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星の王子さま
サンテグジュペリの作品。これも子どもではなく大人に読んでほしい本であり、読めば読むほど味が出てくる本なのかもしれない。1943年に出版され世界中で愛されている物語である。
「おとなは、だれも、はじめはこどもだった。」
パイロットであるぼくが不時着した砂漠で王子様とであうとこから始まる。
「大切なものは目に見えない。」この名言だけは、本の内容がうろ覚えになってきても忘れられないのである。
象を丸のみしたうわばみの絵とか、ケースに入れて大事に大事にバラを育ててたとか印象的な場面はいくつもあって、最後に王子さまが倒れるイラストも印象深い。
岩波の少年文庫で読んだのが最初。色々な翻訳が出る中で池澤夏樹さんの翻訳バージョンを買って読んで、勉強のために英語バージョンもかったけど読み終わらないままどこに行ったのやら。いろんな方の翻訳のこの本を並べて読み比べてみるのもおもしろそうである。