えっ、誰?」音が聞こえた方を見た。「はあはあはあっ、た、助けてくれ! ウルフの群れに……ひい、来た!」「グルルルルッ!」 これ10匹はいるわね。


『風壁』ウィンドウォール! ヒュウウゥゥッ! 「風の壁を作って、ウルフからの攻撃を防いでるので此処から出ないで下さい!」タタタタタッ! 私はウルフの方へ走り『風圧』エアブレス! ヒュ〜〜ググググッ!! ウルフに風の圧力をかけ動きを止めた。


 これでお終いよ。『台風』タイフーン! ビュウウゴゴゴッ!! ウルフがいた広範囲に攻撃した。


「チェックメイト!! エッヘヘッ! 倒せた〜〜!!」ピョンピョン飛び跳ねて喜ぶ私「おじさん、もう大丈夫だよ」倒したウルフをアイテムボックスに……「ミオ……よ〜〜く〜〜も〜〜土檻の魔法をしてくれたなぁ!!」ゼクスさんが怒ってる……「いつも私の事笑うからお返ししただけだし」さっきのおじさんが自分の物のようにウルフを何かの袋? アイテムボックス……だよね? に全て入れて「嬢ちゃんよ! これは、わしが見つけた獲物だ! もう用はねえから此処から去れ!!」私は、おじさんの怒鳴る声に驚きビクッとなり、走り去った。「おい、ミオ?」……あのおじさんの目が血走ってて『ビッグベアー』より怖かった。遠くでゼクスさんの声が聞こえたけど、怖くて何処を走ったのか分からなくてなってしまった……つまり……『迷子』です!


 普通ならスマホで連絡が出来るけど、此処は異世界だから連絡の手段が……まだ分かりません!


 歩いてるとワイバーンが2匹いた。


 ビッグベアーより大きい……このまま去ってくれないかな。


「グギャアアアアァァァッ!」でっかい鳴き声……こ、こっちに「来たぁ〜〜!!」


 こうなったら『放電』スパーク! ババババババッチィ!! 「グギギャアアァァッ!」効いてる、『雷刃』サンダーカッター! 威力と速度も高い雷刃で2匹を狙い斬った。「グギャアアァァァッ!」……ドドオオオ〜〜ン!! 「チェックメイト!! はっはっはっはぁはぁっ……た、倒せた〜〜」……迷子の私……ワイバーンをアイテムボックスに入れないと!


「ギャア……ギャアア……」んっ? 何か聞こえる、何だろう……何この【声デカ顔キモ人参】は!

  「ギャアアアアアアアッ!!」うるさ〜〜い! 『氷刃』アイスカッター! 「ギイギャアアッ!」 威力も速度も高い氷刃を複数打ち人参キモ顔を斬り倒した? ……ポテッ……「チェックメイト!!」 思ってたより弱い? 「うえっ、キッモ!」さっさとアイテムボックスに入れてと……「あっ、魔法の箒! 箒で空飛んで行けば、ゼクスさん達に会えるかも」


 ジャジャ〜〜ン! 魔法の箒! って誰に見せてるんだろ……。


「行けぇ〜〜!! やった、飛んだ〜〜ギャアアアアァァァッ!!」声デカ顔キモ人参と一緒の声の私って……これでも女なんです。


 箒が暴走して止まりません! 「止まって〜〜!!」ピタッ! 宙で止まった。


「ミオ! こっちよ」あっ、ルシアさん達がいた。このまま突入〜〜!! 「ミオ! ス、スカートの中が……その……」ゼクスさん何で頬が赤いの? 首を傾げていると「ミ〜〜オ〜〜! 何処まで行ってたんだ! 心配……してたんだぞ」最後の声は小さくて優しい声だった。


「ホラ、降りて来い」「降り方が分からないから無理!」ダンさんに降りて来いって言われたけど、どうやって降りるんだ? 「箒さん、下に降りて……」スススーー、降りれた!


「心配かけて、ごめんなさい」ゼクスさんは目を外らせながら、私の頭をポンポンしてくれた。


「グウウウウゥゥゥッ!」……!! こんな時にお腹が鳴った!


「何か獲物を狩って来てやるよ!」「獲物ならあるよ、さっき仕留めた」ゼクスさんは行く気満々だったけど、私がワイバーンを出すと「おいおいおいっ! ミオ、また危険な事したのか? んん〜〜っ!」「出た!ビッグベアー!」ダンさんは笑いながら、誰がビッグベアーだ! と言いながらワイバーンを見ていた。

誤字がありましたら、すみません。


読んでくださり、ありがとうございます。


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