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モモちゃんとアカネちゃんの本
赤ちゃん向けの絵本「いないいないばあ」の絵本で有名な松谷みよ子さんの絵本シリーズ。このシリーズは、ファンタジーでもありながら、松谷みよ子さんの家族をモデルにしており、実体験とかに沿っている部分も多い。
登場人物も個性豊かである。くまさんだったり、飼い猫のぷーはよくしゃべったり、靴下は旅をしちゃったり。特に印象深いのはシリーズ1作目。カラフルな布おむつを縫ったりというのがあった気がする。お野菜さんの話とか。死神さんが出てきたり。シリーズを重ねていくにつれ、離婚の話が出てきたり、パパが亡くなる話も出てきたりする。
もう何十年も読んでいないのであるが、今でも印象的なのは、離婚するという話で、歩く木の話が出てきたこと。このままではお互いに枯れてしまうといった感じだったと思うのであるが。
今読み直してみると新たな発見がたくさんありそうである。子どもに読ませがてら読み返してみようかな。