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邪神転生ガール  作者: megajoy
19/32

転19 〈邪神〉だけど、食後に奇襲を受ける。

幼女がきてイチャイチャが減ると思った?残念!真面目にイチャ♡イチャ♡します///

〈セレスティアル・ガーデン〉のお食事、大変、

美味しゅうございました………。


そんな風に、脳内で思わず敬語になってしまうほど、

美味しかったです、ハイ。

ケ●タッキー風の味付けでありながら、食感が別モノの

フライドチキンとか、マジで意味わかんない。


庶民の舌じゃ、もう、“激美味(うま)!”としか

形容できないんだけど。

アレだよ、格闘ゲームわからないぜいからしたら、

『ウ●ハラガ●ルの“リバサ歩き投げ”』のどこがスゴいのかわからん、

みたいな。


─────違うか。


まあいいや、美味しければ、よかろうなのだ!

食後のバニラアイスを、おいしそうに頬張るゆりちゃんを見て、

そう結論づける私である。


そんなこんなで談笑しつつ、デザートを食べ終えて、

おのおのソフトドリンクを飲んで、一息。

チラリ、と、ヒメカに目配せしてから、

ゆりちゃんに話しかけることにした。


「ねえ、ゆりちゃん。ゆりちゃんの、お父さんとお母さんは、

どうしてるのかな」


いたこっちは、ドキドキものである。


ご両親が健在ならば、まだいい。

が、どちらも〈聖導庁〉の連中に殺された、とか………。


そんなヘヴィで鬱な話を、幼女にさせることになったら、

私のメンタル、絶対にたないですじょ?


「えっとねえ、ふつうにしてるとおもう」


「……普通に? どういうこと?」


「んっとね、ゆりのこと、わすれちゃってる? わるいひとたちに、

おもいだせないようにされて、それで、ふつうにしてるの」


ゆりちゃんの言葉に驚いて、ヒメカを見る。


「────〈精神操作〉の魔法ね。〈聖導庁〉の過激派なら、

平気でそういうこと、すると思う」


ゆりちゃんのご両親は、ゆりちゃんという実の子供の記憶を消されて、

何もなかったように暮らしてるってこと……!?


あん畜生ども────! ふざけやがって……!

私が氷漬けにしてやった連中に対して、メラリと、

怒りが再燃する。


氷漬けどころか、死なない程度に、殺しておけばよかった……!


そう怒りゲージMAXになりながらも、ゆりちゃんの様子が気に掛かる。

両親が自分のことを忘れている、という状況で、あまりにも

平然としすぎじゃなかろうか?


「ゆりちゃんは、その、お父さんとお母さんに忘れられて、

会えなくて、寂しくないの?」


言葉をオブラートに包むか、一瞬迷ったけれど、もう、直で訊くことにした。


「だいじょうぶ!」


問われたゆりちゃんは、私に、満面の笑みを浮かべてみせる。


「ちゃんと、あゆらおねえちゃんと、ひめかおねえちゃんにあえたから、

だいじょうぶだよ!」


そう言うゆりちゃんの笑顔は、絶対の自信にあふれていた。


「……どうしてそう思うの?」


「んと、わるいひとたちにはないしょにしてたけど、ゆり、

おねえちゃんたちにあうゆめをみたの。そうしたら、パパとママ、

ゆりのことおもいだして、またいっしょにくらせるようになるんだよ」


────なるほど、わからん。

〈予知夢〉で、私たちに会ったあと、両親の下へ戻れる夢を見たから、

安心してる、ってことかな……?


しかし、だからって、絶対の安心を、私たちに持たれても困りますがな~!

いや、そりゃあ、ゆりちゃんを助けることに、私は、持てる力を

尽くすつもりだけれど。


漫画とか、アニメとか、映画だと、〈予知夢〉って、

外れることも多々あるからねえ。

せめてゆりちゃんから、今後の行動の指針になるような、

〈予知夢〉の具体的な内容を聞き出せると、助かるんだけどなあ~。


そう、その〈夢〉が、RPGの攻略本くらいの情報だと、

なおイージーでベスト、つまりみんなが幸せ……!


「そうなの。じゃあ、ゆりちゃん、お姉ちゃんたち、どうすれば、

ゆりちゃんをパパとママに会わせられるか、〈夢〉でてないかな?」


私が頭の悪い、手抜きじみたことを考えていると、ヒメカが先に、

話の核心に触れることを、ゆりちゃんにたずねてくれた。


「んー……。ごめんなさい……。ゆめが、とびとびで、おねえちゃんたちに

あえば、ゆりをたすけてくれて、パパとママのところにかえれることしか、

よくおぼえてないの─────」


今までニコニコと答えていたゆりちゃんが、

シューン……としょげ顔になる。


「思い出せないなら、別にいいの。〈夢〉っていうのは、

不確かで、曖昧なのが、普通だから。でも、ゆりちゃんが

パパとママのところにまた戻れるのは確かみたいだから、安心ね?」


「うん!」


ヒメカの優しいフォローに、即座に笑顔を取り戻し、

うなずくゆりちゃん。

かわええなあ……。(ホッコリ)


こんなかわいい子を親元から拉致らちって、自分たちのために

どうこうしよう、って輩がいるのが、マジで腹立つ。


とりあえず、この一件に噛んでる大元らしい〈聖導庁〉を、

丸ごと潰せばいいのかな?

あ、でも、ヒメカの知り合いもいるみたいだったな……その人ら以外を、

皆殺しにすればいいか?


────って、やべー、やべー。

また“殺せば解決する”っていう、脳筋〈邪神ラスボス〉的思考になっちゃってるよ。


現実は、そう簡単じゃない。


私がどれだけ“個”として最強だろうが、社会的には、

一介の女子高生に過ぎないのだ。

ましてや、〈裏〉の社会、現代の魔法業界では、新米ルーキーもいいところ。


なので、ここは素直に、先輩であるヒメカの考えを聞くことにしよう。


「それじゃ、ヒメカ、これからどうするつもりなの?」


「……〈聖導庁〉の知人に、話をしてみようと思ってる」


「〈聖導庁〉って────そいつら自体が、ゆりちゃんを誘拐して、

利用しようとしてるんでしょ? まずくない?」


「同じ〈聖導庁〉でも、その組織内には、いろんな派閥が

あるみたいなの。私が知ってる人は、穏健派のひと。

……ちょっと問題があるけど、信用できるひとだよ」


「そっか、じゃあまずは、そのひとと話をしてからだね。今後の対策は」


私がそう言うと、ヒメカは、困ったように、顔を曇らせた。


「あゆちゃん……この子のことはわたしに任せて、今日はもう、

うちに帰って」


「えっ────」


ヒメカの思わぬ申し出に、知らず、間の抜けた声をもらしてしまう。


えっ、えっ、なんで? どうして?

そういう話の流れじゃなかったよね?

理解が追いつかず、若干混乱気味になる私に、

ヒメカは、言葉を続ける。


「もしかしたら、〈聖導庁〉そのものを敵に回して、本格的に

争うことになるかもしれない。あゆちゃんの〈力〉が並外れて強いのは、

昨夜きのうの飛行の件と、公園の一件でわかったけど……

〈聖導庁〉の過激派は、目的のためなら、手段を選ばない。

あゆちゃんの身の安全を考えて、この子のことは、わたしひとりでぁいたっ!?」


ヒメカが言い終える前に、念動力で、ヒメカのおでこを

軽くデコピンした。


「い、今の、あゆちゃんがやったの? ね、念動力……?」


「そんなことはどうでもよろしい!」


「えっ!?」


「ヒメカは、私の、なんですか!?」


「えっ? えっ?……あっ────お、お嫁さん、です……」


私の唐突な問いに、面喰らいながらも、すぐに答えてくれるヒメカ。


同卓にゆりちゃんがいるせいか、もじもじと恥ずかしそうに、

顔を赤くしている。

う~ん、かわいい。


や、それはさておき。


「ヒメカは、私が、大切なお嫁さんを放って、家に帰って

ゴロ寝するような人間だと思ってるの?」


「あ────ち、違うよ! そんな風に思ってるわけない!

でも、〈聖導庁〉の一部には、危険な思想を持つ人たちがいるの。

自分たちの教義に反するようなら、老人も、子供も、女性も、

見境なく手に掛ける、殺人鬼みたいな人間が……。わたし、

あゆちゃんを、そういう連中の標的にはしたくない────お願い、

わかって……?」


ヒメカの心配はもっともで、わかるけど。

わかるわけには、いかないのだ。


もちろん、ゆりちゃんを守りたい、ということもある。

が、私が一番大切なのは、ヒメカだ。


「ヒメカ。私はゆりちゃんを助けるつもりだけど、そのうえで、

一番に助けになって、力になってあげたいのは、ヒメカなんだよ」


まどろっこしい話は苦手なので、ストレートに、想いを口にする。


「昨日今日、〈力〉を使えるようになったヤツが、何言ってんだ、

って思うかもしれないけど。でも、私は、ヒメカと一緒にいて、

ヒメカの力になりたい────」


「あゆちゃん……」


私が想いを言い切ると、ヒメカは、瞳を潤ませて、私を見つめてきた。


「────うん、ごめんね、わたし、間違ってた」


「ヒメカ……」


「もし、あゆちゃんが狙われても、わたしが返り討ちに

すれば良いんだった」


うん?


「うん、そうだよね。そもそもわたしたち、結婚するんだもの。

この先、ふたりでいる所を、敵から襲われることも

あるかもしれないし。どんな相手がわたしたちの敵になっても、

絶対にわたしがあゆちゃんをまもいたーっ!?」


言わせねえよぅっ! とばかりに、私は再びヒメカが言い終わるより早く、

そのおでこを念動デコピンした。


「ヒメカ? 違うよ? 間違ってる」


ル●ーシュ式言葉(がさ)ねで、私は静かに指摘する。


「私は、ヒメカから、一方的に守ってもらいたいんじゃない。

私も、ヒメカを守りたい。ヒメカの力になって、一緒に困難に

立ち向かいたいんだよ。お互いに、守り合って、頼り合って、

支え合う────私は、そういう風のが、いいと思うな」


それが、結婚する、ということであると……そんな安直な夢を見ている私だ。


つい昨日までは、恋人すらいなかったけどもね!(泣)

いいじゃん別に! 恋せよ乙女! 桜散れども浪漫ロマンは死なず!(錯乱)


と、私が、語ってしまった結婚観に、ひとり照れ恥ずかしがり

もだえていたところ。

ヒメカは、頬を紅く染め、ぽぅっとした表情でこちらを

見つめているではないか。


なんか、私を見てはいても、焦点が合ってない感じ。


「……ヒメカ? 私の話、いてる?」


私に声を掛けられて、ヒメカは、ハッとした様子で慌ててうなずいてくる。


「う、うんっ、ちゃんと聴いてるよ? その、あゆちゃんの

言う通りだと思う。そうだよね、お互いに守り合うのが、夫婦、だよね」


ワタワタと、なにかごまかすように、顔を赤くしたまま、

そう笑ってみせるヒメカ。

うーん? 私の言ったことが、直で恥ずかしいヤツだったから、

それが伝染しちゃったかなあ?


そう思っていると、今度は、ゆりちゃんが私の左袖を引っ張り、

おずおずと口を開いてくる。


「……ゆりのせいで、けんか、してるの?」


その顔は、不安そうに、曇っていた。

幼女の目から見たら、言い合いをしてるように見えたらしい。


「ううん、違うよー? どうやってゆりちゃんを、パパとママの

ところに帰すか、ヒメカお姉ちゃんと相談してただけだよー?」


安心させるため、ゆりちゃんにそう笑いかける。


「そ、そうだよ? 喧嘩なんかしてないよ? むしろ、お互いに大切だ、

ってことを確かめ合ってあってた、っていうか……」


ヒメカもそう言ってフォローしてきたのだけれど、言葉の後半が、

ヒメカにしては珍しく、尻すぼみになっていた。

まだ顔が赤いことから察するに、私の恥ずかしトークが効いてるのかしらん。


「なら、いいの。けんかしちゃ、いやだからね?」


私たちの応えに納得してくれたのか、ゆりちゃんは、にぱっ、

と笑って、おしゃまにそんなことを言う。


ハハハ、こやつめ、かわいいこと言ってくれんじゃないの~。

その幼いながらの気遣いに、思わずゆりちゃんの頭を撫でてしまう私だ。


と、そうして頭を撫でていると、不意に、ゆりちゃんの目が、とろんとなる。


おやおや? お腹いっぱいになったから、おねむ心地(ごこち)かな?

私がそう思ううちに、ゆりちゃんの目蓋まぶたは閉じられ、

カクンと、その頭と体が傾いた。


えっ、速攻寝落ち!?


幼児だから、寝付きはこんなものなのかしら。

そんな軽い疑問を抱きつつ、部屋に備え付けのソファで、

ゆりちゃんを寝かせようと、席を立つ。


その時、真向かいで、ガシャンと大きな音がした。

見れば、ヒメカが、ドリンクのグラスを倒して、テーブルに

突っ伏しているではないか!


「ヒメカ!?」


慌てて、テーブルごしに、ヒメカの肩を揺さぶる。


「……あゆ、ちゃん───に、げ……て─────」


表情を朦朧とさせたヒメカの唇から、必死に振り絞られた声がもれ出た。

それっきり、ヒメカの目は閉じられてしまう。


ヒメカが動かなくなったことに動揺したが、超聴覚で、

正常な呼吸音を聴き取り、一応、安堵した。

どうやら、ゆりちゃんと同じく、眠ってしまっただけらしい。


突然の異変と、ヒメカの言葉。

鉄火場に慣れていない私でも、さすがに察する。


J●J●風に言えば、『敵のスタ●ド攻撃を受けている!』ってところだ。


ヒメカとゆりちゃんは、なんらかの攻撃を受けて、

眠らされてしまったに違いない。

でも、私は、ピンピンしている。


理由は明白。

私の体が、〈邪神〉ボディだからだ。


初期状態デフォルトで、〈状態異常無効〉の肉体になっていますとも。

ママの説明によれば、上級魔法による奇襲攻撃にも、

〈反射反応防御結界〉が、自動で発動するとか、なんとか。


つまり、私は、物理化学的な攻撃と超常的な異常付与攻撃、

両方に対して、無敵ということである。


うーん、チート。


我ながら、最強だわ。

そういう最強スキルつけてくれたママに、感謝感謝の超感謝だ。


けれどそれはひとまず置いといて、ふたりが眠らされた、この状況。

私が知ってる漫画や映画から推理するに、

催眠ガスかなんかじゃなかろうか。


魔法による攻撃も考えたけれど、それだとヒメカが

魔力の気配を感じて、警戒したはずだ。

そうしたこともなく、ヒメカがしてやられたのだから、

別の、物理的なサムシングと見るべき。


と、ゆーわけで、〈邪神〉アイ!(今、命名した)

意識して、視界を切り替え、部屋の中を見渡す。


すると、部屋の中が、無味無臭無色の煙で満たされているような

有様ありさまであることがわかった。

煙の出所は、換気口で、今も絶賛、怪しげな煙が部屋の中へと

流入してきている。


BI・BI・BI・BI☆BINGO!、どう見ても催眠ガスです、

本当にありがとうございました。

────なんて、軽いノリで、冗談思い浮かべてる場合じゃない。


超聴覚、〈邪神〉イヤーで、部屋の外の様子を確認する。


………レストラン内で、聞こえるべき人の動作音や、人の会話が、

まるで聞こえてこなかった。

これは、レストランのスタッフ、お客さん諸共もろとも

催眠ガスで眠らされているっぽい。


ヒメカの言ってた、手段を選ばない〈聖導庁〉の過激派、

ってヤツラの仕業だろうか。

今しがたヒメカから聞いていたことだけれど、まさか、

白昼堂々、こんな手を使ってくるとは────!


そう驚いていると、私の〈邪神〉イヤーが、沈黙のレストラン内に

侵入してくる歩行音をキャッチ。


その数は、四人分。

足音の重量音から、全員、体格良さそうな成人男性のものだとわかる。


公園で凍らせた〈聖導庁〉の連中も、四人組だったな。

任務に、四人チーム体制で当たってきてるんなら、やっぱ〈聖導庁〉の手先か?


まあ、いいや、なんにせよ、

誰にせよ────────────返り討ちにしてやるぜ……!


ヤツラの目的はゆりちゃんだろうけど、ヒメカに害を為そうとしてるのだ。

その時点で私の敵で、絶許ぜつゆる対象。


ボッコボコのボコにすること、大決定である。

さてそれじゃあ………と、私は、自分の席に座り直して、寝たフリを開始。


〈邪神〉イヤーの力で、目をつぶっていても、私の脳内では、

周囲の空間状況を、音響により立体視覚化することが可能だ。

眠らせて不意討ちするつもりのところを、逆に不意討ちしてやる!


そんな、カウンターパンチを放つ気満々の私がいることも知らずに。

襲撃者達が、のこのこと部屋のドアを開けて、入ってきた。


そのまま、ズカズカと無警戒に、こちらへ近づいてくる。


〈邪神〉イヤーの音響視覚で、男たちの全容が知れた。

ガスマスクを被り、ハリウッド映画で見るような、防弾防刃チョッキを

装備しているようである。


手には、武器など、何も持っていない。

眠らせた相手には、必要ないとでも思ったのだろう。


────────ところがぎっちょん!


私は、カッ!、と目を見開いて、素早く立ち上がった。

侵入者たちは、私が立ち上がったことに驚き、すぐさま制圧行動に

移ろうとしたようだったが、もう遅い。


それより早く、私は、侵入者たちめがけて、念動力を振るっていた。


イメージしたのは、ウ●トラマンの超~☆手加減パンチ。

全力で念動力パンチすれば、たぶん、グシャッ、って、

虫を潰すようにコロコロしちゃうからね♪


見えざる巨人のイメージが、侵入者たちの全身を、まとめて叩き打つ。


ドゴスッ


そんな衝撃音のあと、侵入者たちの体が、宙を舞った。

おもしろいように吹っ飛び、全員、部屋の壁に激突し、落下する。


悲鳴は上がらず、それきり、動く気配がない。

……やっべ、いきなりみんなホトケにしちゃった!?


そう焦ったけれど、苦しそうな呻き声が聞こえてきたので、セーフ……!

どうやら、超~☆手加減した念動力パンチは、殺さない程度で

再起不能リタイアさせるのに、ちょうどいい威力だったっぽい。


─────ひょっとしなくても、不意討ちカウンターする意味、なかった?


手を抜きまくったにもかかわらずの、自分のワンパンぶり。

その目の前の事実に、思わず私は、昨夜のママの言葉を

思い出してしまっていた。


『もし強い〈敵〉にうたとしても、あゆらちゃんやったら、

負けへん! マジ無双できるって! ホンマやって!』


………どうやら私は、マジで無双できる最強キャラに

なってしまっていたらしい。

なんて、ラノベのタイトルっぽい感慨を抱いてしまう、

私であった──────────。

クトゥルフさん「あゆらちゃんは最強無敵。ママ、嘘つかない」(ドヤァ

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