閑話 登場人物紹介
ダロッソの暗い森
エインズ王国とダールムールを隔てている巨大な森。
奇妙な植物や、凶暴な魔獣が住み着く危険地帯であり、人のすむ世界ではない。
この森のおかげでエインズ王国はアスドラ帝国からの侵攻を防げていると言える。
自然の造り上げた巨大な紛争緩衝地帯。
森の最深部には、滅多に姿を見せない幻獣たちが住んでいるといわれている。
クレタ
傀儡人形
呪いの紋章師によって作り上げられた、とある女戦士の傀儡人形。
剣術と暗殺術に長けている。
基本的に、与えられた役割以上の記憶はなく、文字通り想像主の操り人形と化している。
傀儡人形の中でもかなり精巧に作られており
会話や表情などもほぼ人間と変わらないほどに自然な仕上がりとなっている。
石化の呪いにより永遠に石になってしまったあわれな少女。
紫ローブの老婆
呪いの紋章師。
クレタを造り上げた正体不明の老婆。
何体もの傀儡人形を同時に操ることのできる高レベルな魔術の才能を持っている。
テマラと同じく野良の紋章師であり、基本的に金のために動いている。
口が悪く、偏屈、逃げ足が速い。
ルシウ
弓の紋章師。
砂の国ダールムールの宮廷魔術騎士団。
ヒトを従えるリーダーシップを持つ女獣人。
温厚で律儀な性格だが、任務遂行のためには容赦のない一面も持ち合わせている。
ニスリン王女
周辺一帯を支配する超大国、アスドラ帝国の王女。皇帝と第五王妃の間にできた娘。
皇帝である狼人族と第五王妃のヒト族との間に生まれた混血種ではあるが
見た目はほぼヒト族と変わらない。
何らかの理由でその姿を魔獣ワイバーンに変えられてアスドラ帝国から逃亡中。
テマラによって呪いを解かれ元の姿にもどったがその後の消息は不明。
謎の集団
ニスリン王女を迎えいれた謎の集団。
ニスリン王女の国外逃亡を手助けし、呪いを解く手配をし、どこかにかくまったと推測される。
その目的や集団の詳細は不明。
デヴィン
エインズ王国の宮廷魔術騎士団。
基本的に悪人ではないが、国防の任務に対するまじめさはない。
ことなかれ主義で余計な面倒ごとをもみ消してしまう悪癖を持っている。
酒好きで昼間から部下とともに酒盛りをすることが多い。
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