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第1話 幼少期の記憶1

本編スタートです!

※ほとんどこの作品を見ている人はいませんが主人公の名前を変更しました。

もう見慣れた村を何人かの友達と走り回る。川のせせらぎを木かげに腰を掛けながら聞く。母親からの優しい抱擁。父親とのまき割り。そんな何でもない日常が好きだ。


……そう思っていたのに


ある日その何でもない日常は奪われた。

その日、大地が急に揺れだした。大地の下から何かが生えてくるような感覚がする。


村人たちはすぐにこの村を出て、震源地であろう場所から離れるために準備を始めた。馬をできる限り集めた。しかし小さな村であったため、数が足りなかった。そして大人たちは決断する。若い人から逃がそう、と。この村ではみな、最低限乗馬の経験があった。だからまだ7歳であった自分でも馬には乗れた。そして馬に乗って走り出した。大人たちが逃げろと言った方向へ。しばらく走っていると後ろでは大地が浮かび出していた。そう、下から何かが出てきていたのだ。


その結果、あの木かげも川も全部崩れていった。自分の家も何もかも……村に残った人々も。馬に乗って逃げれたのはほとんどが10歳以下の子供達で、最高齢の青年でも18歳だった。



……夢か

この物語の主人公、ルイス・ラジリア(16)は目を覚ました。

(16)←年齢です

ちなみに、主人公の名前に入れた「ラジリア」はイタリアの水の村と呼ばれる実際にある地名から持ってきました。

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