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この世界について

この前投稿した「異世界に飛ばされたんだが」のサブタイトルのことを勘違いしてしまいました。

申し訳ございません。



「パートナー?」

「はい、パートナーです!」

こいつかが言うには精が見えた人は自然にその精と一緒に過ごすという下らないルールがあるらしい。

「因みにそのルールを破るとどうなる?」

「もちろん、死にます」

「!?」

「当たり前じゃないですか!」

ルールを守るのが第一だな。

「他のルールは?あとどれくらいある?」

「いきなり質問攻めですか…」

「しょうがないだろ、おれだって何故かここに来ちゃったんだからよ」

「ということは、まさか異世界人ですか?」

「まぁ、そういうことになるな」

「僕、はじめて見ました!異世界人!」「ああーそー」

「なら、全てを教えますね!」

「よろしくたの…」

ザーー。

雨が降ってきた。

「雨宿りでもするか、来いよ水の精」

「はい!」

雨宿りの出来そうなところを水の精に案内してもらった。

水の精が案内したのは大きな大きな樹だった。

「この穴に入ってください」

「おお…これならしばらくいれるな」

「この樹は僕のお気にいりなんだ」

「へぇー、確かに居心地いいしな。わかるなその気持ち」

その樹の中は、とても温かくいい温度をしていた。

仲の広さは大人が四人くらいごろ寝ができるくらいだった。

「あっ、ルールを説明しますね!」

「おう、よろしくたのむ」

ルールはあまりない。

精と一緒に過ごすこと。

犯罪行為をした場合、裁判を行い判決を下す。そして、もし逃げたとしたら容赦なく殺す。

動物に危害を加えたらマイナス5。

その他違法なことをしているのが発覚した場合マイナス50。

「ん?マイナスって?」

「この世界では国民一人一人に二年にカードが配られるんです」

「カード?」

「はい、ライフカードといいます」

二年に一度、カードが配られる。

そのカードの内容は言葉通りに命について

一歳から五歳まではそのカードは配られない。意味がわからないからな。

そのライフカードは最初100ポイントある。

「減らすことがあるなら増やすこともあるのか?」

「もちろん!モンスターや良いことをすると上がっていくよ~」

「へー、最高どれくらい?」

「三騎士の一人で600万ポイントかな」

「ん?三騎士?」

「はい、三騎士はこの国で強い人達です」

「ふぇー」

一人は剣、もう一人は弓、最後の一人は槍

国王が開催するグランプリで優勝したら英雄として魔族を倒しに行く。

「魔族?」

「はい、魔族はこの世界で存在してはならないものです」

「そんなにいうか?」

「魔族は無差別に人を殺すんです」

「…そいつらはライフカード無いのか?」

「あったとしても意味がないのです」

「意味がない?」

「ライフカードを壊しているんです」

「壊したら死ぬんじゃ?」

「壊すという行為は犯罪です。ですが、魔族は…禁忌を犯してでも…」

話ながら水の精はなみだをながしていた。

「わかった。もういい」

「すみません」

「えっと…水の精だっけ?お前名前は?」

「名前などありません」

「じゃあ…つけていか?言いにくいからよ」

「んー…ネリネ」

「ネリネ?」

「ああ、元々住んでいた世界で俺の家は花屋だったんだよ」

「花屋…」

「母の影響でな、俺も花言葉とか覚えちまってよ」

ネリネの花言葉は《華やか》《忍耐》《箱入り娘》。

「いいですね!」

「華やかって意味でとらえてな」

「はい!」

「これからよろしくネリネ」

「はい…あれ?あなたの名前は…?」

「あっすまん、俺は睡蓮冬架だ」

「スイレンさんですか」

「スイレンでいい」

「よろしくな」

「よろしくです!」



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