アコーディオンを初めて聴いた気になった
コーディオンという楽器は、キーボードのポータブルだと思っていたら、大間違いでした。
ゲストの演奏なんだけれども、アコーディオンの女性であった。
女性であったというのは、アコーディオンの伴奏者は、おじさんという先入観があったのと
予告に使われた写真が日野さんの真逆、日野さんが青だとして、このゲストは真紅である。
真紅の薔薇とか、真紅を着るというのは、なんと音大を出て初めてづくめのスペインで
アコーディオンを学んだのに、ピタリ当てはまる。
情熱的というのは、ブラインドで演奏してカメラ目線、これには日野さんもタジタジで、
このピンチに「もふ太」というクッションが登場しっぱなしであった。
びっくりしただけではなく、どこで売ってるの?メンテナンスとかどうするの?
みたいな、ボタンだらけの大型のアコーディオンで、一昔の電子楽器よりも
同時発生音数が多く、それが弾丸のように飛び交うというもの。
世の中には、すごい人がいたもんだと思う反面、平凡な青年層からは、
独身か?という質問が出てくる。
独身だったら、なんだというものであるが、これに気に入られようとしたら、
しっかりした仕事を一生懸命していないと難しいぞと言いたくなる。
そういうわけで、未消化のまま次の演奏はリクエストということになり、
当然アコーディオンを希望したが多数決でピアノになった。
なんだ、と聴き始めたら、これがまた
チックコリア
のコリアしているのだ。
ラテンの血が通っている、そう聴こえて、2度びっくりしました。
思うに、それまで時間を無駄にせず練習して吸収したものと思われるが
見た目はポスター以上で、あのエネルギーはどこから湧いてくるのだろうか?
それに加えて、チックコリアのピアノが再現されて30年前に連れ戻された最後5分でした。