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8話 いざ初のボス戦へ その2

「この部屋の奥の部屋に白百合草は生えてるよ」

「この部屋の奥……」


そうスカムに言われた部屋は重厚な扉に閉ざされた、明らかに中にボスが居ますよと教えている様な怪しい部屋だった。


「そう言えばユニちゃんって魔法職だけど、何属性の魔法使うの?」

「えっと……お兄ちゃんが魔法職をするならメインで使う魔法と、それとは違うサブ魔法も取っていた方がいいって言ってたから、メインを炎属性にして、サブの魔法を聖属性にしてるよ?」

「そっか……ならユニちゃん、今回は聖属性の魔法を使って戦って見ようか」

「どうして?炎魔法の方が強いよ?」


ユニは何でだろう?と頭を捻らせながらスカムに質問を返した。


「そうだね、じゃあ簡単に説明するけど、敵のモンスター達にも実は魔法で言うところの属性みたいな物が振り分けられててね、今から戦うボスはスケルトン系のボス何だけどね、ユニちゃんが知ってるところで言うとスケルトンやゾンビなんかは、アンデットって言う大きな分類に分けられていてね、そのアンデットの分類のモンスターの弱点は聖属性の魔法と炎属性の魔法何だけど、その弱点の中でもよりダメージを受ける方が聖属性何だよ」

「そうなんだ!でも同じ弱点なら炎魔法も使って良いんじゃないの?」

「うーん普通ならそうなんだけどね、ユニちゃんって今まだLV2でしょ?」

「うん!」

「実はここのボスのレベルはLV12で更には耐性持ちのボス何だよね」

「???」

「まぁ簡単に言うと、ユニちゃんの攻撃力だと聖属性の魔法でギリギリダメージが与えれる程度の敵かな?」

「………………え!えぇぇぇぇぇ!!!」

「まぁ本来はこのダンジョンにくるならLV8〜10くらいは欲しいからね、ぶっちゃけちゃうとユニちゃんが弱すぎてまともに敵にダメージを与えられ手段がないんだよね」


まさかのスカムの発言にユニは驚きすぎて固まってしまった。


「でも安心してこんな事もあろうかとこんな物も用意して来たから」


そう言ってスカムはアイテムポーチからポーションを1つ取り出し、それをユニに手渡した。


「スカムちゃんこれは?」

「これは《赤傘印の魔法攻撃力増加ポーション》!まぁ名前のまんま魔法攻撃力を上げるポーションだね」

「いいのスカムちゃんそんな凄いもの貰っちゃって?」

「いいよいいよ、私の元の職業はそう言うアイテムを作ったりする感じのやつだから、作ろうと思えばいつでも作れるし、それにそれは売り物にするには効果の弱い失敗作だからね」


《赤傘印の魔法攻撃力増加ポーション》

分類:消費アイテム

レア度:3

品質:3

効果:使用すると使用者の魔法攻撃力を5分間+55(+35)%する

製作者:スカム


「それじゃあユニちゃん、それ飲んだらさっそくボス戦といこっか!私がタンクやるからユニちゃんは後ろからボスに向かって攻撃を当てていってね」

「わ、分かった!そう言えば今更だけどスカムちゃんの今の職業って何なの?」

「それは……」

「それは?」

「見てのお楽しみ♡」


そう言うとスカムはボス部屋の扉を開き中へと入っていった。

それに続く様にユニはスカムから渡された魔法攻撃力増加ポーションを使用して、スカムの後を追いかけた。

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