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逆さの吸血鬼〜運命は巡り、彼は愛を知る〜  作者: Hours
第2章 繋がれた鎖、抜け出せない枷

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『創造神話』


神は、ただあった。そこに。

彼は完全で。無限であった。


地もあった。天もあった。全ては神の元、泰平に存在した。


しかし彼は完全である故に、不完全という矛盾を持っていた。


そうしていつの頃か、神は自分を創り出そうとする。


唯一知ることのできぬ自分という存在を。


不完全を補うための存在を。


そして、うまれたのが花の女神フィオーレである。


かの女神は、しかし「神」ではなかった。


「死」を持つ、不完全な存在であった。


そして、神は木、水、火、土、風を生み出した。


しかし彼らもまた、完全ではなかった。


女神の生は消えていく、一方である。


そしてある日、女神は地を見下ろしていった。


地に降りましょうと。


神と同一でない存在が天にあるのは相応しくない。


終わりを司るものは地に、

始まりを司るものは天にてありましょうと。


神はそれを許そうとはしなかったが、女神の気持ちは変わらなかった。


神は女神のために、その体に光をもたらした。


暗がりの中でもその光を頼りに生きなさいと。


そして地上で、神と女神の子として生まれたのが光である。


神の愛から生まれたものが光だとして、闇は女神が地に降りてしまった、神の悲しみから作り出したものだとされている。


そして神は、悲しみの涙を流し続けているという。


創造神話:第一章一部


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