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4話 協会登録②

<4話 協会登録②>



協会に戻ってしばらくすると、協会にある部屋の中からイリスが出てきた。

「あっ、ハヤテどうだった?」

イリスが聞いてきたので、

「(合格だったよ、簡単すぎて拍子抜けしたくらい)」

「そうなんだ、こっちも今ユーリさんが試験の採点してくれているの、大丈夫だと思うけど……、あっ、来た」

「お待たせしました、イリス様。ロックスの方も戻ってきているようですね。そちらはどうでしたか?」

「問題なく合格ですね」

「そうですか、こちらのイリス様も試験の方の採点も終わりました。まさか満点とは思いませんでしたが、さすがマリー様の娘さんですね」

どうやら、イリスの方も問題なく合格したようだ。

まさかの満点とは、さすがイリスだ。

あれだけ勉強していたら当たり前か、ちなみに7割以上の正解で合格らしい。

「では、どちらも問題なかったようなので次に移ります。あっ、現時点でイリス様はモンスターテイマーの資格、ハヤテの方はイリス様のパートナーとして認められます。こちらがそれの証明となりますのでお受け取り下さい」

そう言って、マリーさんが小さなカードをイリスに渡してくる。

「わー、見て見てハヤテ。テイマーカードだよ」

そう言ってイリスが俺にカードを見せくる。

すると、マリーさんが、

「イリス様は今日からモンスターテイマーとなられます。

わかっておられると思いますが、一応説明しますと今イリス様にお渡ししたのはテイマーカードです。

イリス様はなられたばかりなのでFランクからスタートとなります。

ランクによってカードの色も変わってきます。

ランクは下からF・E・D・C・B・A・Sランクとなっていて、F・E・Dランクがブロンズカード、C・Bランクがシルバーカード、Aランクがゴールドカード、Sランクがプラチナカードになります。ランクを上げるには大会で優秀な成績をあげたり、モンスター協会の出しているクエストをクリアしたりすることで評価されることで上がります。今の時点で何か質問はありますか?」

「いえ、大丈夫です」

「わかりました。次にカードの裏をご覧ください。そちらにパートナーの名前が記載されていると思いますが大丈夫でしょうか?」

「あっ、はい、書いてあります。横にFランクって書いてあります」

「はい。パートナーの方にもランクがあり、そちらの方も一番下がFで一番上がSランクとなっております」

「わかりました。じゃあ、大会とかに出るときは、そのランクの大会にしか出れないのでしょうか?」

「いえ、原則として一つ上のランクの大会やクエストは受けることはできますが、大会で負け続けると、ランクが下がったり、クエストに失敗すると、違約金が発生しますので、自身のランクにあったものを受ける事をお勧めします」

その後も、イリスがいくつか質問をし、受付のユーリさんが答えるといったことを数回繰り返し、イリスの聞きたいことが終わり、最後にユーリさんから試しに何かクエストを受けてみるかどうか聞かれる。

「うーん?どうしよっか、ハヤテ」

「(どんなのがあるか聞いてみてからでもいいんじゃないか?)」

「そうだね。ユーリさん、今私が受けられるクエストって何かありますか?」

「ちょっとお待ちください」

ユーリさんがクエストの一覧をイリスに見せようとする。

「(そういえばイリスのスキルは何なのか調べてもらったのか?)」

と俺がすっかり忘れていたことをイリスに聞くと、

「あっ、忘れてた」

と言ってユーリさんに、

「すみません、スキルの方まだ調べてもらってないんですけど、お願いできますか?」


まだまだ話数は少ないですが、感想・評価・ブクマいただけると作者のやる気につながります。私の連載中別作品「異世界に召喚された俺は眷属達と共に楽しく過ごしたい(仮)」もよろしくお願いします。

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