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第13話 帰らぬ修学旅行 1日目 ~22:48 旅館『庵治美亭』

申し訳ありません。ミステリーと言っても全然本格的でも、すごいトリックがあるわけでもありません。

そういうのをご期待されている方は他の作家さんをお勧めしますので、どうぞブラウザバックしてくださいませ。

誰でも解ける、みすてりー、を目指してます。

 これでよしっ!

 ……とまではいかないけど、一か八かね。

 私は、最悪の事態を迎えそうになったことを覚悟して、ある細工を施したところだった。

 すると、廊下の方から、

『えぇー!?』

 だとか、

『もうー!?』

 だとか、不満が重なる声が聴こえてきた。

 とうとう始まったみたいだ。就寝前の点呼が。

 ど、どうしよ……!?

 先生が来る!

 私たちの部屋は二〇五号室。おそらく二〇一号室から順番に点呼していくはずだから、四番目よね。

 い、いざとなったらすごい緊張してきた。心臓が胸の裏をとにかく叩く。口から何か出てしまいそうな嗚咽感。

 それほど優等生を気取ってきたつもりもなかったけど、先生相手に、あからさまに校則や倫理観を破るような悪戯なんてしたことはない。

「ねぇ会長、あの3人はどうしたの?」

 浅野さんが私に言った。あの3人とは、ミキちゃんとマリちゃん、そして姿が見えないサキちゃんのこと。

 どうしたのって私が訊きたいくらいだけど。

「あの子たち、まだ戻って来てないの。探しに行きたいけど、もう点呼が始まってる……みんな、これがどういう事態かわかる?」

「も、もしかして、何か罰でもあるわけ?」

 浅野さんを含む4人が固唾を呑む音が聞こえたような気がした。

「さっき、室長会議で発表されたけど、点呼の時に一人でもいない部屋のメンバー全員が、罰として草むしりをさせられることになったわ」

『えぇぇぇぇ~!?』

 当然の結果だ。不満の声が出ない方が不思議だもの。

「だから……先生が来たら……」


 コンコン……。

 扉をノックする音が聞こえた。

「安田です。C組二〇五号室、開けてください」

 私は最終確認の目配せを4人に向けた。全員が小さく肯く。

 襖を開け、数歩廊下を歩き、鍵を回してゆっくり扉を開く。

 先生は何の疑問も持たず、笑顔で立っていた。

 ここだ!――私は心の中で叫んだ。

「え? どうしたんですか!?」

 私は出来る限り自然に、そして驚いてみせた。

「ど、どうしたって……」

 先生にも動揺が見えた。よし!

「さっきも言いましたよ。点呼の時間は22時って」

「えぇ。ですから、ビックリしちゃったんです。まだ22時前なのに、いらっしゃったから」

「はぁ?」

 先生を部屋の中に促す。

 安田先生は、少しためらったようにも見えたが、その一歩目が動いた途端、するするとスリッパを脱ぎ、動き出した。

「……私の方こそ意外です。まさか会長であったあなたがそんな子供みたいな冗談を言うのならね」

 先生の襖を開ける腕に力が入っていた。

「――な、なにしているの!?」

 と驚いているが、特別変わったことはしていない。

 みんなゆっくりと時間を過ごしている。就寝に向けての準備などしながら。着替えを確認したり、髪を解いたり。

「え? どうしたんですか先生」

 浅野さんと特に仲の良い水野さんが言った。「まだ十時前ですよ?」

「何言ってるの!? もう22時を過ぎてます! いつまで起きてるの!」

「えー? でも時計はまだ21時55分ですよ?」

 部屋の時計を浅野さんが指さす。確かに長針が文字盤の『11』の上に乗ったところだった。

「は……はぁ? でも確かに22時……16分よ」

 先生は腕時計を示した。「あなたたちもスマホとか観たらわかるでしょ?」

「貴重品なので、金庫に片付けたままです」

 私が後ろから声をかける。

 振り向いた先生は、どこか面白くないような、そしてどこか不安な様子だった。

「申し訳ありません。つい時間ギリギリまで起きてました。けど、まさか時計の時間が狂っているとは思わなくて。急いで準備しますので、また後で来てください」

 私は、時計の時間を狂わせたことに罪を償う気持ちで頭を下げた。

「……そ、そう」

 先生は声を絞り出してる。

「わかりました。先に他の部屋を見て回ります。最後にもう一度やってきますから、それまでには準備しておくこと!」

 先生は足音をわざとらしく立てて、敷居を潜り、「……次はありませんよ」扉を閉めた。

 私は急いで後ろ手に襖を閉じて、みんなと目を合わせる。

「ふふっ」

 と誰かが笑いをこぼす。

『やったー』

 自然とみんな同じ言葉を出して、笑いあった。

 なんとか無事成功……。私もホッとした。なんだか肩の力が抜けて、自然とその場に座り込んでしまった。

「でも次はもうこの手は通用しないでしょ?」

 浅野さんが楽し気に言っている。「次はどうする?」

「そうね。でもどうにかしないと……まずはミキちゃんに戻ってきてって……ん?」

 私は、ふと枕元に見える、何かの影が気になった。

 この布団は私のではなく、サキちゃんの場所だ。あまり人の寝具を探るような行為は、たとえ旅館のものであったとしても、気が進まない。

 でも、その影が……もし私の嫌いな虫だったとしたら、どうしよう!?

 いやいや、待って待って。今は冬だから、流石に虫はいないと思う。

 でも、万が一ということもあるし、もしそうでないなら、一体何?

 私はダメだと思いつつも、その手を伸ばすことを止めることはできなかった。

 枕を持ち上げると現れたのは、黒い塊ではなく、赤黒い染みだった。

 え……、こ、これ、血!?

「? どうしたのかいちょー?」

 私は咄嗟に枕で隠した。

「へ? うぅん……な、なんでもないわ。はは……それより、早い所、寝る準備しましょう」

 ミキちゃんにも連絡しておかなくっちゃ……!


 ――コンコン……――


 また扉をノックする音が聴こえる。

 え……な、なに? ま、また先生……?

 みんながこっちを見てくる。タイミング的に出たくないけど、仕方ない……。

 私は大きく息を吸って、扉へと向かった。



「協力って何をすればよいのかしら?」

 仲居さんはマリに向かって改めてそう尋ねる。

 私たちは、従業員さんの休憩室へと移動し、話を再開した。ちなみに、この人の名前は日野さんというらしい。6畳くらいの広さの部屋はこじんまりとして少し薄暗い。この時間は多分誰も来ないだろうということで、借りることになった。

「日野さん、防犯カメラってありますよね?」

「えぇ、本館には付いてるわ……え!?」

 日野さんは何かを察したようだ。「だ、ダメよダメ! いくらなんでも、防犯カメラの映像は見せることはできないわ!」

「誰もそんなこと言ってません」

 マリは変わらず冷静に正す。「個人情報の塊みたいなものですから、それを見せろなんて恐れ多いことは申しません」

 日野さんは「そ、そう……」とガスが抜けたように椅子に座り直した。

「防犯カメラに録画された映像を観てある人を見つけて欲しいだけです」

「ある人? で、でも、映像を観るにしても、松之木副館長の許可がないと……」

 日野さんはもじもじと言う。色々としきたりがあるみたいで、要するにできないと言いたいのだろう。

「日野さん」マリは、顔を上げた日野さんの目を、真っ直ぐに見つめ返した。

「私たちの同級生が見当たらないんです」

 マリの声が、小さな部屋をじっとりと満たした。

 日野さんは目を点にして、何も言わない。

 静まり返った部屋に、時を刻む音がはっきりと聞こえてきた。時計の秒針までが一瞬息を止めていたかのように。

「み、見当たらないってどういうこと?」

「文字通りの意味です。1時間程前から姿が見えないんです」

「い、1時間……って、」

 日野さんは、はぁと息を吐いた。それは気の緩みを示す嘆息だ。

「そ、それくらいなら、どこかに遊びに行ってるだけでしょ?」

 私も、そう思ってしまう気持ちは分からないでもない。もしかしたら、今部屋に戻れば会えると思っている自分もいる。

「事情は話せませんが……」

 マリは右のポケットの上を触っている。「私は、彼女が攫われたと確信しています」

「さらわれたってそんな大げさな――」

「お願いです!」

 日野さんは驚いて目を見開いちゃってるわね。

「21時から30分もない時間帯です。私たちがロビーに現れるまでの時間でいいので、確認してみてください」

 私はスマホの中にあった、サキの写真を提示した。

「……わ、わかったわ」

 日野さんは静かに頷いた。「副館長以外の人も含めて、人の目を盗んでのことだから、すぐにという訳には行かないけど、なるべく早く確認するわ!」

 日野さんは立ち上がった。

 ……と思ったら、また座り直して「でも、それ先生とか、最悪の場合、警察に連絡した方がいいんじゃない?」

「それはできないんです」

 マリは髪を耳にかき上げた。「修学旅行が中止になっちゃいますからね」

 ……はぁ!?

「そんなのんきな……まぁ、何か事情があるみたいだから、深くは聞かないけど……」

「あ、あと、これは見覚えないですか?」

 と取り出したハンカチの中に包まれていたのは、あの刃だ。

 改めて見ると、四角と言っても、正方形ではなく台形に近い。

 台形と言うと上辺が短くて、下辺が長い形、プリン型をイメージしちゃうけど、刃の部分を下辺としてとらえたら、これは左辺が短い、と考えたらいいかも。

 色も、鼠色と鋼色のツートンカラーとでも言えばいいのかしら?

「うーん……見覚えはないと思うけど……」

「そうですか。あ、あと最後に、」

 立ち上がってマリは最後にこう尋ねた。「このホテルのファンっていらっしゃるんですか?」


 すっかり遅くなったわね……。

 もう22時32分……どうしよう……みんなに怒られるわ……。

「大丈夫。私の話に合わせてくれたらいいから」

 ホントに大丈夫なの……?

 私は不安一杯に、別館の2階へとたどり着く最後の段差を踏んだ。

 何か人の話し声が聞こえる。

 騒々しい。

 うぅ……嫌……絶対私たちのことだわ……。

 恐る恐る廊下をのぞく。

 私たちの部屋の前あたりには、とても就寝時間後とは思えない数の人でごった返していた。

 次田先生が中をのぞいている。そして旅館の人たちが数名その後ろを囲む。

 私たちの部屋のメンバーはというと、さらにその後ろで野次馬のように覗き込んでいた。

「あっ」

 聖奈が私たちに気付いたみたいだ。

 私は観念して小走りに駆け寄った。

 ごめん! と謝ろうとした私の口を塞ぐ。

「しーっ!」

 聖奈は鼻に指を立てる。「大丈夫だから静かにしてて」

「一体何があったの?」

 マリがそっと尋ねた。

「じ、実は……」



 恐る恐る扉を開けると、そこに立っていたのは旅館の男性従業員だった。法被を着ているのでそれは一目で分かった。

「大変申し訳ございませんでしたぁぁぁ!!」

 その男性は私の姿を視るや、深々と頭を下げた。

「へ?」

 途方に暮れた私はそんな間抜けな声しか出せなかった。

「私、当旅館別館の主任であります、近藤と申します!」

 な、泣いてる……!?

「お客様のお部屋の時計の時刻が大幅にずれていたと先程先生よりご報告いただきまして……」

 な、なんだか暑苦しい人ね……。

「あ、まぁ大丈夫ですから――」

「当館、建物は古くとも、中の備品設備は常に気を配っておりました! しかし、このような失態……お恥ずかしい限りでございます! 言い訳の仕様もございません! 今すぐ確認をさせていただきたく、」

 すると、男性の背後にさらに仲居さん一人、男性従業員一人が現れた。二人も泣いてる……。

「我々庶務担当、馳せ参じました! どうか拝見の許可を!」

 え、えぇぇぇぇ!? ど、どうしよう……わ、私のせいで……。でも今更イタズラでしたなんて言えない……。

「ど、どうぞ……」

 つい言ってしまった。

「あああありがとうございます!」

 ちょっ、廊下であまり大きな声を出さないでください……。


 男性二人はてきぱきと壁掛けの時計を外し、中を確認し始めた。女性がついてきたのは、女子の部屋に入る上で、誤りが無いようにするためだろう。

「ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません」

 その仲居さんは改めて謝罪をしてくださった。

 私も謝りたい……。

「あ、あの、そんなに謝って頂かなくても大丈夫ですから……」

「このような私どもにお気遣い頂き、誠にありがとうございます!」

「すごいお仕事に熱心なんですね」

 浅野さんが言った。

「はい。私どもは現館主の飯田様の、当旅館への熱意に感銘を受けて早10年……まだまだ未熟ですが、少しでもその意志を継ぐ資格を得るに足る人材になるべく、日々努力しております」

 い、いや……とにかく熱意は凄いわね。

「この時計、飯田様が――」

「探し出した時計とか?」

「いえ、ホームセンターでまとめ買いしたものですが」

 ガクッ……。な、なんだ。すごい歴史のある時計かと思ったわ……。

 まぁ確かに、どこにでもありそうな有名ブランドの時計だものね。

「旅館にお越しくださるお客様には、時を忘れて旅館でのひと時を――ひいてはご旅行をお楽しみいただきたいが、旅行とはスケジュールがつきもの、時間を大切にしなくてはならい。という思いで時計には常に気を配るよう、仰っていらしたのです」

「はぁ……ご立派ですね……」

 小学生相手に、もれなく語ろうとするあたり、よほど館主さんへの尊敬の念が強いのだろう。

 でも……。

「その館主さん会ってみたいなー。どんな人なんだろ」

 水野さんが言う。

 すると、3人の所作が一斉に止まる。

「……え? な、なにかまずいこと言っちゃいました?」

 も、もしかして、もう長くないとか……?

「今、飯田様はご旅行中で……」

 ズルッ……! も、もう! 頭打っちゃったわ……。

「ご旅行が終わり次第、引退なさるかもしれないと言われております。もうお年ですので」

 そうなんだ……。まぁ年齢には勝てないよね。

「でもそうなると誰が次の館主になるんです?」

 そう言えば、飯田って、確か若女将さんの苗字と一緒よね?

 再び、従業員たちの所作が固まる。

「今のところ、副館主の松之木様かと……」

 と仲居さんが言った。

 ……が、明らかに熱量が違う。

「嫌なんですか?」

 浅野さんがあっさり訊いた。

「「「ええ!?」」」

 お三方は驚いていた。まるでなぜそれを見抜いたのか!? とでも言わんばかりに。

「いや……それだけ露骨に態度が違ったら……」

「……。松之木様もご立派な方でいらっしゃいます。婿養子のお立場でありながら、精力的に、当旅館の売り上げを伸ばそうと、あらゆる取り組みに励まれておられます。元は東京の方で商社で働かれていたこともあって、固定観念にとらわれない、斬新なアイデアや、新しいサービスも次々と……」

「じゃあいいじゃないですか」

「はい。そのことはもちろん、現館主様にも引けを取りません。ですが……若女将の飯田様とは少し方向性が違うようで……」

「おい北村!」

 近藤さんが、仲居さんをけん制する。「お客様に対して、それ以上はお話するべきではないぞ」

「はっ……! 申し訳ございません!」

 仲居さんが土下座する。

「いやいやいやいや! やめてください! 小学生相手に……!」

「お客様のご年齢に貴賤はございません! 誠にもうしわけござーー」

 仲居さんは何かに気が付いたのか、ふと言葉を止めた。

「このシーツ、随分としわが……すぐにお取替えします!」

 それは、サキちゃんの布団だった。あの血が付いてるやつだ。

 本当は替えてもらった方がいいとは思うけど、あの血ってなにか大切なものな気がする。

「あぁ、いえ、本当にもう大丈夫です」

 私はそれだけは阻止しようと断った。

「まったく……なっとらん!」

 近藤さんがこれまた暑苦しく怒っている。「本日のこの部屋の担当は誰だ!?」

「はい、沢田だったと……」

「なに!? 沢田くんが!?……それは意外だ」

 ゴン! いっ…………もう! 今度は後頭部を柱で打っちゃったじゃない……。てっきり怒るのかと思ったら、そっと「意外だ」なんて、気が抜けちゃうでしょ。

「いえ、恐らく、この部屋に来た時から無理をしていたのではないかと……」

 北村さんが何か私たちには隠すように言葉を繋げた。

「そうか……。彼女は優秀な従業員だからな。このようなミスは考えられない」

「沢田さんって優秀なんですね。面白いお姉さんでしたけど」

 浅野さんが笑って和ませるように問い返した。

「えぇ。彼女はお客様に合わせて、色々なコミュニケーションを取ることができるのも素晴らしい所の一つです」

「松之木副館主も、そんな彼女の能力を見抜いていたのだろう。若くして彼女も主任に抜擢されたからな!」

 階級のことはあまりわからないけど、沢田さんがただの平社員ではないことは小学生の私にも分かった。

「へー! すごいですね。でも、ドラマとかだと、そんな風に採用されたら妬まれたりいじめられたりするから、私だったら遠慮するわ~」

 水野さんがこれまた冗談めかして言う。

 だが、またも従業員さんたちの手が止まった。

 いやもうわかりやすすぎでしょ!? ダメよそんなことじゃ! 館主さんに怒られるよきっと!

「あ、あの、私やっぱりシーツ替えますね!」

 と場の空気を誤魔化そうと北村さんがシーツを外してしまった!

「あれ? これ……これはぁ!?」

「な、血だとおおおおおおおおおおお!?」



「……で、それからわーきゃー大騒ぎで……」

 みんな集まってきたってわけね。大変だったわね、聖奈。

「一応、血は私が鼻血を流したってことにしたの。恥かしいから隠していたってことで、どうにか落ち着いたんだけどね。もう他の部屋の子も飛び出てくるわ、先生も来るわで。私たちのバスのガイドさんも心配で来てくれていたみたい。ちょうど明日の準備をするために本館に向かっていたら声が聞こえたからって」

 もうお祭り騒ぎね……。

「……もう恥ずかしくて恥ずかしくて……」

 顔を真っ赤にして、聖奈が今にも泣きだしそうだ。

「その仲居さんたちはまだここにいるの?」

 マリがそう尋ねた。

「え、ええ。中で作業してくれてるわ」

「そう……。ミキティ、」

 え? ……ま、まさか!?

「察しがいいね」

 だって……私ですら、話を聞いてて思いついたもの。この人たち、簡単に色んな事を教えてくれそうって。

「だったら、私が誰の話を聞いて欲しいかもわかる?」


 いや、そこまではわかんないわよ!


隔週日曜日更新していきたいと思います!

回答編と次の事件は同じ話数に記載予定です。

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