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“何故、僕は? 彼女と何度も付き合っては別れるのに、嫌いになれないのだろう?”

作者: 七瀬






僕は今まで付き合ったのは、“今の彼女だけだ!”

しかも? 何度も付き合っては別れてを繰り返している。

それでも僕は彼女を一度も嫌いになった事はない!

“彼女と別れる理由は? どうでもいいつまらないことだ!”

つい最近、彼女と別れた理由は、、、?

彼女の歯磨き粉の使い方が嫌いだった事。

彼女とは、3年付き合って! ここ最近、彼女と同棲をはじめたのだ!

今まで知らなかった彼女が“同棲を始めた事で僕は知る事になる。”

僕は歯磨き粉は、もうないなと思うと直ぐにゴミ箱に捨ているのに対して、

彼女は絞りに絞り倒して、どうしても出てこないと? ハサミで切って

直接歯ブラシを突っ込んで使うのだ!

僕はそれは、“汚いしケチ臭いからやめろ”と彼女に言うと、、、?

彼女がその言葉にムカついたのか、“モノを大事に出来ない人はクズだ”と

言い出して、そのまま喧嘩に発展!

僕もまさか? こんな事で、“別れるとは思ってもみなかった。”

でも? その1週間後、彼女から僕にごめんと一言! ラインが入る。

だから僕と彼女は再び同棲をはじめたんだ!





『“もう、しょうもない事で別れるなんて! お互い、言い合いッこは

しないようにしような!”』

『なんでよ! そっちが先に言ってきたんじゃない!』

『分かった分かった! またこんな事で僕は紬と別れたくないんだ!』

『“私だってそうよ!”』

『あのさ、お互い! 一緒に暮らして思う事があっても、喧嘩腰に話したり

怒ったりしないようにしようよ!』

『なんか、その言い方がムカつく!』

『えぇ!? なんでだよ!』

『“上から目線だからよ!”』

『僕はそんなつもりで話してないけどな。』

『その話し方、どうにかならない?』

『・・・わ、分かったよ、僕も出来るだけそういう話し方をしないように

努力する! だから紬も少しの事なら許してくれよ。』

『“少しなら許す? 少しじゃないから怒るんでしょ!”』

『いちいち、突っかかってくんなよ!』

『そっちが先に、言ってきたんじゃない!』

『ずっと一緒に居れば、“お互い嫌なところも見えてくるって話だろう!”』

『“私も壮志には、幻滅してるわよ!”』

『“お互い様だよ!”』

『・・・もう、喧嘩はやめよう。』

『うん、そうだね。』




お互い、顔を見合わせれば“口喧嘩ばかり!”

きっと僕も彼女も、喧嘩なんてしたくないはずなんだ。

それなのに、僕は彼女の顔を見ると? 無意識に悪口を言っている。

だから彼女もそれに反抗して、お互い言い合いになるんだ!

勿論! 理由が分かっているのだから、解決策を見つけてお互い直せば

喧嘩にならないはずだが、それもなかなか直らず、毎日僕は彼女と喧嘩する!




・・・だけどね?

“僕は本気で彼女の事を嫌いになった事は、一度もないんだ!”

きっと他の女性ひとにはない魅力を彼女は持っていると僕は知っている

から彼女と絶対に別れないんだと思う!

僕はやっぱり“彼女がいい!”

喧嘩しても、別れても、何度でもやり直したい!

僕はどうせ、他の女性ひとと付き合っても絶対に上手くいかない

自信がある!

彼女がいい!

僕は彼女だから、口喧嘩もするんだと知っているから。

彼女とはどんな事があって、“別れてもやり直すと決めているんだよ。”



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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