第一章 番外編 監視者と過保護者
数日前
下位竜を倒したシオンを見ている者がいた
その者はシオンを見届けるある冒険者パーティに所属している人であり、冒険者パーティを設立した冒険者パーティの女王にシオンの監視を命令されて、現在、シオンが竜族を2回目倒したことに喜んでいた
「流石、私の予想通りに・・・ん?」
何者かが気絶しているシオンを襲っていた。
そのことに気づいた監視者はキレる
「なんだあの野郎・・・処すか」
一瞬で襲撃者の前に立つ。
突然現れたことに驚愕する襲撃者に対して弓を出す
「誰だテメェ。男と竜族の戦闘に入ってくるなんていい度胸だなおい・・・」
「貴様こそ、この男と竜との戦闘を見ていたな。何者だ?」
2人は睨み合う。シオンを見ていた男はこの者の正体を探る
答えはすぐに出ないが襲撃者の格好からして"冒険者"ではないことが分かる
(変異した魔物か。ここ1年、31階層から33階層の冒険者が襲撃に遭う事件が多発している。なら、こいつがその犯人ってわけか)
冒険者シオンの護衛をしていたところでまさかの問題の犯人を見つけるとは思わなかった
このものを捕まえる必要があると考え、攻撃を開始する
(!この男・・・!)
弓で矢を放つ攻撃に襲撃者は近づいて攻撃しようも突然現れた者との実力の差が大きいと判断して冷や汗をかく
(この階層にいるような冒険者じゃないな!何者だこいつ!?ランク3の冒険者か?いや、それはねえな。ランク3の冒険者がわざわざこの階層にいる理由がねえ、下位竜を倒して経験値を得るにしても効率が悪い。ランク4に上げるためにしては何故、この階層にいるんだって話になる)
「どうした?男と竜族の戦闘の終わりに介入してきたにしては弱すぎるぞ貴様」
「チッ!ランク1の冒険者を襲う目的が貴様のせいで失敗だ!クソが!!」
と消えた。突然消えたことに反応する
だが、既にその場からいなくなっていた
「!待てや!貴様はーーーいや、それよりも・・・」
何かに気づいたのか考えようとしたが無視する。
今はシオンの容態を確認する必要があったのですぐに近づいて容態を確認する。
容態は最悪、体中が傷だらけであり、襲撃者によってやられた傷であった。
それに気づき、すぐに怪我を治す
だが、それ以上に問題が発生していた・・・それはシオンの左眼の損傷が激しかったこと
直すのは限界であり、このまま放置すると傷の悪化で死んでしまう可能性があった
「重症だな。しかも・・・チッ!目がやられている・・・これではあの方に怒られるな・・・それに目の損傷が激しいな・・・仕方ない」
ある力を使用して損傷の激しい左眼をとって、義眼を埋め込む
その義眼は特に特別な力もないようなただの義眼
「サポーターとしてやってきた経験があってよかった・・・ん?」
誰かが30階層に降りてきたと気配が感じた
複数人の気配があることから冒険者パーティだろう。
先程の襲撃者が仲間を連れてきて襲いに来るのかと思っていたが襲撃者の姿は見えない
(この場にいることをバレたらおの方に怒られる。仕方ない、ここはあの者達に任せよう)
とその場から去った
(この者達なら任せて大丈夫)
ある冒険者パーティが持つ大きな屋敷では
「いいわね・・・」
シオンの写真を見ていた女性がいた
フレイに似ているような顔で、背は高い女性
彼女の名はフレイヤ
シオンの母親である
「あの頃のーーーあら、戻ってきたのね・・・は?」
誰かの目玉を持って現れた監視者に茫然とするフレイヤ
息子の監視をしていた監視者が息子の目玉を持ってきたのだから驚いても無理もない
「貴方・・・何をしたわけ?」
とキレて殺気を漏らす
「実は・・・かくかくしかじかで」
起こった出来事を言うとフレイヤはさらにブチ切れる
「そいつ・・・殺そうか・・・」
「31階層から33階層が更地になるのでお辞めください!」
そいつ殺そうかと暴走するフレイヤに止める監視者
行動を実行した場合、31階層から33階層にいる魔物どころかその場にいる冒険者が巻き込まれる可能性があった
そんなやばい未来が想像できる監視者は事件を未然に防ぐためにフレイヤを止める
「止めないでくれないかしら!息子の仇を取るためにやらないといけないのよ!」
「死んでないですって!それに!『ムーン・ナイト』の冒険者達が回収してくれたのでこれ以上の大問題は起きません!!死人を出すつもりですか貴方!?そのような行為をしたらまずいですって!相手が何者なのかは大体は判明しましたがここはシオンに任せるべきです!」
「他人任せか!!そこは親である私が倒すべきところでしょうが!!」
「だから!貴方が暴れたら不味いですって!私の責任であります!ここは私が処分する立場ですよね!?」
監視者が竜族を倒したシオンを見届けたことで油断して今回のようなことが起きた
その責任がある監視者が倒したほうがいいと考えるがフレイヤは頑固拒否する
「私が殺す以外の選択肢はない!」
と意見を言うフレイヤと
「だから駄目ですって!」
と止める監視者の言い合いは次の日の朝まで続いたのであった
次回もお楽しみに〜




