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第4話 ララティエ・ペニスコラ 

「ルイス!アンタも冒険者登録終わったとこ?」


そう言って声をかけてきたのはもう10年以上仲良くしている幼なじみだった。


薄いピンク色の髪、整った顔、スタイル抜群の体、そんな中でも一番目を引くスラっと伸びた脚…


この脚を見ると初めて出会った日を思い出す。あれは忘れもしない11年前……正直、あの時のことにはまだ少し恨みがある。


ー11年前ー


俺は、村の誕生を祝うお祭りに参加していた。そしてそこで子供達だけで披露する踊りにも参加することになっていた。


祭りの当日に熊の魔物が村を襲う事件が起こったが、魔物は村の大人達にすぐに討伐された。


しかしこの事件はまだ終わっていなかった。実はこの熊の魔物には子供がいたのだ。そしてその魔物の子供に狙われたのが俺とララティエだった。


熊の魔物が出た当時、俺とララティエを含めた子供達は熊の魔物が出た場所とは離れた広場にいた。そして大人達が魔物の討伐にいなくなった時、魔物の子供は姿を現した。


魔物の子供とはいえ、俺らは子供である。おそらく一撃で殺される。子供達は一瞬で逃げる決断をしたさ。しかし、逃げ遅れた奴がいた。ララティエのことだ。


愚かにもそれに気づいた俺は助けに行ってしまった。ララティエの手を取り、すぐ後ろに迫る魔物から必死に逃げた。


そして徐々に追いつかれていた時、ララティエは最悪な行動をとった。あいつは俺を蹴って転ばした。身代わりにしやがったのだ。


幸い、熊に食われる前に大人達が駆けつけてくれて命は助かった。今でもあの熊が俺に向けてきた口の中を思い出すぜ。


こんなことをされたのになぜララティエを許したか?それは簡単、ララティエの家は金持ちで、謝罪としていろいろ買ってくれたから。あとはちゃんとララティエ自身が謝ってくれたし、いざという時には全力で助けてくれるようになったからだ。


話を今に戻そう。そんな幼なじみが今、俺に声をかけてきていた。


「どうしたのよ、ルイス。聞いてる?」


「聞いてるよ、今さっき、読者の人に君のことを説明してたんだ。」


「…何言ってんの?」


「いや、こっちの話だから気にすんな。ところで、何の用だ?」


気を取り直して声をかけてきた理由を聞いてみる。


「アンタも登録終わったんでしょ?だったら初めての依頼は一緒に受けようと思ってさ。」


「なるほどね。一人で初めての依頼は怖いってことか。」 


「違うわよ!!」


まぁ、特に断る理由も無いので一緒に依頼を受けることにする。


少し不機嫌になった幼なじみを慰めながら依頼ボードに行くと、お目当ての依頼がでかでかと貼ってあった。


「これを受けよう。」


俺はその依頼にまっすぐ手を伸ばした。

恋愛事を今後描くかは悩み中でございます。

さて、ペニスコラについて説明していきましょうか。ペニスコラとはスペインのバレンシア州にある、いわゆる港町ってやつですね。なぜこれを名前に使ったのか?それは情熱の国と呼べるスペイン、そして爽やかな港町という部分がこのキャラクターのイメージに合うと思ったからですね。今後もキャラの家名を決めるときにはイメージに合う町を使うつもりです。

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