表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

やっと街についた

冬架とネリネはいまだこの樹の中で雨宿りをしている。

「ネリネ、あのさ」

「なんですか?」

「とりあえず街に行きたい」

「そうですね…そうだ、スイレンはステータス見れました?」

「いや?」

「じゃあ、ステータスオープンって言って手を…」

「ステータスオープン!」

目の前にはHPなどの各能力値がわかるボードが現れた。

「なんだ?これ…」

「僕、初めて見ました…ステータスボード…」

聞き終える前にやってしまったので少しだけネリネが怒っているように見えたがステータスボードを見たらボーッとしている。

「そんなにめずらいしいのか?」

「珍しいですよ!すっごく!」

このステータスボードを見れるのは五億人に一人と言われてるらしい。

「見える人は…この国の王様ですかね」

「会ってみたいなその王様」

「はい、国民契約に行く際会いますよ」

「じゃあさっさといこうぜ」

「はい!」

雨も収まり、太陽が雲から顔をだした。

「さて、行きますか~」

「はい!そうですね!」

歩いていると、目の前に魔物が怒っているように現れた。

「…どうするんだ?」

「もちろん戦いますよ!」

冬架はため息をついてから思いっきり殴った。

20のダメージ。

魔物は倒れた。

経験値を20もらった。

魔物から木の板がドロップした。

「おっ、なんか落としたぞ?」

「スイレンなら使えるかもしれません…アイテムボックスと…」

「アイテムボックス!」

すると、腰の位置らへんに渦みたいなものが浮かんでいた

「ネリネ、出た!」

「…」

「ネリネ?…あ…ごめんて!」

また、話を最後まで聞かなかったのでネリネは怒ってしまった。

何回も謝る冬架を見て、ネリネは許した。

「今度からちゃんと最後まで話を聞いてくださいね」

「はーい」

しばらくあるいていると、街が見えてきた。

指を指しながら説明する。

早く行きたいのか止まらない。

「あそこはガール王国のタズシカ街です」

「王国ってどれくらいあるんだ?」

「8国です」

「へぇー」

「八星の国なんて呼ばれてます」

「なぜ?」

「国の真ん中に星が地面に描かれているんですよ!」

「見に行きたいなそれ」

「夜になるととても綺麗なんですよ!!」

ネリネは興奮状態だ。

「はいはい、わかったから」

「五十年に一度だけ8国の星が空で重なるんです…それがとても綺麗で…」

「八星…か」

「まぁ、8国のひとつはもう…」

「?今なんか言ったか?」

「…いえなんでもありません」

本当は聞こえた。

聞いてもいいのかわからなかったから、濁した。

そろそろ門が見えてくる頃だ。

門の前には門番がいた。

門番の肩には妖精が見えた。

ネリネと同じくらいの妖精だ。

ネリネが交渉しに行った。

戻ってくるのに時間はかからなかった。

門番はすぐに門を開けてくれた。

ガール王国に足を踏み入れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ