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第一章 第8話 最強の力

現在最強の冒険者 レイ・アルファードの『鑑定』を許可して使用する


そのステータスは衝撃なものだった


レイ・アルファード

ランク33

称号 現在最強の冒険者 最強の努力者 無限皇帝(ロード・オブ・インフィニティ)

力 32156

守り 36147 限界突破

素早さ 40715 限界突破

魔力 81610 限界突破

スキル 『成長者』『物理攻撃無効』

『魔力攻撃無効』『精神攻撃無効』『魔力回復(9割)』

『幻想』『魔帝』『鑑定』『不死鳥』『情報処理』

『破壊』『創造』『調理』『魔神』『無限回路』

『竜王』『海王』『時空』




「・・・・・・」


何これ・・・?ステータスが・・・最低3万?僕の『鑑定』がおかしいの?え?え?


やばいのはステータスの中でも異常に高い魔力。魔力総量が81000って・・・魔力だけでランク82・・・生物として格が違いすぎる。次に高い素早さでもランク41相当なのに倍以上の差があるなんて・・・他にやばいのはスキルの数だ。15個のスキルを持っているとは・・・この中で1番可愛いのが『料理』って・・・


「あいからずのスキルの数ね・・・」


「大した数ではないさ」


「15個もあって?」


「それが俺なのさ」


「・・・異常ね」


呆れてため息するシルファ。この人の異常さはよく分かった。最強と名乗るほどの強さは本当にある。ステータスが5桁なんて思わなかった


ランク10オーバーの基準の3倍以上のランク。これは・・・やばい


「どうだ?青年。お前の想像以上だろう?俺は俺しか持たない力を持っている。俺は最強だ。なんせ、才能だらけのこの世界で"努力"で登り着いた。どんな天才達に超えるために諦めていたことを未知を求めた探究心で最強になった。まあ・・・ここまで来るのに何年かかったがな・・・・・・そうだ、君の目標を聞きたい」


「!」


僕の前に歩いて聞く


「お前が持つ目標はなんだ?」


僕はーーー


『残念ながらお前は才能がない。冒険者をすると言うのならいつか命を落とすぞ』


幼い頃に亡くした父の言葉を思い出す


「最強の冒険者」


『!』


「義眼である左目を持つ冒険者でも最強になることです」


僕は僕の意思を伝えた


「ふふっ・・・あははは!!!」


レイさんは笑い出す


「面白いことを言うじゃないか!!シオン!素晴らしいよ!!自分の意思を決めたことにね!その目標を反対しない。なんせ、人が何かを決断するのは難しいからね。自分で決めたことはどれほどすごいことなのか・・・昔の俺とは大間違いだ・・・」


「・・・・・・」


「最強を目指すのならばあれを変えないといけない。俺を超えてお前が最強になる。最強への道のりは簡単ではないぞ。シオン。お前が強くなるのはまだまだ始まったばかり。誰が最強になることを否定しようが誰が否定してやらせないようにしようがお前の人生がどれほど辛いだろうが逃げることはできる。俺だって何度も何度も逃げ続けたからね」


「・・・・・・」


この人の口から言われたことは重く、どれほど辛かったのかなんとなくだけど分かったと思う。決断することの大切さを分かった


「シルファ。君の弟は面白い・・・俺には無い力があるようだ」


「あなたと同じにされるのは嫌なんだけど。私の弟とあなたを一緒にしないでほしいわね」


「やれやれ、人の心のない言葉を使うな〜君は」


ため息して僕を見る


「シルファ。25階層のボスを倒したのはシオンだよね?」


「ええ、そうよ」


「本当に?」  


マジかと驚く顔をしている。人の顔を見て驚くとか失礼だと思うけど?


「やれやれ、君だけ異常かと思っていたけど違ったんだな・・・予想以上だよ。でも、称号『竜殺し』を持っているんだ。25階層のボス程度は倒してもおかしくない。でも、君は俺以上におかしいよ。2ヶ月だっけ?その短い間でここまで強くなれるのなら将来は有望だ」


君一族はおかしい人ばかりかな?とシルファに聞くレイさん


「普通よ。特に優れているわけではないわ」


「俺から見たらお前らは異常だよ本当・・・まあ、君たちがそういう判断をしているならいちいちツッコミをするのは面倒だ」


もう一度僕を見て


「君は彼女みたいな人にならず、成長するんだよ」


優しい声でそう言った。いや、どういうこと??シルファを見るとなんかやばそうな気配を出してキレてた


「あ?ぶっ刺すわよ」


怖いことを言わないで!


「いつもより甘いだと・・・!」


ん?


「私のことなんだと思っているの?」


「人の心がない人」


「あ?」


完全にキレてレイさんを殴ろうとするシルファ。喧嘩ここでするの!?


「おいおい、これに関しては君が悪いだろ。暴力で解決しようとしても何も解決しないんだ。シオン以外・・・他にもそのような人がいて、その人達なら殴らないように決めているとしても流石に暴力で解決するのはいけない」


「優等生みたいなことを言うわね」


「優等生がそんなことを言うのか?言わないだろ」


2人は言い合いになっていた。ここまでになると僕が止めようとしても無駄だろう。シルファも強いから止めるのは自殺行為。今日で何回目の人の言い合いを目撃しているんだろう・・・


2人は友人みたいな関係に見える。年は・・・シルファの方が年上かな?この人10代後半・・・僕より年下に見えるから実際の年齢は分からないからどうだろう?


僕は2人の言い合いを守るのであった



次回もお楽しみに〜

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