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百万回生きたねこ
佐野洋子さんの絵本。でもこの本は子どもではなく、大人がよんで染み入る話な気がする。1977年に出版されたこの本を読んだのはいつだったのだろうか。いつ読んだかは覚えていない、でも今でも持っている絵本であり、子どもに読み聞かせたり何度も読み返してしまう本。
百万回生きた猫は、最後には、もう生き返らなかったのである。愛を知り、家族をはぐくみ、子どもが自立をして年老いて、大事な伴侶を亡くして、初めて悲しみをしり、涙を流し、そして彼も長い長い眠りにつくのである。
100万回生きた話はなかなか死因がシュールだったりして、そこにも作者自身の思いが含まれているのかな。猫が死んだことで戦争が終わったり、何かの契機になっている。彼は愛され続けていたのだなと。