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ネタバレあり。第一章時点で明かせる情報です。
説明が下手でややこしいことになってます。
作中でもっと分かりやすく書いていくつもりなので、見なくても良い。
⬜︎フローラがルークの元に預けられた背景である、大戦について。
◯大戦: 聖国、魔法大国、南島連合国が聖国の内乱を発端に争ったこと。後の世には「宗教大戦」と呼ばれる。
期間としては比較的短く、聖国の属国であった「盛花国」の女王マリーが初めて表舞台に立ち、その権謀術数の腕を振るったことが有名。
聖国は大戦であるとは対外的に認めて居らず、故に公の場では聖国間の内乱として扱われる。
魔法大国、南島連合国もそれに準じるように内乱を収めるための協力であったと公言しており、完全な終戦の形をとってはいない。
この三国間の軋轢は残っている。
大戦は形としてマリー女王が北の魔法大国、南島連合国を追い込み、周辺国とこの二国に対抗するための同盟を結んだことで決着したとされている。※同盟の内容は、この二国から攻撃を受けた際は共同で撃破するというもの。
ここで終戦、決着の形を見せたのは盛花国女王マリーが同盟の代表者に台頭し、二国を牽制したことも要因の一つだった。
◯聖国の内乱:聖国教会、エルデシーナ神教教皇が逝去。二つの流派に分かれる。皇帝も床につき政争をまとめる、収めるべき人物が不在していたことでこの対立が悪化。教皇選出から始まる対立が、次期皇帝選への対立につながり内戦、内乱が勃発。
現在ではこの争いに関係していなかった第三皇子が皇帝に、聖職者であった前皇帝の末の弟が教皇の地位についている。この背景にもマリー女王が関連。
ちなみに教皇の権力は皇帝に次ぐものとされる。
教皇:聖国皇族の誰か(皇帝の兄弟であることが多い)
⬜︎第一章の舞台、盛花国について
◯盛花国:初代が花が咲き誇る国にしたいと言ったことから、この国名になったとされる。
表舞台に立つことは決してなかった国だったが大戦を機に、聖国の影から顔を出した。
三年前に完全に聖国から独立する。独立は盛花国自身の望みではなく、聖国側から賠償金代わりに押し付けられたもの。
花が年中咲き誇っており、国の都市リースの中央にはエデンと呼ばれる花園が存在する。
◯盛花国王族:聖国と起源を同じくし、聖国皇族と同一の血筋を持つ。神の血をひく一族とされ、彼らの治世に誤りは一つとして無いといわれる。
公の場に現れず、幻の存在としても崇められていた。王権神授的な立場の人々。
完全に外界から離れた生活をしているので、特徴的な性格を持つ。臣下との関係が親密。
⬜︎盛花国王族の特徴
◯女神の福音:盛花国王族の特徴を表す言葉であり、ひいては特殊な黄金色のことを言う。生粋の神官、聖職者であればこの色を誤ることはありえない。
また特に一部の王族女性は、普通の人間と異なり、成長スピードが遅いなどの特徴がある。赤ん坊の時間が長いほど、強い力を持つ。
◯聖樹:盛花国王城プロミシオン内、聖樹の間に存在する謎の大樹。ここに来るためには順序を間違えず、路を通る必要があり三家、王族の中でも認められたものしか入れない。
王族が管理する、秘中の秘。
ルークの目でもどこまで広がっているか、わからないほどの大きさを持つ。
◯三家
「守り手」:機密事項のため詳細は不明。いわゆる忍者のようなもの。
「討ち手」:アグレッソ・セカンダリー家。サリィがこの主家の娘。
攻撃能力に秀で、主人に敵対するものを討つ。側近の役割を負うことが多い。
「写し身」:コピリエ・ターシャリー家。
表に滅多に出ない王族の影武者。聖国とは切って離せない関係である盛花国は、年に何度か聖国に赴く必要があるため、その際に代役として表に出ることが多い。
能力値は上の中程度であり、ルル、メルは突然変異。
王族の特殊さゆえに、乳母の役目を負うことが多い。
◯四季
第一章時点では、秋と冬の間くらい。太陽の満ち欠け、寒暖差によって区別される。
◯暦
分かりやすく、日本と同じ365日。
⬜︎地下都市
◯根天都市
裏の人間であれば、一度は訪れることを望む都市。吸血鬼達にとっての楽園。
門は時間によって閉ざされ、許認可を得ていなければ入る事も不可能な場所。許認可にもクラスがあり、入れる段階が異なる。
ルークの場合は認証を省略されているが、本来は各所の門司(関所)が存在しそこから入る。でなければ、精力あるいは魔力を吸い取られ動けなくなるため。
強力な吸血鬼達であれば問題はない。
◯エンドマーク職業斡旋所及びフィロソフィア商会。
根天都市における最大の裏組織、商会。ルークは紹介所と呼んでいる。最深部に存在し、階級ごとに侵入できる層が変わる。
ドアノッカーを4回叩くことが許されているのは、最深部に侵入することが許され、それ以上にエンドマーク職業斡旋所そのものにとって重要な人物のみ。
⬜︎魔法、魔術について。
◯魔法:属性は木、水、火、土、風。そして、闇と光。初めの5属性はそれぞれを司る種族があり、一般の人間にも稀に出現する。その人間を魔法使いと呼ぶ。
闇は魔物の属性。混沌の象徴である。
そして、光、聖属性とも呼ばれるそれは聖国の教会の人間にのみしか出現することのない属性とされる。
しかし盛花国王族は、この中のどの属性にも当たらない。
第一章の終わり、フローラが落ちてきた時点ではフローラは魔法の基礎知識しか知らず、ホリー殿下に軽く力の使い方を教えてもらい、使用していた。よって、ホリー殿下は激怒していた。
◯魔術:上記の魔法を汎用化したもの。等式や魔術式により形式化された魔力の流れによって、魔法を統合化し多種多様な効果を生み出した。
しかし威力が高いものや特殊効果を生み出すものほど、複雑な魔法陣・魔術式が必要なため、魔術師は魔法使いよりも地味な仕事についていることが多い。その難しさゆえにルークのように落雷を生み出し、天地を操ることはできないとされている。
ちなみにフローラを呼び戻すために用いられたのは、最高難易度の転移の術式(召喚ではない)。ルルとメルが用いていた転移ポートと呼ばれるものは、これを利用している(超高額)。座標軸を間違えると、異次元に突っ込む。




