第一章 28話 イカれ迷子の勇者と最強たちのステータス(スキルの除く)
今回の話は長いです
5000文字以上の話になります
ランク10オーバーの冒険者2人が来て、会議?を進める
「今回の用事は何かな?私は良いけど彼女は・・・君に用事があるみたいだけど」
「・・・・・・放っとけ。慣れれば問題ない」
現在、レイを抱きしめている女性がいた。
諦めているような目で会議?をしている、それは
「私を無視しないでくれないかしら?」
目が笑っていないオリヴィアがレイを見ていた
「ふむ、あいからず面白いことになっておるな」
アシュラはニヤリと笑って2人を見ていた。
彼がこの状況を見るのは初めてではない、何年も付き合いがあるのかこの状況を慣れて楽しんでいる。
「話を戻そうか、最速のランク上げ冒険者の件はいいとして、我々のランク発表をするばきとは思わないか?」
アシュラの言葉に反応する3人。
少し身構えて、アシュラを見ている
ランクの発表
本来ならばやる必要がない儀式であるが彼らは他の冒険者とは大きな差を持つほどのランクが上がっているほどの成長速度が異常なのだ。
なので1年経つだけで何ランクも上がってもおかしくなく、その成長速度が止まることはない
限界はあるかもしれないがその限界が来るまでにランク上げをしている彼らからどうでもいい話なのだ
そんなことよりも
「ランク発表って毎回することかな。私はいいが2人はどうなんだい?」
「問題ない。慣れておけばいいのだからな。今更、心配するようなことをしなくてもいい」
そして、公開する、彼等のランクを
レイ・アルファード
ランク33
ユリウス・フォン・アザライド
ランク38
オリヴィア・フォン・ディアブロ
ランク35
ランク10オーバーの基準、ランク11を大きく超える数字だ
最早、ランク10オーバーとはなんだ?と思うくらいに冒険者たちとは次元の差があった
「レイよ。偽装したランクを出すのではないぞ」
偽装をしているな貴様と睨むアシュラ
偽装をしていると気づいたのは他2人と比べて低いからではなく、そのランクで収まっていいわけがないとレイを認めているからだ
ステータスの偽装がバレたレイは偽装を解くことにした
「偽装ってな・・・俺より下のランクの冒険者に欺く?いや、そう言うスキルを持っているからそうなるだけだぞ・・・仕方ない・・・"『幻想』"を解くか」
言い訳をしてため息する
スキルを解除し、ランクを表示させる
そのランクはランク33より上だった
レイ・アルファード
ランク40
これが現在最強の冒険者のランクだ
ランク10オーバーの基準であるランク11を余裕に超えるランクだった
「化け物め・・・」
とアシュラが言う
現在最強のランクが40と異常であった。
40以上のランクまで上げている冒険者なんて人を辞めているようなものだ
そんな冒険者が人の敵となればあっという間に人類側が壊滅してしまう
それほどの力をわずか8年で至ったのだ
「ランクの上限が分からないがこれ以上ステータスを上げても相手できる人が限られている。ダンジョンに潜る頻度を減らしているよ。それでも一年に5ランク上がっているが・・・まあ、ええか」
「私からしたらそんなに上がる君が羨ましいよ。私はそこまでランクが上がるような力はないからね」
「冒険者になって1年でランク10オーバーの仲間入りしたお前には言われたくないな。幾つだお前」
"最速ランク上げ冒険者"の称号を持っていたユリウス
彼がランク2に上がるのにかかった時間は3ヶ月。
1年でランク12まで上げると言う規格外の成長速度を持っていた
「ふっ私の年齢を聞くとはね・・・女性に対しては禁句だよ」
「お前男だろ」
何を言っているんだ?とレイは冷たい目でユリウスを見ると気づいて笑う
「酷いな〜私に対してここまで冷たい目で見るなんて・・・」
「お前がランクが異常に上がった理由ってさ。1最初の1年でダンジョンの外に出ることができなくてダンジョンで過ごす羽目になったからだろ。冒険者になって初日にそんなことがあるか?何をしたらそうなるんだよ。1年もいなかったから葬式もやっていて終わった後に戻ってきたと思ったらランク12なんておかしいと思うが?」
20歳になった日にダンジョンで迷子になり、本来ならば1階層の入り口にこれば出られたことをユリウスは下の階層に行けば戻れると勘違いしてどんどん潜っていった結果、わずか1年で150階層まで至った
当時の150階層のボスはオーバーロードの後の後任の魔人が就任していた
そのボスを倒してダンジョンから出る方法を教えてもらって、地上に出たと言う意味が分からないことを成し遂げたのだ
そう、1年間ダンジョンに篭り続けたのだ
そんな異常な行動をした冒険者は過去、現在にもいない
1年間潜り続けたことでダンジョン潜り続けた時間が何故かランキング形式になって誕生、ずっと1位を取り続けているやべえ奴である
「レイ様の言う通り、あなたは異常です」
「出会った冒険者を半殺しして自分と出会った記憶を奪っているヤバい人には言われたくないね。あと、私の年齢は25だ」
ドヤ顔で決めるユリウスに呆れる2人
そんな過去を持っている彼が何故、勇者と呼ばれているのか
それは1年間潜っていた時期にたくさんの冒険者達を助けていたからだ
数えきれないほどの人助をしたことによって"勇者"と呼ばれるようになった
しかし、彼はただの方向音痴である
方向音痴の彼が人々を魔物から救ってくれた勇者として世間から高評価の高い勇者なのだ
それでも、方向音痴は改善してほしいのだが、彼の実家はすでに諦めているため、彼の方向音痴と迷子になりやすい体質に改善してくれる人はいない
どうにもならないということである
「っであんたのランクは現在幾つなんだ?俺より上だろ?」
レイの言葉にニヤリと笑って3人を見る
「ああ、そうだな。ランクを見せるべきだ。平等になるようにな・・・」
彼のランクは
ランク76
現在最強の冒険者レイより大きく離れていた
最早、神なのでは?と思うほど彼の強さは異常である
スキルを除いたステータスを見ると
レイ・アルファード
ランク40
称号 現在最強の冒険者
最強の努力者
スキルに恵まれている者
無限皇帝
糸使い
力 39004
守り 39018
素早さ 86568 限界突破
魔力 81610 限界突破
ユリウス・フォン・アザライド
ランク38
称号 勇者
迷子の勇者
先代最速のランク上げ冒険者
ダンジョンに呪われる冒険者
アザライド家当主
力 66010 限界突破
守り 37107
素早さ 60171 限界突破
魔力 70017 限界突破
オリヴィア・フォン・ディアブロ
ランク35
称号 暗黒皇帝
ヤンデレ女王
無限皇帝の信仰者
魔神
魔術師
魔力の恩恵
力 34613
守り 34010
素早さ 34801
魔力 107800 限界突破
アシュラ・フォン・バトラ
ランク76
称号 破壊皇帝
先代最強の冒険者
バトラ家当主
恩恵を持つ者
成長の恩恵
武道家
力 75068
守り 75107
素早さ 75096
魔力 75914
と規格外の差があった。
ランク10の冒険者の基準が
力 9000
守り 9000
素早さ 9000
魔力 9000
ランク10の冒険者の最低4倍異常である
その中でも最高で100000超えのステータスを持っている化け物達
アシュラを除いて3人はまだ冒険者になって10年経っていない
ユリウスに関しては冒険者になってまだ5年でこのステータスだ
将来性のある怪物である
あと、1人、ランク10オーバーの冒険者がいるが彼は不在である
「私は私の自由にさせてもらおう。本題はいつ入るのだい?」
「・・・・・・そうじゃな。本題に入ろう」
『・・・・・・』
3人は緊張を走る
何を言うのか何をするのか心当たりがないのでアシュラの言葉を待つ
「今日の儂の昼飯は何を食べるべきか決めようではないか」
『・・・・・・』
静かな空間ができる
「解散!!!!」
レイが言って3人は帰ったのであった
「・・・・・・何故・・・皆・・・無視をするのだ・・・!」
とチクショー!!と叫んで部屋に残るアシュラであった
「放置してよかったんですか?あの人を」
3人は部屋に出て、歩く
するとオリヴィアから放置して良かったのか?とレイに言う
「問題ないだろ・・・昼飯を決めるために呼びましたなんてされてはここが戦場になるから・・・特にお前がな」
嫌な予感になる前に止めるべきだろう?とレイはオリヴィアに向けて言う
「そういうわけで、ユリウスは戦闘しないでくださいよ」
オリヴィアはユリウスを見て言うとユリウスは驚く
「私!?」
そんな戦闘狂に見える!?とユリウスは叫ぶとレイは首を振って違うと答える
「オリヴィア。お前に言っているんだぞ。あのくだらないことをあのまま放置していたらあの人と戦闘になるだろ」
アシュラとオリヴィアが戦闘になった場合、止めれるのはレイとユリウスとあと1人だけになる
止めようとしてもランク9の魔法を連発できる、ランク10の魔法を何度も発動できるような魔力量を持っているオリヴィアとバランス型のステータスに格闘家としての戦闘能力が高いアシュラが戦闘になればここら一帯は更地となる
そんなことになったらアレクサンダー王国が終わる
そんな未来が想像つけるので流石に止める
「お前の強さを知っている側の俺たちがそんなことを許すわけがないからな。ユリウスが止めれますと言うなら止めないでおこうと思ったけどね」
「さらりと私に大きな負担を与えるような恐怖の発言はやめてくれないかい?私でも巻き込まれたら死んでしまう・・・」
「まあ・・・分からんでもないけど・・・」
ランク10オーバーの冒険者同士の戦闘に巻き込まれば同じ同ランクの冒険者でも危険であると感じる
そもそも、ランク10オーバーになる冒険者なんてまず少ない
過去の冒険者を入れても15人いるかどうかの話だ
同じ時代に複数人もランク10超えの冒険者がいることは少ないどころか今の時代以外にそのようなことはなかった
複数人もランク10オーバーの冒険者がいる時代は今が初めてなのだ
だから、同じランク同士の戦闘で地上がどうなってしまうのか
それは滅亡
国が滅んでしまう
そうならないようにしているとはいえ、仲が良いわけではないので起きないとは断言できない
いつ、喧嘩=国が滅びる
ことが起きてもおかしくない
(あ〜面倒だ本当・・・)
冒険者としてーいや、ダンジョンに対しての探究心と努力で最強の力へと至ったレイ
彼の願望では自由にできるようなことをしたかった
が現実はそういかない
ランク10オーバーの冒険者が複数人いるという前代未聞な状況になっている
(まあ・・・いつか引退しればいいだろ)
いつ引退できるのかは分からないが数年も経たずになるだろうとレイは願って建物の外に出た
「私はダンジョンに潜るよ」
「転移魔法使えない階層には行くなよ。お前毎回迷子になっているし、ダンジョンから出られるようなところで魔物を倒した方がいいからな」
転移魔法が使えない階層だけではなく、ダンジョンの中に入ると必ず迷子になる
地上なら迷子になることは少ないがダンジョンに呪われているような称号を持つほどダンジョンから嫌われて、さらに方向音痴の特性を持っている
問題しかない話であるが・・・
「分かったさ」
「分かってないだろ。学習能力あるのかお前?」
「大丈夫さ。って気づいたのだけど・・・オリヴィアは?」
周りを見てもオリヴィアが居ないことに気づくユリウスにレイは教える
「あいつは基本的に冒険者と交流しないからな。会った冒険者は記憶を奪われる、一般人にもそうしているらしいし、会わない方がいいだろ。下手に干渉したら半殺しされるからな」
「ああ・・・そうだったね。半殺しは流石にやりすぎだと思うけど・・・何をしたら彼女が人との交流に嫌っているのかね・・・」
過去に何があったのかは分からない。
彼女の実家は彼女が自由にしているのを許可しているようだから家庭間でのトラブルが原因ではないと考えている
(実家にはよく行っているとあいつの兄弟から聞いている。弟が現当主でオリヴィアと仲が良いみたいだから家庭間でのトラブルではなく、元々そのような性格だったんだろうな)
それでも自分に執着しているのは勘弁してほしいとレイは思っている
「彼女が君に執着しているなら付き合えば良いんじゃない?」
とレイに衝撃を与えるような発言をユリウスが言うと
「いや・・・それは・・・何かした度に起こりそうだからな・・・」
「嫉妬心大きいからね」
「それでもやるべきこととやらなくていいことを分けているが・・・そこまで怒るようなことをしなければ問題ないが今のところ付き合うつもりはないさ。あと、ダンジョン攻略はやめとけ。お前今日は何か用事あるんじゃなかったか?」
用事があるのでは?と指摘するレイに何か思い出したような顔をして顔を顰めるユリウス
「今日は国王との会談だったね・・・仕方ない、今日は諦めようか」
そう言ってユリウスはため息する
「国王陛下の態度には改めてほしいね。あまりにも自由過ぎないかな」
「文句が言おうがあの人らしいだろ。あそこまで国を変える国王なんてそうそう居ないだろ?」
「だね」
2人は王城に向かう
「レイもかい?」
「ああ、呼ばれているからな。お前と同じ要件がわからないけど」
2人は王城に向かって歩くのであった
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