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8.夏の終わり

 夏休みもおわりに近づいてきた、8月下旬のある日の昼下がり、さくらは登校日でもないのに、暑い中、高校への田んぼ道を歩いていた。さくらの表情は曇っていた。


 さくらは、倍率が200倍の東京適性試験に合格した。


 近頃はプライバシーのためにネットで合格者一覧を公表をすることは避けて、ひっそりと合格者あてに郵便書留で発送されている。


 だから、今朝、郵便局員からそれをもらって、中身を見たさくらはとびあがって喜んだ。

 

 そして、部屋にいたお母さんとも、抱き合ってよろこんだ。

 

 でも、その喜びも束の間のものだった。中に入っていた案内を読んでいくうちに、さくらは暗い気持ちになってしまったのであった。


 それでも、ひとまず結果を先生に報告しなくちゃと、高校へ向かっているのであった。


 生徒は夏休みだけど、先生たちは夏休みはないみたい。学校に行き、下駄箱で来ると、なぜだかみちおがいた。


「あれ、みちおくん、どうしているの?」


「さくらさんこそ、今日はなにかの用事なの?」


 みちおに聞かれて、さくらはとっさに理由を言うことができなかった。東京適性試験に合格したのだけど、みちおはさくらと離れ離れになるのを寂しがっているようだったからだ。


「もしかして、合格した?」


 みちおは強張った表情でたずねてきた。さくらはシューズを手に持ったまま、みちおを見つめてこっくりとうなずいた。


「でもね、お金がないから、行けそうにないの」


 さくらは残念そうにうつむいた。そして、


「先生に結果だけは報告しようって、あとダメもとで奨学金を受けられないか相談にきたんだ、じゃあね」


 と手を振って2階の職員室へ向かった。みちおは、何かを決意したようにじっとさくらの行った先を見つめていた。


 先生に結果を報告すると、喜んではくれたものの、奨学金のことについては、渋い表情だった。


 さくらの成績で受けられない奨学金はないものの、奨学金を満額受けたとしても、東京の高校への入学資金には到底足りないのであった。


 お金が払えないようであれば、合格そのものを辞退するしかなくなる。すると、次席の人に権利が移ることになる。


 前原先生は、その高校に分割払いはできないかと交渉してみるとは行ったものの、前例がないことなので、期待しないでと言われた。


 さくらはしょんぼりして、高校をあとにした。


 グランドがいつもより広く感じて、校門まで遥かに遠く思えた。


 ふと空を見上げた。


 こんなときでも、空はいつも通り青いんだなあと思い、不意に視界が涙でにじんできた。


 顔を正面に戻すと、ぽろぽろと涙がこぼれた。


 でも、それを拭き取ることはせずに、流れるままにしておいた。さくらは唇を噛んで、うつむいて学校をあとにした。

 

 さくらはそういえば、今日は旅館でのアルバイトがあることを思い出した。


 でも、今日はデートは入っていないはずだった。


 こんな日にデートをしても、お客さんに喜んではもら得ないのだ。


 だから、返って助かった。部屋の掃除や、お布団しき、皿洗いをしていたら、そのうちに気分も紛れるかもしれないと思った。でも、そうはならなかった。




「ごめーん、急なんだけど、今日デートお願いできないかなぁ」


 さくらが、旅館の従業員入口から入って、いつも通り作務衣に着替えていると、女将がやってきて、申し訳なさそうに頭を下げてきた。


「さっき、急にお客さんから申し込みがあって、お願いよ」


 さくらは、女将に言われて断れる立場ではないので、こんな気分できちんとお客さんとデートできるかどうか心配だったけれど、


「わかりました」


 と笑顔を作って、頷いた。


 きたばかりの作務衣を脱いで、さくらは浴衣に着替えようとした。すると、それを見ていた女将に止められた。


「あ、今日の人は、高校の制服がいいんだって、だからそのままいってくれる?」


 なるほど、女子高生の制服姿が好きな人は結構いるものだ。


 さくらは納得して、いつも登校するような姿で、旅館を出て、雨根村のバス停へ走って行った。


 少しずつ日が暮れはじめていた。


 そんな中をさくらは小走りで、バス停へ向かっていく。


 遠くで祭のお囃子が聞こえてきた。8月下旬の1週間は雨根村の夏祭りが開催される。

 それは、前世代では村の伝統的な祭であったが、最近では東京からの観光客のために開催されている。


 期間中は、温泉旅館の通りにいろんな屋台が出て、花火も上がる。今日は、その最終日でいちばん盛り上がる日だった。


 いつも通りバス停にやってきた。


 ちょうど向こうの道から、せんだいから来たバスがやってくるところだった。

 間に合ってよかったと、さくらはホッと胸を撫で下ろす。そして、バス停の横で、腕を後ろに組んで、お客さんが降りてくるのを待った。


 バスがさくらの前に停車し、ドアが開いた。自動音声が、終点雨根村に到着したことを告げている。

 でも、お客は一向に降りて来ない。


 さくらは、お客さんが眠っているのかなと思い、バスの車内に乗り込んだ。でも、誰一人として、乗客はいなかった。


 さくらがバスから下りると、ドアが閉まり、バスはまたせんだい駅へ向かって走り去っていった。


「せんだい駅で乗り遅れちゃったのかな? でもそれなら、旅館に連絡があるはずだし…、たちの悪いいたずらかなぁ」


 さくらは腹を立てて、くるりとバス停に背中を向けて歩き出した。


「お客さまを置き去りにして帰るつもりなの?」


 さくらが、聞いたことのあるような女の子の声がしたので振り返ると、そこには、3月に病院で出会った、みちよさんがいた。


 みちよは、清風高校の制服を着て立っていた。


 色白ですっきりした顔立ちに柔らかい髪の毛が、夕方の涼しい風で揺れていた。三つ編みはほどかれて肩に髪がかかっていた。


「あなた、本当は、みちお君でしょう。今は、あたしの脳内情報処理装置にアクセスして、みちよさんの姿にみせてるけど。だって、さっきの、せんだいの来たバスには誰も乗っていなかった。ということは、村の外からは誰も来ていないはずなんだもの。」


 さくらは相手が一応お客さんであることを忘れて口をとがらせた。


「うーん、半分当たってるかな。でもね、わたしはみちよなの。今夜はすこしだけ、みちお君の体を借りることにしたんだ、さくらさんに会いたかったから」


 体を借りるなんて。脳内情報処理装置にはそんな機能もあったのか、さくらは知らなかったので感心した。みちおくんの許可は取ってあるのだろうか。


「それじゃあ、行こう、今夜はわたしが、さくらさんの時間を買ったのだから」


 みちよは、そういってさくらの手を取ってきた。


 みちよは、胸の前で両手を合わせているさくらに微笑みかけた。


「あら、今のわたしは女の子だよ、なにを気にしているの?」


「行こうよ」


 みちよは改めてさくらの手を取った。さくらはみちよにされるがままに、手を差し出して、雨根村の方へ一緒に歩きはじめた。



 

 二人が温泉旅館街の前の交差点にたどり着いた頃には、あたりはすっかり日が暮れていた。


 でも、旅館の前の通りは、いつもにまして賑やかだった。


 たくさんの屋台が出ており、人通りも多かった。ふんわりと屋台のやきそばや、その他いろんな食べ物の混じった臭いがしていた。


 さくらは、いつもなら、営業スマイルを作って、お客さんと腕を絡めて、わざとらしく甘えるのだけど、みちよにはそれはできなかった。


 女の子に甘えても相手がそれをうれしいと思うのかわからなかったからである。


 だからさくらは、みちよの指先をそっとつまんでいた。


 でも他の人たちから見ると、二人は女の子同士である。普通ならもっと気がねなく寄り添っているのが普通だ。


 さくらがもじもじしていると、みちよがちょっと待っててと、さくらをおいて屋台へあるいていった。そして、リンゴ飴をふたつ買ってきて、ひとつをさくらに手渡した。



「こういうの、好きかしら?」


 さくらは差し出されたリンゴ飴に向かって、こっくりとうなずいた。


 本当なら、自分の方が積極的にエスコートしなくちゃいけないのに、さくらはそれができないのが情けなかった。


 賑やかな祭屋台を通り抜けていると、さくらは自分のおかれた現実が一層実感されてきて、悲しくなってしまった。


 もうあたしは東京へはいけないんだ。


 これからずっとこの雨根村でパパ活をしながら暮らしていくんだ。


 だって、たとえ来年試験に合格しても、お金の問題がそれまでに解決する見込はない。

 だとしたら、あたしが受験するより、知美に受験してもらった方がいい。


 お客さんの前で、マイナスの感情を見せることは禁止されているけれども、相手がみちよだとつい甘えてしまって、さくらはしくしく泣きはじめた。


 ちょうど、祭屋台が途切れたところで、人はまばらだった。


「ちょっと、休もうか」


 みちよは、さくらの気を静めようと、背中に手を当てて、そっと人のいない脇道へ促した。


「ご、ごめんね。わたし、プロフェッショナルじゃないね…」



 星空の見える土手に二人は越しかけて、みちよはさくらの背中を撫でていた。


 相変わらず、さくらは肩を震わせて泣いていた。

 みちよは、屋台で買ってきた飲み物をさくらに手渡した。それで、さくらは少し落ち着いたようだった。


「今日の分、お金はいらないよ」


 さくらはやっとの思いで、みちよに顔を向けてそう言った。さくらの顔は涙で濡れていた。


「そっか、得したね」


 みちよは笑って、夜空を見上げた。遠くで花火が上がっていた。


「さくらさんにプレゼントがあるんだ」


 みちよはそういうと、魔法を使うみたいに、人差し指を立てて、くるくる回し始めた。

 すると、みちよとさくらの服が、ガラスの粉を上からちりばめたようにキラキラ光った。そして、気がついたら、みちよの来ていた制服とさくらのそれがいれかわっていた。


「はい、これあげるよ。東京適性試験の合格祝いだよ」


「この制服をあたしにくれるの? みちよさんは、困らないの?」


 さくらは尋ねると、みちよはすこし寂しそうにわらって、話しはじめた。


「わたしは、4月に、東京のその清風高校への入学は辞退したんだ」


 さくらはびっくりして、みちよを見つめた。た。どうしてという表情だった。


「合格したけど、あえて行かなかったんだ。直前でキャンセルしたけど、制服代はもう払ってあった

から、送付されてきたの。ずっと処分しようかと迷っていたけど、使い道が見つかってよかった。安心して、未使用品だから、きれいだよ」


 みちよが説明している間にも、さくらは、すこし嬉しくなって制服を触っていたけど、それをもらっても使い道がないことを思い出した。


「みちよさん、あたし…」


 さくらは、お金がなくて、東京へ行けないことを説明した。


「せっかくだけど、制服をもらったとしても、入学できそうにないの」


「知ってるよ、みちお君から聞いてる。入学のための費用が用意できないんでしょう」


 みちよの言葉に、さくらはこっくりとうなずいた。


「さくらさん、本当に、東京に行きたいの?」


 みちよの真剣な表情に、さくらは一瞬心を貫かれたような気がしてドキッとした。


「う、うん、もちろんだよ!」


「そう、ならわたしの話を聞いて」


 みちよはそういうと、思い出すかのように夜空を見上げて、話はじめた。


「わたしは、もう何回も人生を繰り返しているの」


「えっ、どういうこと?」


「前世代の末期に始まった、人口抑制政策は知ってるよね。あの政策がうまく行きすぎて、150年経過した頃には、人口がこれ以上減ると、日本がなくなるっていうところまで来ちゃってたの。あわてた政府は抑制政策から一点、人口増加政策を始めたのだけど、人口を減らしすぎたせいか、そう都合よくは増加に転じなかったの」


「そうなの?」


 人口抑制政策が行われたことは、さくらは歴史の授業で習っていた。だけど、その内容については詳しくは触れられていなかった。みちよは続けた。


「うん、だから政府は、死ぬことに条件つけたの。つまり、「子供をつくらない限りは死ぬことを許さない」ということ」


「子供をつくらないと、どうなるの?」


「61歳になる日の一日前まで、あるいは事故や直せない病気なんかで、生きていくのが困難になった場合、本人が望んだ場合、もう一度子供に戻って、また人生を生きなければならないの。結婚して、子供を作るまで永遠に」


「若返って、何度でも人生をやり直せるなんて、うらやましいな」


「そう? わたしはもう、何回も生きてきて、飽きちゃったんだ。同じことの繰り返し。勉強して、東京の高校へいって、いいところに就職して、毎日仕事をして、ときには友達とランチ、恋人とレストラン、あるいは気ままに海外旅行へいって、そのうち年を重ねて、やがてまた、スタートに戻るの。何度も人生をループしているから、お金も自分ではどこになにがあるのか、わからないくらい貯まっちゃって」


 みちよは自分にあきれているように、ふふっとわらった。


 さくらは、そのみちよの顔に見覚えがあった。そうだ、美里浜病院で会ったときの、あの疲れたような横顔だった。さくらは気になっていたことを聞いてみた。


「みちよさんは、結婚しなかったんだ」


「うん、いい人がいなかったから」


「そんなに生きていくのが疲れたなら、自分で死のうとは、思わなかったの?」


「たとえ胸を包丁で突き刺しても、いつの間にか、また子供に戻されてしまうの。繰り返しの人生の中で、何度目の人生だったのかわ思いだせないけど、一度だけ、殺されそうになったことはあった。高校に合格したことを学校に報告に行った、たしか冬が終わる頃だったかな」


 みちよは身震いして、自分の体を抱きしめた。まだ、その時の恐怖の記憶が残っているかもしれない。


「だから、そのあとは、今度は男の子として、生まれ変わらせてもらうことにしたんだ。そしたら、自分を殺しにきた奴を、反対に殺すことができるから。そして、それが、今生きている、みちおってわけ」


 みちよは、首を傾けてさくらに微笑みかけてきた。


 さくらは、なぜだか胸がドキドキしてきた。それはみちよがかわいいからではなく、その微笑みに冷たいものを感じたからか、あるいは、みちよさんは、犯人を知っているのか。


 さくらの胸がざわつきはじめた。さくらんぼのイヤリングが震えている。


「東京は愛と希望にあふれた町というけれど、前世代はもちろん、現代でもそうじゃないよ。競争が厳しくて、ちょっとでも油断したら、すぐに追い出されちゃう。東京にいる、という自分の立場を維持するために必死でがんばるだけの毎日。やがて自分の本当にやりたいこともわからなくなって、ただ東京にいる自分を維持しているだけで、ひとつの人生が終わるの。それでも、やっぱい東京に行きたい? 東京で生活したい?」


みちよの問いかけに、さくらはすこし考えた。


 でも、さくらの、東京に行きたいという気持ちは変わることはなかった。


 だから、みちよの瞳をまっすぐにみつめて、唇を固く結んで、ゆっくりとけれども、力強くうなずいた。それを見たみちよは、目を閉じて、そして開くと、


「制服の胸ポケットを見てみて、それは今夜のデート代と、すこしのチップ」


 みちよは、そういうと夜空の花火に目をやった。


 さくらはもらったばかりの制服の胸ポケットに手を差し入れると、ICカードが入っていた。夜の薄明かりカードを照らしてみると、電子マネーの小切手らしかった。


「それで、十分足りるはずだよ、心配しないで、東京で出世したら、利息を付けて返してもらうんだから」


 みちよは相変わらず花火を見上げていた。


 さくらはそのカードを頭に当てて金額を読み取る。高校の入学費用には十分過ぎる金額がチャージされていた。


 これだけあれば、お母さんと一緒に東京で暮らすことが出来そうだった。


「でも…、こんなに、いいの?」


 さくらは、3月にたまたま病院で会っただけの自分にこんなことをしてくれるのが不思議だった。

 

 さくらは、カードを見つめていると、なにかが頭の中からわきあがってくる感じがした。さくらんぼのイヤリングがきらりと月明かりに輝いていた。


 私が気がくと、みちよさんが、私に抱き着いていた。私は、自分でもわかるほど、顔が火照っていた。


「東京はそんなにいいところじゃないよ、それでも行くの?」


 みちよさんが、私の胸のなかでつぶやいた。みちよさんは、清風高校の入学を辞退するくらいだから、東京についてなにかを知っていると、私は思っていた。


「行ってほしくないのなら、どうして、助けてくれるの?」


「わからない。どうしてだろう。さくらさんに、幸せになってほしいからかなぁ…」


「みちよさんは、どこに住んでるの。教えてくれたら、会いに行きたいな」


「私は…、すぐそばにいるよ」


 みちよさんはそういってはぐらかした。私は今すぐ伝えられない理由を聞けなかった。夜空には花火が瞬いていた。


 花火が終わった頃、みちよさんはおもむろに立ち上がると、私を見下ろして、


「さてと、そろそろ旅館に戻らないと」


「えっ…」


 すっかり、みちよさんがお客さんということを忘れていた私はあわてて、


「そ、そうだね。どうぞ、こっちだよ」


 とみちよを旅館に案内した。プランはここからが本番なんだと、私は自分に言い聞かせた。


 それからは、旅館の離れでみちよさんと一緒に夕食を食べて、専用の露天風呂にも一緒に入った。


 そして、私はみちよさんのために、部屋に二つ並べて布団を敷いた。部屋の壁には、なかよく2種類の制服がかかっていた。


 電気を消してから、私はそっと自分の布団を出て、みちよさんのそれに体を滑りこませた。


 これは仕事、仕事なんだと言い聞かせながら。


 みちよさんは、そんな私を全身でギュッと抱きしめて、そして、


「こっちを向いて」


 と私の顔を自分の方に向かせると、唇をそっとかさねてきた。


 行為の途中で、私は、みちよさんを殺したことを、思い出していた。


 そして、夏休みが終わったのだった。


(つづく)


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