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死にたい私が彼氏に振られた。

皆さんは大恋愛した事ありますか?

オバケは見えますか?

どん底に落ちたことはありますか?

この少女が住む世界はオバケは当たり前に存在し、人間の日常に溶け込んでいます。人間もオバケがいることを知ってはいるがどうしよもないためスルー。ですがオバケが見える人はそう多くはなくて、霊感があってもオバケと話せる人は滅多にいません。

そんなオバケがいる世界でネガティブで乙女な少女がどん底に落ちた時、オバケと話せるようになって魔法が使えるようになったら一体どうなってしまうのか?

少女の成長を見守る物語です。

ー1ヶ月前ー


「3.2.1!!おめでと〜!結菜ちゃーん!20歳のお誕生日一緒に迎えられて嬉しい〜ほんとに大好き!ずっと一緒にいようね〜」

「うんうん、うんうん、、、!!ありがとう、超幸せ、絶対結婚する、、!」

「うん!結婚する!」


ー現在ー


なぜだ、なぜ?結婚するっていってたじゃん。

なんでこうなる?夢?夢なの?夢であれよ。まじで死にたい。死んだらこいつはどう思う?後悔するか?するならまじで死んでやる。

「えっとさ、昨日まで好きって言ってたじゃん、?なんなら結婚したいって言ってくれてたよね?聞き間違いかなにかかな〜、、」

「したい、したかったよ!でもさ、俺怖いんだよ、いつか結菜に刺されるんじゃないかって」

まってどゆこと?束縛もしてないしなにも制限してないよね?私が鬱病だから?パニック持ちだから?どうしよう涙止まんない。息が荒くなってる、抑えろ、抑えろ、ただでさえ怖いって言われてんのにここで過呼吸になったらやばい。冷静に話さないと。

「えぇ何それ、、刺さないよ、好きな人なんて、刺さないよ、、」

「足切ってるのとかさ、まじで怖えんだよ、パキるってなんだよ怖えんだよ。」

それもそれでやばいだろ!なんなんだこいつは。自分に傷つけてるわけであって好きな人は刺さないだろ。葉っぱの方がマシもよく分かんないよ。別れたくないよ。怖いのはこっちだわ。

「それは病んでるからであって好きな人は刺さない!!!別れない!!!別れたくない!!!」

「怖い!!!別れる!!!荷物ももう全部持っていく!!!今までありがとう。楽しかったのも結婚したかったのもほんとだよ。元気でね。」

だめだ。行っちゃう。何も言えない。涙も止まんない。

ガチャンとドアが鳴った。あー出て行ったのか。引き止められないもうほんとにおしまいだ。

「うあーーーーーんもう死んでやる!薬薬薬どこいったどこいったカミソリカミソリカミソリーーーー」

リスカはしない。夏に困るから。職業柄的にも困るから。足なだけでえらいだろう。パキるのはODのこと。

パキるのだって誰にも迷惑かけてない。怖いなんて言われる筋合いない。

「はぁーーー、スッキリしたー、今回はちょっと深いな、止血止血っとー。」

効いてきた効いてきた。好きな曲聞いて楽しくてふわふわする、このままなら明日だって怖くない。私は私なりのやり方で私を守ってるのだ。涙も止まんないけどたくさん泣こう。君のせいで息も荒いよ。お水もたくさん飲もう。

こうして過呼吸になりながら大泣きしながら、少しでも自分がスッキリするやり方で気持ちを誤魔化した。


「おはよ〜、、あれ、あ、そっか笑」

ぎゅーしようとしても誰もいなかった。昨日振られたんだ。朝まで起きてたもんだからもう18時。よく寝たわ〜。

よし、コンビニ行こう!気晴らしに。何買おうかな〜。食欲無いしパミチキとゼリーと水なくなるから水買うか〜。

「ピイピイで〜」

ピイピイッ♪

「ありがとうございました〜」

お外に出れただけでもえらい!!!

早く帰ろーっと。

、、、

え?なんか寒気感じる、怖い、ストーカー?

怖いけどもしほんとにあと付けられてちゃやばいから確認しよう。自然な感じで、振り向こう。

、、、

いるやん、いるやん、怪しい男いるいるいるやん!

やばい怖い走れ〜走れ〜パニック起きそ〜。こういう時彼氏いたらなぁ。もうむりなんだけど、とか言ってる場合じゃなくて!走れ〜!家バレたくないし遠回りするか〜、

もう巻いたっしょ。静かに振り向こう。

「いるやん!」

走ってきたの?なに?怖い。そこまでして?そんなに私可愛かった?可愛いけど仕方ないけど怖い!死にたい!走れ!


ガチャン!!!


「ふぅー怖かった〜、なんなのあいつ。家バレたかなぁ。パミチキ食べよ〜っと」

振られてそれどころじゃないのになんで跡付けられないといけないの?うざいな〜。チキンうめえなあ〜。

懐かしいな〜。一緒に分けて食べたの。はぁ、また涙出てくる。

「ゔぅ、、、」

やばい吐く。失恋して鬱が悪化したんだ。またしばらくご飯吐いちゃうかー。トイレ、トイレ、、

「!?!?ゔっおろろろろろ、、はぁ、、どうして、?家入ってきたん、、です、か、、?てかなんでトイレに、、?」

びっくりして吐いちゃったじゃん、便器に間に合った、よね、?てか誰?巻いたと思ったのに、いつ?来てないって確認して鍵も閉めたのに。てか上半身壁から生えて来てるんですけど!?昨日パキりすぎて幻覚、?てか暗くて見えなかったけど意外と若い、?

「驚かしちゃったね〜ちょっと体借りるよ〜っと」

は?取り憑かれんの?無理なんですけど無理無理きもいんですけど!てか私、いつから霊感あんだ!?

「や、やめて、、、」

やばいもうほんとに死ぬのかも。助けて誰か、、


「ちちんぷいぷい!もうこわくないもーん☆」


ピカーー!!!!


何これ、眩し、私死ぬの??そっかー、まぁいいか。失恋したしもう何も希望もないからな〜。


「ちょっと!ちょっと!!いつまで寝てるの?早くトイレ流しなさいよ汚いじゃない!!」

「もーーーうだーれー?まだ寝かせ、、、、、は!?だれ!?」

「やっと起きた〜私はあんたの守護霊よ☆」

「なんの冗談か分かりませんが、不法侵入ですし!私それどころじゃないの!忙しいの!」

「なにが忙しいのよ!昨日も失恋のせいにしてお店飛んで、鬱だかパキッたせいか知らないけどご飯吐いて寝てただけじゃない!」

「私がキャバ嬢のことをご存知で、?」

そう私はキャバ嬢である、ガルバを転々とし、キャバクラも転々とし、ただの小遣い稼ぎの底辺キャバ嬢。それをなんでこいつが、、まさかほんとに、、

「守護霊だからよ!」

はぁ、わけわかんない。守護霊だったら振られるのも防げよ。

「それは向こうの気持ちなんだから向こうの気持ちは操ったり防いだりできないわよ」

「今思ったこと、聞こえてた、?」

「だから守護霊って言ってんの!」

「じゃあほんとに守護霊様、なんですね、、意外とお若いというか可愛いというか、」

「まああんたと同じくらいで死んだからね、そりゃ若いわね〜、てか、昨日のオバケも私が倒したんだから感謝しなさいよ!」

この子、死んだ子?私と同い年くらいで、、

「え、昨日の、オバケ、?だから家まで入ってこれたの、てかなんで急にオバケが見れるようになったの、?」

「心配だったのよ、あんたすぐ病むし、私の生きてた頃にそっくりだったからほっとけなくて、守らなきゃ!て思ったら気持ちが伝わったのか見えるようになったってわけね〜ふふん」

「そう、なんだ、ありがとう、、でもあんた意外のオバケは見えなくてよかったし!!!怖かったし!!!」

「知らないわよ!あんたが勝手に見えるようになったんだから!でも好都合ね」

「なにが!?大迷惑なんですけど!」

「そろそろ魔法も宿るはずだわ。世の中にはいいオバケもいるけど悪いオバケもいるの。私はあんたの守護霊だけどあんたを見守らなくても大丈夫そうな時とか寝てる時とか、あんたがヤってるとき、、とかは世の中のオバケを見回りして悪いオバケを退治してるんだけど〜要するにオバケーサツよ」

「オバケーサツ、、?なにそれ〜私を元気づけるための冗談かなにか?笑」

「違うわよ!まぁ分かりやすく言ったらオバケの警察官みたいなものよ。でも失恋してるあんたを放っとくにも放っておけないから、あんたを守りつつあんたと一緒に退治したら一石二鳥なわけ、パトロールしてないと上からも怒られちゃうしね」

「なる、、ほど、、?ありがたいけど今までえっちしてる時も見られてたとなると気持ち悪いけど、、」

「だから見たくないから見回りしてたの!とにかく、んーー、私のことは、ロラゼパちゃんとでも呼んで!」

「ロラゼパって、、ほんとにそんな名前〜?笑」

「別に名前なんてないのよ、死んだんだから。思いつかないからあんたの薬をもじったの!」

その時の私の守護霊とやらいうロラゼパの目は少し悲しげにも見えた。

「ふーん、よく見てますこと」

「とにかく一緒に退治するの手伝って!!!」

「ほんとにするの〜?めんどくさーーーい」

「だめ!するの!」

どこか気が合いそうで、でもお互いぶつかり合いが多そうな2人が特別な繋がりで出会ってしまった。そして私は霊感が宿ったらしい。オバケと喋れるようになったらしい。退治しなきゃ行けないらしい。魔法が使えるようになるとかオバケを倒すだとか信じられないけど私はロラゼパと一緒に過ごすことになった。

これは、死にたい私が死んだ守護霊とオバケを退治する話。

初めて物語を書くのでまだ慣れてませんが私なりに頑張って書いてみました!!

読みずらい点もあったと思いますが最後まで読んでくれてありがとうございましたo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤

常に病んでる女の子が魔法を使えるようになり、敵を倒すことになるとどうなるでしょう?

病んでる女の子×魔法少女×オバケで書いてみました!

これからも定期的にちょっとずつ書いていこうと思ってるので気が向いたらまた遊びに来てください꒰՞ɞ̴̶̷̥⩊ɞ̴̶̷̥՞꒱֯

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