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第一章 7話 最強現る

「波動一閃」


剣に込めたスキルで25階層の階層ボスを討伐した。25階層ボスを倒すのはこれで10回目くらいかな・・・わざわざ1階層から行く必要はなかったね・・・さてさて、今の僕のステータスは上がっているのかな?



シオン

ランク1

称号 竜殺し 太陽の女神の息子

力 455

守り 857

素早さ 634

魔力 1265 限界突破

スキル 『波動』『鑑定』


今日は大きく上がった。いつもなら十数くらい上昇するのだが階層ボス5体討伐したからかな?予想よりも上昇していた


それでも、ランク2までには届かない。魔力を除いて1000に近いのは守りの857。ステータス1000以上にする目標までまだまだ時間がかかるみたいだ。もう一体の下位竜(レッサー・ドラゴン)を倒したらランク2に上がるかな?


2ヶ月前の


力 10

守り 10

素早さ 10

魔力 10


と比べるとかなり成長しているとはいえ、まだまだランク昇格には辿り着けない。どうしたものでしょうか・・・


「ランク2にいくにはまだまだ・・・う〜ん、力があんまり成長していないね」


「2ヶ月でここまで成長していたら異常よ。誰にもランク1からランク2に上がるのには時間がかかるものよ。私だって1年以上の時間がかかったからね」


経験談を語るシルファ。2ヶ月でここまで成長する人はそうそういないらしい。早い人でも1年以内。僕の成長速度はそんな人たちよりも異常なんだとか


へえ〜そうなんだ〜


「現在最強ですらランク2に到達するのに半年はかかったのよ」


いや、僕現在最強の人知らないんだけど・・・いきなり最強格の話をされましてもね・・・


「そういうのはあんまり分からないかな・・・」


「あら、そうなのね・・・ん?」


突如、大きな気配が感じた


何・・・この巨大な気配は・・・


「眠い・・・」


と現れたのは黒髪の男性。突如、謎のゲートが現れたので魔物かと思っていたけど人間だった


「あら、レイくんじゃない」


「ん?誰・・・ああ、シルファか。ダンジョンで見かけるのは珍しい・・・それと君は・・・」


黒髪の男性が僕を見る


「ふむふむ・・・太陽の女神のところの子供か」


「!」


『鑑定』されるなんて思わなかった。それにシルファ以外現在、僕のステータスを鑑定されないように魔法で隠蔽しているのにあっさりと隠蔽魔法を突破された・・・


僕の魔法は母さんに褒められるほど上達しているはず、この人は何者なんだ・・・?


「ここは25階層よ。階層ボスに遭遇したらどうする気だったの?」


「25階層?ああ、それに関してはマジで問題ない。25階層程度ならすぐに終わる。この階層に来たのは階層ボスがいないと分かったから」


「そうなのね。先程何階層にいたの?」


「180階層だ。暇つぶしにあの階層の魔物を蹴散らして・・・いた。準備運動になる程度の魔物しかいないから怪我の心配はない」


話の内容からしてどんでもないのだけど・・・180階層?ランク10でも辿り着けないと言われている神の領域の階層ー151階層より29階の上って・・・この人何者だ?


「あっシオンは会ったことがないわね。この人はレイ・アルファード


現在最強冒険者と言われている冒険者よ」


「・・・・・・は?」


最強の冒険者?今、話していた最強の冒険者?


「俺を知らないのか・・・冒険者なら知っているほどの知名度はあると思ったが・・・まだ成り立てでは知らないのかな」


「有名人ではないからじゃない」


「ひでぇ・・・冒険者最強を有名人ではないというなんて・・・それでも冒険者組合の副総帥か?泣いていい?」


「泣けば」


「泣こうかな・・・なんて、そんなことをするわけないだろ。ここで泣くと俺のプライドが木っ端微塵になる」


「・・・・・・プライドはあったの・・・!」


「いや、初めて知りましたみたいな顔辞めてくれない?君さ・・・人の事を罵倒しないでくれない?」


悲しそうな顔をする最強


「人の心とか君にはないの?俺やあいつらにも罵倒するよね?」


「それが私の普通なので」


「・・・・・・はあ・・・まあ、そう思っているならいいけど。それで?彼は君の彼氏かな?」


『は?』


今、なんて言った?この人


「ダレガカレシト?」


「だってお前・・・シオンのことが「それ以上言うと殺す」・・・物騒すぎない?」


怖いよこの人と最強はシルファを前に顔を顰める


「とりあえず、忘れていたことがある。お互い名前を名乗ろうか。俺はレイ・アルファード。現在冒険者の最強をやっている」


「僕はシオンです。よろしくお願いします」


握手する


「・・・元気のいい新人だ。それに・・・いや、いいか」


「どう?私の弟は」


「いい人だな。君に似て」


「あら


喧嘩売ってんのか?てめえ」


キレるシルファ


「・・・・・・(俺、何か間違えた?顔が似ているからという意味なんだけど・・・)」


髪を触るレイさん。僕はこっそり、『鑑定』をした。理由は?それは最強の力を知りたいから


だが、『鑑定』は妨害された


「今、『鑑定』を発動させて俺のステータスを見ようとしたな?お前」


睨まれた


「すみません!最強の実力を知りたくて・・・」


「だからとかん・・・いや、俺もいきなり君のステータスを見ていたからね。お互い知るべきことは共有するべきか。見てみなよ俺の強さを」


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また、感想をいただけると嬉しいです

次回もお楽しみに〜

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