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私の横に、、、なに!? 通訳バカ男現れる!?

作者: 七瀬


私が気がつくと、、、?

いつの間にか? 私の横で、いちいち私の通訳をする男が現れた!?

なんなのこの男は、、、!?



この男!? 私のバイト先に入ってきて、みんなと仲良くしたくてなのか、、、?

気がつけば、、、私の横で私の通訳をしている!?


『私、日本人なんですけど、、、? 通訳なんていらないよね?』

『えぇ!? 僕は別に、、ごめんね、そんなつもりはないんだけどな、、、?』


何言ってんのよ! 今! 言ってたじゃん!!!




例えば、、、?


『今日の朝、寝ぼけて歯磨き粉で顔を洗ってしまってさ~』

『今日の朝、どうやら、、、? 洗面所で洗顔フォームと歯磨き粉を間違えて

顔を洗ってしまったらしいよ~!』

『......』


はぁ!? なんで、これ通訳する必要ってあんの!?



だからこの男!? 『酒井 和夫』に直接、何度も聞いてみたんだよね?


『なんで? 酒井さん、私の言った事を通訳するんですか?』

『えぇ!? 僕そんな事してる? ごめんごめん! 嫌な思いさせている

よね? 直ぐにやめるよ!』


...そう言うくせに、やめない!!!


バイト先は、みんな若い子ばかりで、酒井さんは51歳のオジサンだから?

早く、みんなと打ち解けたいのかと思っていたが、、、!?


【なんか? 違うように感じる...。】


絶対に、他の人の通訳はしないのに、、、私だけ!?

私は、バイト先でも古カブだからなのか、、、?


私に、ベッタリとくっついてくる感じで...。


まさかだけど、、、!? そういう想いも、頭を過ったのだけど、、、?

考えないようにしていた。



でもある時、私がいない! バイト先でみんなで話していたらしい!

バイトの子の一人がこんな事を言ったからだ!


『前から思ってたんだけど、、、? ひょっとして酒井さんって? 吉沼さん

の事、好きとかじゃないよねぇ~ 何時も吉沼さんの横にいるから、、、?』

『私も、そうなのかなって思ってた! どうなんですか?』

『もぉ~そんな風に言ったら、、、? 酒井さん、困っちゃうじゃん!』

『酒井さんは、どうなんですか? 吉沼さんのこと、、、?』

『いやいや? 僕なんか、、、? 51歳のバツ1で、オジサンだし~

吉沼さんに迷惑かけちゃうから~! 別にいいんですよ~!』

『その言い方は、【好き】ってことですよね?』

『ホント!? 違うから、、、やめてください!!!』



私のいないところで、そんな話になっているなんて!!!

次の日、私がバイト先に行くと、、、?


みんなが私を見る目が違うと言うか、、、?

変な空気が流れていて...。



私と仲がいいバイトの女の子が私に言った事は、、、?


『なんかさ~酒井さんって! つかさの事! 好きらしいよ!』

『えぇ!? なにそれ? いつ、そんな風になったの??』

『昨日、つかさがバイト休みだった時に、、、そういう話になったの!』

『でも酒井さんって? 51歳でバツ1だし! うちのお父さんと

そんなに歳が変わらないんだよねぇ~!』

『うん、まぁ~恋愛ってなると、、、? ないよねぇ~!』

『ううん。』



私は、やっぱりと言うか? なんとなくそうなんじゃないかと思っていた事が

まさか!? 現実になるとは、、、!?




だから、私は直接、酒井さんに言ってやろうと思った!


『酒井さん~! バイトが終わったら? 話したい事があるんだけど、、、?』

『あぁ、ぼ.僕もです!』



その日のバイト終わり、近くの公園で二人で話すことにした。


『ごめんね! 吉沼さん、誰かに聞いたんだよね?』

『...うん、本当なんですか?』

『あぁ、、、全然違うと言う訳ではなくてね! 僕が好きなのは、凜花ちゃん

の方で、何時もさ~凜花ちゃんって? 吉沼さんと仲がいいから、隣にいると

言うか、、、? だから、吉沼さんと仲良くなれば、凜花ちゃんとも仲良くな

れるのかなって思って、本当にごめんね!』

『えぇ!? あぁ~ そうなんだ!』

『この事は、凜花ちゃんには【内緒】にしてくれる?』

『...わかりました。』



まさかだけど、、、?

私、51歳のバツ1のオジサンにフラれた!?

しかも、、、私と仲がいい凜花ちゃんの事が好きなんて! 許せない!!!


【えぇ!? 私、あのオジサンの事が好きになったとか、、、?】


どうしてこんな事になるかな、、、?

私の【恋敵】は、 バイト先で一番仲がいい凜花ちゃん。

私より、美人で性格も見た目もいい...。



まさか!? まさかだけど、、、!?


『私、この子に負けたくない! 酒井さんは私のモノなんだから!!!』



いつの間に、、、? 私どうかしちゃった!?







最後までお読みいただきありがとうございます。

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