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プロローグ
これはひとりの凡人の、泥臭くてどうしようもない、自虐的な日々を綴った半ノンフィクションエッセイです。
わたしは、生きてる意味をずっと探しながら、非凡人の人に憧れて、自分の凡人さにうんざりしています。
でも果たして自分が凡人かといえば、周りの普通の人になりきれていません。そればかりか、期待する非凡人さとは異なる非凡人な自分になりつつある自分に孤独を感じています。
わたしは一体何になろうとしてるのか?
わたしは毎日もがきながら、非凡人を目指して悩んで苦しんでいます。
日本に住むあるひとりの女の日常やその過去にも触れて、こんな人生もあるんだなと、思ってもらえるエッセイになるといいなと思ってます。