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第10話 帰らぬ修学旅行 1日目 ~21:07 旅館『庵治美亭』‐本館

申し訳ありません。ミステリーと言っても全然本格的でも、すごいトリックがあるわけでもありません。

そういうのをご期待されている方は他の作家さんをお勧めしますので、どうぞブラウザバックしてくださいませ。

誰でも解ける、みすてりー、を目指してます。

「そっちはどうだった?」

 息を切らせながら戻ってきた聖奈。

 大丈夫、こっちの部屋はみんないたから。

「そう……ありがとミキちゃん」

 聖奈が申し訳なさそうに眉を顰めて両手を合わせた。「せっかくの修学旅行なのに……ごめんね」

 別に聖奈が悪いわけじゃないわ。何があったか知らないけど、大事なことだし。


 聖奈と私は、次田先生に指示された通り、別館に戻って、女子の部屋を周った。私はC組の部屋へ、聖奈はD組の部屋へ向かった。もっとも、半数以上はお風呂場で確認することができたけど。

 心配する必要はなく、みんなきちんと貴重品を金庫に入れていた。

「これで一安心ね」

 そうね。でも一体何があったのかしら?

「うん……。D組の子たちも、『わかったけど、どうかしたの?』って。逆に不安にさせたみたい」

 そりゃそうよね……。ねぇ、どうせなら本館にも行ってみない?

「本館に?」

 先生にきちんと話をしてもらう権利はあると思うわ。

「……」聖奈はうーんと腕を組んでいたけど、「そうね」と一人真面目に肯き、「本館の子たちにも一応確認しておかなきゃだし。報告もしなきゃだし、ちょっと気になるもんね」

 と最後に小さく微笑んだ。

 さすが元児童会長と言ったところだろうか。責任感が伝わってくる。

 でも、年相応の好奇心を見せてくれるところは、友達として安心できた。


 本館へと戻り、フロント前を通り抜ける。

 従業員用の扉、『関係者以外立ち入り禁止』と書かれた札が貼られたそこから、紺色の服と帽子を被った男の人が出てきた。

「料理長さんだね。さっき私たちの夕飯前にも色々お話してくださった」

 あぁ。あの人か。なんか難しそうな、昔ながらの頑固おやじみたいな顔だったけど、その想像通り、ぽつりぽつりと余計な言葉を添えずに料理を説明してくれたのでよく覚えている。

 まだ20時過ぎだ。私たちは早く終わったけど、夕飯の時間はまだまだ続くのだろう。忙しそうに小走りしていた。

 それはなにも料理長だけではない。旅館の従業員の方はみんなそうなんだと思う。現にまた一人二人……と慌ただしく出てきたり、入ったりしている。

 その扉を過ぎ去ろうとした時、若女将の飯田さんが出てきた。彼女もまた、旅館の一切を任されているのだろう、せわしなく駆け出していく。

 私はなんとなく、その背中を追って目を動かした。

 彼女が通ると、どの従業員も会釈をしたり、何か声をかけたりしている。旅館を取り仕切っている、というカッコよさが、小学生の私にさえ伝わってきた。やがて料理長に追いつくと、二人は何かを話しながら、また別の扉の奥へと消えていった。


 私たちの学校の生徒が泊まるフロアへと向かうと、さっそく次田先生に出会った。

「あれ? どうした?」

 どうした? って……。さっきのこと訊いてこないんですか?

「ん? あぁ、そうだったな」

 先生はホントに気付いていなかったみたい。もうホントにこの人は……。こんなテキトーなのに結婚してるんだから不思議よね。

 それに、マリとはいつも話してるというか、あの子が懐いてる……ってイメージはないけど、二人でよく話をしているのを見かけるのよね。いつも何話しているのかしら?

「で、どうだった? まぁ富田がいるから大丈夫だとは思うけど」

 ちょっと、それどういう意味ですか!

「別館の女子には一応全部屋伝えたと思います。お風呂の時間でもあったので、ちょうど良かったです」

「そうか。こっちもほとんど終わった。今本館の部屋を、他のクラスの先生が周ってくれている」

 ていうか、先生。一体何があったんですか?

「ん? あー……」

 先生はあからさまに、言葉を続けるか迷っている。

「協力したんですから、どうして急に貴重品の管理を改めて呼びかけたのか、教えてくださいな」

 聖奈が言葉こそ丁寧だけど、確実に追い詰める。

「……まぁいいか」先生は何かを一人納得して「どうせこの後の室長会議で伝えるつもりだったからな」

 あ、そうなんですか。

 私はなんとなくつまらない気持ちになった。

「どうもこのホテル内で、盗難が多発しているみたいなんだ」

「「えぇ!?」」

 私と聖奈は声を揃えた。

 でも確かに言われてみれば、そんなことでもない限り、改めて金庫を使うように言って周る必要はないわね。

「最初はただの紛失だと思われていたみたいだけどな。今のところ、時乃瀬小の生徒で被害にあったとは聞いていないが、この後の会議で調査はするつもりだ」

「そう言えば、そんなことを菱島さんたちが言ってたような……」

 マリサキコンビが?

「うん。ほら、脱衣所で……」

 そう言われると、そんな記憶があるわね。ってことは、マリはもう何か勘づいて動いていたのかしら?

「多分そう。いつも私たちよりも一歩や二歩先のことを見据えてるみたいだし」

 聖奈は小さなため息を吐いた。それが心配からくるため息でないことを私は知っている。

 悔しいというか、自分が情けないという気持ちのようだ。以前、私と聖奈二人だけの時に話してくれたことがある。

 そして、そのことを本人にそれとなく伝えた時、聖奈曰く大人な対応をされて、余計に落ち込んだとか。

 誤解のないように言うと、聖奈は別にマリのことが嫌いなわけではない。寧ろ好きとかっていうより、尊敬しているんだと思う。

 私は、あの子に救われたことがある。だから、感謝してるし、そんな過去のことを微塵も感じさせずに私と付き合ってくれる二人を、私は誇りにも思ってる。

「そうか、あいつらも気付いていたのか……。だけどなあ、さすがに修学旅行先であんまりウロウロするのもなあ……」

 と、先生は難しい顔をしたけど、こうして話をしている間にも、すでにウロウロしていそうだけどね。

「まぁあいつらにも言ってくれるか? 今回は大人しくしておいてくれって」

「わかりました」

 そう言われて大人しくするタイプじゃないと思うけどねぇ。

「まだ会議までは時間があるけど、どうする? もう宴会場に向かうか?」

 会議の場所は、夕食会場にもなった宴会場。本館の1階にあるの。

 聖奈と視線を交わした。改めて問われると、どうしようかという感じ。

「とりあえず、1階に降りてます」

 と聖奈が言う。私も別に反対意見はない。

「男子を見かけたら確認しておいてくれ。あいつら返事が適当だったからな」

 いや、それ先生が言えたことじゃないと思うけど……。


 1階に降りると、お土産コーナーやロビーに生徒がわんさかあふれていた。

 なんだかんだで一日タイトなスケジュールで管理されてきた生徒たちが、解放され唯一自由に過ごせる時間なのだから、無理もない。

 一応、この時間に買い物をすることは禁止されていない。スマホの類で連絡を取ることも自由とされている。心配する親とかもいるしね。

 聖奈は? 電話とかしなくていいの?

「私? 大丈夫よ、私の所は。初めてじゃないし」

 そっか。お兄さんがいるものね。修学旅行なんて珍しくもないか。

「ミキちゃんの所は? ミキちゃんと妹さんしかいないでしょ?」

 私の所も大丈夫。後でラインしとく。まだこの時間だと、親は仕事中だし、妹は塾だと思うから。

「そっか。……あ、ねぇ、ちょっとコンビニ行っていい? 忘れないうちに水買っておきたいのよ。夜寝てる時に喉乾くと嫌だし」

 そうね。エアコンがよく効いてたから乾燥しそうだしね。

「でしょ? 1本あれば――あぁ!」

 と聖奈が声を大きくした。視線の先は待合のロビー。

 ボックス型のソファと、品のいいダークブラウンのテーブルが、規則正しく並んでいる、ステキな空間を、時乃瀬小の体操服を着た男の子たちが走り回っている。

 一般のお客様が座っているにも関わらずだ。明らかに迷惑そうな顔をしている人もいる。あーあー! ソファに乗ったり、机を揺らしたりして……バカじゃないの!?

 なんでこんなところで鬼ごっこするわけ!?

「ちょっ、私止めてくる!」

 と聖奈が私の返事を待たずして駈け出した。

 本当なら、ロビーにも先生の一人は見張りとして立っていそうだけど、どうやら、先程の件で慌ただしいみたいね。誰もいないわ。

 まぁ聖奈なら大丈夫――

「こらっ!」

 さっそく聖奈の怒鳴り声が聞こえてきた。普段は温厚だけど、男子に注意する時は特に、舐められないようにしているのかすごく怖い。

 聖奈は頭もいいし、男子が口喧嘩で勝てるとも思わないので、まぁ安心かな。

「ねぇねぇ真中さん」

 と声をかけてきたのは、他クラスの生徒で、去年一緒のクラスでもあった子だ。「みんなで記念写真とりたいんだけど、シャッター押してもらっていい?」

 と、彼女を中心に他7人の子が2列に並んでいる。部屋のみんなってことね。

 ホテルのフロントで記念になるかしら? とは思ったけど、口には出さないでおいた。

 私は了承し、さっさとスマホで撮影を終えると、聖奈の所に向かおうと思ったのだけど、その後数組、

「私のとこのもお願い!」

「あー、次俺たちの分も!」

 と次々頼まれ、計8組は撮影した。私はカメラマンじゃないっての!

 ふぅ……。やっと聖奈の所に向かえる……。

 そう思った時、ふと視界に入ったのは、あの従業員出入口だった。

 少しだけ隙間が開いているのだ。

 鉄製の重たそうな、如何にも厳重な扉が少し開いていることが気になった。

 私はそっと近寄ってみた。もちろん、変な意味はないわよ? きちんと閉めようと思って。

 だってなんとなくだけど、隙間って怖くない? まして……こんな曰く付きのホテルでよ!?

 ていうか、物が盗まれたのだって、ホントに人間が犯人なの!? やっぱり呪われてるんじゃ……。

 と、とにかく! あの隙間を……。

 私は、それでもなんとなく後ろめたいのでフロントの受付係の人に気付かれないように、その隣をそっと通り抜け、脇にある扉に近づいて、押して閉めようとゆっくりと手を伸ばした。

 隙間から覗く扉の向こうは、煌びやかなフロントとは違って、殺風景な廊下だった。その床面と、ふかふかの絨毯の境に、何かシミが……。


 血!?

 この赤黒いのって、血よね!?


 ちょうど境に落ちたのかしら? いかにも一滴落ちたように円状に広がってる……。

 え? なに!? どういうこと……?

 怖いなら引き返せばいいのに、つい気になってしまう。私は扉を閉めるどころか、むしろ少し手前に引いて中を覗いてみた。

 あまり明るくない廊下の床を睨むようにして見ていると、ぽつんと1滴、何かが床に落ちていることに気付く。

 あれも血!?

 ついに私は廊下の中に入ってしまった。幸い誰の姿もなかった。

 思い切って近づいてみる。

 やはり血に間違いない……! 少なくとも赤黒い液体であることは間違いない! その血が付いている傍には、女子更衣室という札が貼ってある扉があった。

 な、なにかあったの……?

 私は恐る恐る、でも夢中で、扉を開けてみようとしたが、さすがにそこは鍵がかかっていた。

 ど、どうしよう。

 え、中で人が死んでいたらどうするの?

 いやでも、こんな所に忍び込んだなんて知られたら、怒られるし……!

 あ!

 そうね、マリに相談してみよう。あの子なら、お構いなしに飛び込んでしまいそうだけど。

 などと迷っていたら、更衣室の扉が開いた。

「キャ!」若い仲居さんだ。今日ここで遭遇するまでには、見かけたことはなかったと思う。

「あ、あなた、修学旅行の生徒さんでしょ!?」

 え? どうして……ってそうか、この体操服か。

「ここは立入禁止です! さぁ出て行って!」

 と怒ってるみたいだけど、私は部屋の中を覗くのに全神経を注いでいた。

 あ、良かった……別に誰も死んでないみたい。

 それがわかって安心した。

 ごめんなさい。と一言謝り、そそくさとその場を去った。

 確かに血が落ちてるなんて気味が悪いけど、偶然怪我をしたとかそんなこともあるんだし。

 考えすぎよね。ね?


 扉を開けると、フロントの明りと喧騒が一気に私に襲い掛かってきた。

 はぁ……。なんだか夢と現実みたいね。とにかく、悪く考えすぎだわ。せっかくの修学旅行なんだもの。もう忘れて、というか、犯人は人間なんだから大丈夫よ!

 ……まぁそれも怖いけど……。そうよ、みんなどこかに置き忘れてるんだわ! そういうことにする!

 そういえば、聖奈はどこかしら? さすがにもうお説教は終わってるでしょ?

 さっと視線を待合に向けると、あれ?

 まだ男子と聖奈がにらみ合いをしていた。

 どうしたのかしら?


「……だから、向こうが悪いんだって!」

 と聖奈に向かって吼えていたのは、A組の男子の青山くん。

「先に手を出したのはそっちだろ」

 と少し冷静に言っているのはE組の常盤くんだ。

 言いたいことはわからなくもないけど、もうそんなありきたりな言い訳、聖奈もちゃんと聞かなくてもいいのに……真面目なんだから。どうせ叩いたとか悪口がどうとかでしょ?

「違うのよ、ミキちゃん」

 聖奈がはぁとため息を吐いた。

「確かにこの二人が主に暴れてはいたんだけどね。原因がそう簡単でもないの」

 原因?

「うん……」

 聖奈が視線を向けた先には、B組の長峰さんがソファの中にちょこんと座っていた。少し離れた所に座っているので、こちらの声は聞こえていないと思う。

 長峰さんは小柄で、黒いセミロングの髪が綺麗な学年でも1・2を争うかわいさを持つ女の子だ。和風な感じがまた一段と目立つ。おしとやかで成績優秀。漫画のキャラみたいよね。

 聖奈が私の耳元に手を添えて、声を潜める。

「どうもこの二人、長峰さんに告るつもりだったらしいのよ」

 えぇぇえぇ!?

 と、つい叫んでしまい、聖奈の努力を私が無駄にした形になった。

「ミキちゃん、声声!」

 男子二人がキッと睨んできたので、慌てて口を塞ぐ。

「まぁ私も最初に訊いた時は驚いたわよ」

 いきなり二人にだもんね。すごい、これまた漫画みたい……。で、どっちがOKもらったの!?

 私はすっかり好奇心に体が染められていた。

「それがね」

 聖奈が再び、眉間に皺を寄せる。

「長峰さんが呼び出されてこのフロントに来たはいいけど、二人いるでしょ?」

 うん、そりゃ二人から呼び出されたんだから……って、え? 全く同じ場所で同じ時間に!?

「そうなのよ。しかも、二人とも、長峰さんの鞄の外ポケットに手紙を入れたって言うのよ」

 まぁ古風だとは思うけど、ありきたりな手段だものね。

 ――あ、ゴメン。つい本音が。そう睨まないでよ。

「だけど、ここからが不思議なのよ。長峰さんは一枚しか手紙は入ってなかったって言ってるの」

 ……へ?

「一人にだけ告白されると思ってきたら……まぁそれは普通当たり前のことなんだけど、二人もいるからどうしたらいいのかと思ったらしいのよ。それで同時に声をかけられて……」

 なるほどね。つまり、長峰さんの取り合いから発展して騒いでいたってことね。

「そう。一緒になって騒いでいた男子はよくわからず枕投げのノリで参加していたとか」


 話を整理すると、長峰さんは手紙で呼び出された。

 フロントにやってきたら、二人の男子が待っていた。

 でも手紙は一通しか入っていなかった。

 ところが青山君も常盤君も手紙を入れたと主張する。この食い違いは?

 ってことね。

「うん。どうしたらいいのかしら?」

 そうは言われても……ていうか、手紙に名前は?

「どっちも書いてなかったんだって。なんか、驚かすためとか」

 はぁ……。自信なかっただけじゃないの?

「ミキちゃん! しーっ!」

 大丈夫よ、あの二人ならもうにらみ合ってて、それどころじゃないから。

 っていうかさ、手紙の内容を教えてもらったら? 少なくとも、どっちの手紙が長峰さんに届いたのかはわかるでしょ?

「それが、『無関係の女子になんでんなこと教えなきゃいけねーんだよ』とか『プライバシーの侵害だ』とかで教えてくれないのよ」

 まぁラブレターの内容を語れってのは無理があるか……。長峰さんは?

「さすがにあの二人がそう言ってるのを聞いて、彼女も躊躇ってるというか、教えてくれないのよね」

 そんな……どうすればいいのよ。

 もう…………あ!

 じゃぁそれぞれいつ入れたのか教えてくれたらいいんじゃない? どっちが後から入れたかで、色々分かると思うし。

「それが二人とも集会の時みたいなのよ。ほら、ホテルについてすぐの時の。ガヤガヤしてる時にさっと入れたとか……」

 はぁ……もうお手上げね。

「やっぱりそうよね……」

 とにかく、こんな所で騒いでたら迷惑なんだから、今回はこれでおしまいにして、またいつかの機会にすればいいでしょ? 長峰さんだって困ってるじゃない。せっかくの修学旅行なのに。ていうか、実際告ったみたいなもんなんだし。

「ふざけんな! これは男同士の問題だ!」

「そうだな。プライドってものがある」

 あーもう、めんどくさいわね……。

「あ……マリちゃんだ」

 聖奈がポツリと言った。

 別館の方から、マリが一人で走ってくる。

 ちょうどいいわ。あの子なら何かわかるかも。


「どうしたの、ミキティ。お土産買いすぎたとかで荷物持ちをしてあげる暇はないよ、ごめんね」

 私はそんな無計画じゃないわよ! そうじゃなくて、ちょっと困ってるのよ。


 ――私と聖奈は、事の流れを端的に説明した。


「……ふーん」

 マリは腕を組み、ロビーにいる3人をそれとなく眺めると、前髪を払った。「じゃぁこうすればすぐに終わるよ」



 え? そんなことでどうして終わるのよ?


隔週日曜日更新していきたいと思います!

回答編と次の事件は同じ話数に記載予定です。

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